今回はリングヂャケットのオーダーフェア第3弾、後編となります。仕事帰りにピックアップしてきましたので早速オーダースーツをご紹介します。
オーダーフェアの過去記事はコチラ。
第1回が注文編、第2回が仮縫い編ですので読んでいない方は先に読んでいただけるとありがたいです。
オーダースーツの紹介はコチラ!
ジャケットの紹介。
写真が微妙で申し訳ない。
チャコール(ミディアム)グレーのヴィンテージトニックで仕立てたスーツです。
仕立ては「206フルオーダー」というリングヂャケットの最高峰のオーダーとなります。オーダーフェアでのみお願いが可能という仕立てです。
ハンガーに掛けた見た目ではそんなことはわからないと思います。
超ベーシックなグレースーツですしね。
トニックというのはモヘア(アンゴラ山羊の毛でつくった毛織物)生地なんですが、ザックリして表面はザラっとした感じですね。
写真からも伝わるかなと思いますがいかがでしょうか。
マニカカミーチャな肩。
この辺は通常のハンドメイドラインと同じだと思います。
襟裏はこんな感じ。
スーツの襟裏は見ることがほとんどないですが、この「見えないところへのこだわり」ってのが好きなんですよね。
とはいってもこれも通常のハンドメイドラインと同じです。
手縫いの本切羽。
春夏ですからここは重要なポイントです。
ちなみに通常は袖処理で手縫いの本切羽にすると 約10,000円 ほどしますが、今回はそもそも手縫いのオーダーとなるので無料です。
当たり前といえば当たり前ですがちょっとお得な気分。
トラウザーズの紹介。
人が穿かないとジャケット以上にわかり難いのがトラウザーズ。
今回はクラシカルということでツープリーツ、サイドアジャスターです。
下の写真の方がわかりやすいです。
近くから写真を撮るとこんな感じ。
サイドアジャスターということでベルトレスになります。
なかなか雰囲気があると思うんですがいかがでしょうか。
クラシックにいくぜ!
ってことでジップではなく、ボタンフライにしました。
やっぱり手縫いになると手仕事を少しでも味わいたいのが人の性。
ボタンが増えるわけです。
トイレに行きにくそう?
「ダンディズムとはやせ我慢のことである」
有名な言葉のとおりです。話しが大きすぎますかね。
内側はこんな感じです。
サスペンダー用のボタンが付いています。
サスペンダーも欲しいんですが、問題は今の仕事現場。
ジャケットの着用NGとかいうアホな現場なのでサスペンダーが丸見えになっちゃうんですよねー。
それはちょっと恥ずかしいので保留。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
全部で3回に渡ってお送りしたリングヂャケットの春夏オーダーフェアでした。最終的に非常に素晴らしい満足の行くスーツが出来上がりました。
着用レポートは別途やりますので興味がある方は是非ご覧いただければ。
ちなみに最後なのでお値段を発表しますが、ちょっとドン引きかもしれません。
えーっと、お値段 410,400(税込) となります!
いやー、興味がない人からするとバカですよね。
自分が今まで所有していたスーツで一番高かったものの倍以上です。
ていうか消費税が 30,400円 って高すぎるだろ…。
このお金があれば家族でハワイ旅行にもいけるわけで、ちょっと良心の呵責を覚えないわけではないですが、斉藤さん。の考えではハワイ旅行もいけばいいんですよ。
出費を減らすよりも収入を増やすことを考える方が人生は楽しい。
いや、ホントに。
貯金も目減りしましたがまた稼げばいいんですよ。
さぁ、頑張っていきましょう!
今回は以上です。ありがとうございました。