1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

E.MARINELLAのソットブラッチョを5年使用したのでレビューする。

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今回は久々に鞄についてです。E.MARINELLA(マリネッラ)という世界有数のネクタイブランドが生み出した傑作クラッチバッグです。5年ほど使用したので徹底レビューします。

 

 

E.MARINELLA(マリネッラ)ってどんなブランド?

1914年にイタリアのナポリで創業したブランドで、E.MARINELLAは初代である「エウジェニオ・マリネッラ」のイニシャルから来ています。

現在では世界でも最高峰のネクタイブランドとして知られ、1994年にはナポリで開催されたG7で各国の首脳にマリネッラのネクタイがプレゼントされました。

ちなみに本店の営業時間は朝の7時からという ”なんで?” ってなる話なんですが、何かの雑誌で2代目のルイージ・マリネッラさんが「どこも店がやってなかったら困るだろ?ここにきてコーヒーでも飲んでくれればいいのさ」みたいなことを言っていて、すげーカッコいいなって思った記憶があります。

世界的に有名なネクタイブランドでありながら中々購入できないブランドでもあって、イタリアにはナポリとミラノ、日本では青山のミッドタウンと丸の内のみです。

ミッドタウンも丸の内も行きましたが小さいお店で驚いた記憶があります。

 

ソットブラッチョをご紹介します。

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購入したのはボルドーカラーです。購入しにミッドタウンに行ったときにボルドーとネイビーは売り切れていて、丸の内までその足で行って購入しました。

ちなみにソットブラッチョとはイタリア語で ”脇の下” って意味らしいです。

斉藤さん。は脇に挟むよりも手で鞄の下を持って歩くことが多いです。

この鞄はこのクラッチバッグの形状が基本形なんですが、突発的に荷物が増えても大丈夫なようになっています。

 

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こんな感じです。このブリーフケースの形状になるとA4サイズも普通に入るので荷物の少ない人はビジネスで使っても大丈夫です。

急に書類が…ってなったときには非常に重宝します。実際に斉藤さん。はビジネス使いしていますが助かったことがちょこちょこあります。

ただ、マチがあまりないのと革が薄めなので重いものは厳しいと思います。普通はそんなに重いものを入れることはないと思いますが。

 

5年使って良かったところイマイチなところ。

良かったところ。

一番はとても使いやすい。意外に思われる方もいるかもしれませんが使いやすいんです。クラッチバッグの状態だとあまり荷物は入りませんが、財布にパスケース、スマホくらいなら入るので問題ないんですよね。革が薄めなせいか軽いのも使いやすさに繋がっています。

次はデザイン性の良さ。これは人によるんですがやっぱりカッコいい。男女問わず褒められることが多いし、鞄をきっかけに話をすることも結構あります。

初対面でも話が転がるので重宝します。

「このカバン荷物入らなくて不便じゃないの?」

「実はこうやってブリーフケースになるんです」

「ええ!?」

みたいなやりとりが結構あります。

 

イマイチだったところ。

これは斉藤さん。の使い方のせいだと思うんですが、手で鞄の下を持つスタイルだと持つ場所が傷んでくるんです。革を手で直接もつので仕方がないかもしれません。総革の鞄は持ち手がどうしても手汗とかで傷んだりしますよね。

 

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写真の赤丸で囲ったあたりが傷んでいるところです。あと数年は使う予定ですが、あんまり酷くなるようだったら買い替えも検討する必要がありそうです。この耐久性だと一生モノというわけにはいかなそうです。

あとは特に無いんですが強いて言うなら人によっては紛失しやすいかも。網棚とかに載せて忘れるとかお店に忘れるとか。ただこれはクラッチバッグ全般に言えることですからね。

 

まとめ。

5年間使用したレビューということで、良いところもイマイチなところも包み隠さずに書かせていただきました。非常に気に入っているバッグなのでダメになったら再度購入する予定です。

ちなみにお値段は 52,000円(税別) です。確か5年前は税込み4万円台後半で購入した記憶がありますがちょっと値上げされているようです。ただ、マリネッラのネクタイが 30,000円以上することを考えると鞄でこの価格は安い方なのかもしれません。

個人的にはとてもおススメな鞄ではありますが、人を選ぶ鞄でもあるので万人におススメは出来ません。荷物をあまり持ち歩かない方、ちょっと大きめのクラッチバッグを検討している方は選択肢に入れても後悔しない鞄だと思います。

 

今回は以上です。ありがとうございました。