今回は3年以上使い込んだベルルッティのランドジップ財布を紹介&レビューします。興味のある方も多いのではないでしょうか。良いところ、悪いところを語っていきます。
ベルルッティってどんなブランド?
1895年に創業された100年以上の歴史を持つ高級紳士靴ブランドです。
創業者はアレッサンドロ・ベルルッティで、ベルルッティの「アレッサンドロ」という人気モデルに名前を残していますね。
顧客にはピカソや、ジャン・コクトー、アンディ・ウォーホルなどのセレブも多く、世界中から愛されています。アンディ・ウォーホルの名を冠したローファー「アンディ」はベルルッティの代表作の1つです。
ベルルッティをベルルッティたらしめているのは以下の3つでしょう。
- ヴェネツィア・レザー
- パティーヌ
- カリグラフィ
ヴェネツィア・レザーってなに?
非常に高品質な「謎の革」です。
なんで謎なのかというと、ベルルッティのみが使用できるからです。
ベルルッティが勝手に名乗ってるって可能性もありますが、確かに革の品質は非常に高いと思います。値段を考えれば当たり前ですが…。
特徴は以下。
- 耐久性が高い
- 水に弱い
- 傷が付きやすい
- 柔らかくサラッとした手触り
パティーヌってなに?
染色技術です。革を1枚のキャンパスに見立てて様々な色を重ねていくことで深い奥行きと美しさを出します。
今回紹介している財布もブラックだけど濃淡があって箇所によってはアッシュグレーになっているのがわかると思います。
パティーヌを生み出したのは4代目のオルガ・ベルルッティで、門外不出の技術とされていましたが昨今では勉強して独自に学んだ人や、ベルルッティから独立した人が技術を提供しています。
カリグラフィってなに?
カリグラフィを直訳すると文字を美しく見せるための書法ことを言いますが、ベルルッティのカリグラフィは革全体に焼き付けられた「謎の文字」を指します。
古代フランス王室の手紙を使用しているんですが、内容は未だにわかっていないと店員さんに聞きました。ロマンですねー。愛する人へのラブレターなのか、それとも腹がいてーみたいな手紙なのか。
ベルルッティのランドジップ財布はこんな感じ。
ここからが本題です。財布も種類があるのでラウンドジップを検討している方もいるのではないでしょうか。
まずザっと中を説明していきましょう。
開くとこんな感じです。
謎なのがこの赤で囲った部分。
ここにはカードが入りません。
店員さんに聞いたところ、「写真入れ」とのこと。なんか向こうでは写真を財布に入れて持ち歩く人が多いんだとか。
日本人には当然のように使いどころが難しいです。
次に小銭入れとお札入れ。
小銭入れと、それを挟むようにお札入れがあります。
小銭入れは薄いのでそんなに入らないです。
最後にカード入れ。
カードは全部で7枚入れることができます。
多い、少ないは人によると思いますが斉藤さん。は十分でした。
クレジットカード×2、キャッシュカード×2、免許証の計5枚を入れています。
カード入れの裏にも収納があるので収納力は非常に高い財布だと思います。
ランドジップ財布を3年間使った感想。
さて、レビューです。正直に良いところと悪いところを書いていきます。
良いところ。
- 革の質
- 飽きることのないデザイン
- あふれ出る高級感
やっぱり革の質は良いですね。手触りも良いし。
デザインとか高級感は人によるかもしれませんが、好きで買ったままに飽きていないです。ベルルッティの財布は結構褒められることがありますね。
悪いところ。
- デカい。
- とにかくデカい
- デカくて邪魔
ええ。これが最大の欠点です。
もうねー、デカいんで邪魔なんですよ。スーツスタイルだと胸ポケットに入れるのが一番スマートなんですがデカくて入らない。デカい分収納力は高いんですが、ちょっと使いにくかった。
購入時に長財布+小銭入れと、このラウンドジップで悩んだんですが、、、。
まとめとしてはベルルッティの財布は素晴らしい。ただしラウンドジップはデカいので注意が必要だ。個人的には長財布+小銭入れがおススメだぞ。
って感じです。
斉藤さん。は今度買い替えるときは長財布+小銭入れにします。