1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

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企画結果!COCON(ココン) ディエチピエゲタイ 購入レビュー!

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今回は先日実施した企画の結果購入したCOCON(ココン)のディエチピエゲ(10回折り)で作られたネクタイをレビューします。

 

 

企画内容はコチラ。

まずはコチラをご覧ください。 

www.1978.tokyo

 

正直0票もあるな、と思っていたのですが5票もいただきました。

しかも全部バラけるというのも予想外でした。

最終的に今回購入したCOCON(ココン)が2票という結果に。

これも一番なさそうだと思っていたのが来ました。

せっかくなので気合入れてレビューします。

 

COCON(ココン)ってどんなブランド?

2011年に創業したネクタイ専業ブランドで、フランス語で繭を表す「COCON」と、古き良き日本の伝統文化を今に伝えるという「古今」の意味が込められた名前とのことです。

「シルクのネクタイが持つ本当の美しさと、日本が持つ世界最高峰の織物技術と加工技術を、時を超えて伝えていきたい」

素晴らしいブランドコンセプトです。

世界でも最高峰の絹の産地である日本において厳選された最上級の6Aランクの原糸を使い、卓越した技術を持つ群馬の老舗撚糸工場で絹に余計なストレスを一切与えないよう甘撚りを行い、古来より日本の染色を担ってきた京都の老舗染色場で職人の手により一切の妥協を許さず染色する。
こうやって生まれてくる生地を使って熟練の職人がハンドメイドで1本1本生み出しているネクタイが今回紹介するCOCON(ココン)です。

 

ディエチピエゲ(10回折り)Wフェイスツイルソリッドネクタイ

朝と夜で写真がだいぶ違う雰囲気になったのでそれぞれ分けて見ていただきましょう。夜に撮った写真でいまいちなものを朝撮りなおしたら発見しました。ディティールの紹介とかがとっ散らかっちゃいましたがそこはご愛敬ということで。

夜の顔

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エッッロ

 

なんかもうエロいっす。

何この滑りのある光沢感。

これがおそらく群馬の老舗撚糸工場で甘撚りによる生み出される『絹本来の光沢感』なのかもしれません。絹糸は強く撚れば撚るほど光沢感が失われてしまうようですが、このネクタイの光沢感たるや表現するのが難しいほどです。

 

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ちなみにココンのネクタイはこの付け糸を自分で抜く必要があります。

生地を折ってネクタイに仕立てていくというディエチピエゲや、セッテピエゲの場合、折り目が表生地にアタリとなって出ることがあるようで、それを防ぐために『捨て芯』が用意されています。

それをこの付け糸で留めているというわけです。

 

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大剣からこんな感じでスルっと捨て芯を抜きます。

 

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捨て芯を抜いたあとはこんな感じ。

 

朝の顔

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エロ成分減少

 

光沢感はあるんですが滑るような感じではないです。

同じように写真を撮ったのに雰囲気が違うので驚きました。

何というか表情が柔らかくなったように見えます。いかがでしょう?

 

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ココンは『リミテッドエディションライン』と『レディメイドライン』の2つのラインがありますが、『リミテッドエディションライン』の特徴は同じ生地に対して8本しか生産されない、1日に1本しか作成できないということが挙げられます。

斉藤さん。が購入したのは7本目ということですね。

ちなみにどちらのラインもハンドメイドであることは変わりません。

 

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閂留め(かんぬきどめ)と言われるものですが、ココンは馬蹄型本閂というオリジナル仕様です。ハンドメイドならではですね。

これによって大剣の裏から折り方を見るときのストッパーの役目を果たしてくれます。逆に言うとこれがないと布に戻せちゃいそう。

 

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小剣の裏もこんな感じで綺麗に折り込まれています。

大剣の裏は事項でお見せします。

 

ディエチピエゲとセッテピエゲの比較はコチラ。

マニアックな人は知りたいでしょう?

ディエチピエゲ(10回折り)とセッテピエゲ(7回折り)の違いを比べました。

 

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まずはディエチピエゲ(10回折り)の大剣裏からです。

上で紹介した閂留めがあるためこれ以上は広げられません。

黒いのは芯地です。ココンオリジナルのシルク芯地で、通常セッテピエゲやディエチピエゲは芯地をつかわないのですが、表生地にアタリが出ないようにするのと、適度なノットを作り出すのが目的とのこと。他にも色々なこだわりがこめられているようですので興味がある方は購入ページをご覧ください。

ちなみに全てのセッテピエゲ、ディエチピエゲに芯地があるわけではないようです。斉藤さん。が所有しているものでも芯地なしがあるので使い分けているのだと思います。

 

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続いてセッテピエゲ(7回折り)の大剣裏です。

明らかに折り方が違うのがわかるかと思います。

クワトロピエゲ(4つ折り)もセッテピエゲと呼ばれる事がありますが、ココンでは本当の意味での7つ折りにこだわっているとのことです。

 

写真で折り方の違いはわかっていただけたと思いますが、実際どう違うのか?

簡単に言えば厚みが違う、ボリュームが違うということです。

拙い説明で申し訳ありませんが、セッテピエゲの方が柔らかく、ディエチピエゲの方が重厚であるというのが斉藤さん。の感覚です。

もちろん生地にもよりますが写真で比較に使ったのはどちらも「Wフェイスツイルソリッドネクタイ」で折り方がディエチピエゲかセッテピエゲかの違いだけです。どちらも張りと腰のあるネクタイですがディエチピエゲの方が肉厚です。

個人的にですがどちらが優れているということではなく、趣味の範疇だと感じています。どっちの雰囲気が好きか。それだけかなと。

 

COCON(ココン)の良いところ悪いところ

まず良いところはとにかく質が高いということ。間違いなく日本で最高峰のネクタイだと思います。価格も品質を考えると 23,760円(税込) は素晴らしい。

次に悪いところですが、強いて言うなら耐久性でしょうか。斉藤さん。の使い方、使用頻度の問題もあるかと思いますが痛みが早いように感じています。あとは価格。いきなり矛盾しているようですが、2013年当初は 19,950円(税込) という正に破格のお値段でした。まぁ消費税の増税があったので比較がおかしいんですが。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

斉藤さん。がはじめてCOCON(ココン)のネクタイを購入したのが2013年でした。それから今回で4本目となるディエチピエゲタイをご紹介させていただきました。

内訳はディエチピエゲが3本、セッテピエゲが1本です。

良いところ悪いところにも書きましたが質は本当に良いです。生地も仕立ても一級品です。ただ、服もそうですが良い生地というのは傷みやすいものなんですよね。そこは割り切りだと思いますが。

セッテピエゲタイ、ディエチピエゲタイとしては質、価格ともに魅力的な一本なのは間違いないので興味がある方は検討してみてはいかがでしょうか。

 

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斉藤さん。が購入したのはコチラ。

 

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似た雰囲気のセッテピエゲタイ。

 

世の中にはドディチピエゲ(12回折り)というネクタイもあるようですが、いつかは手にしてみたいものです。

今回は以上です。ありがとうございました。