さあ、2018年秋冬リングヂャケットのオーダーフェアに行ってきましたよ。今回は前編ということで注文編をレポートしたいと思います。今回も前編・中編・後編でお送りする予定です。
オーダーフェアについての過去記事。
仕立てるかどうか検討している、という記事です。
まずは生地選びです!
『今回は大豊作です』
そんな言葉とともに生地見本を渡されて見させていただきました。スーツ用の生地、ジャケット用の生地ともに大量です。FOX(フォックス)、Joshua Ellis(ジョシュアエリス)、CARLO BARBERA(カルロ・バルベラ)、それから春夏オーダーフェアで仕立てたDORMEUIL(ドーメル)あたりが多かったですね。
スーツ生地だとフランネルが多かったです。どれも雰囲気のある生地でしたが、ジャケットはそれを上回るような素晴らしい生地が目白押しでした(あくまで個人的な意見)。なのであまり迷わずにジャケットにすることを決めることができました。
大量にあるジャケット生地から3つに絞り込みました。候補はクラシカルな英国調フランネル、ベーシックなネイビーのカシミヤ、超レア生地であるカシミヤ超えウールの3種類。お値段もこの順番で高くなりますが、値段云々は別にしてどれも素晴らしい。
本当に悩んだんですが昨年購入したリングヂャケット206ジャケットがブラウンの千鳥格子だったことと、秋冬のネイビージャケットを現在所有していないことからネイビーのカシミヤに決めました。
それがこちら。
ちょっとグレーっぽく見えますが実物は黒に近いネイビーです。カシミヤですが肉厚な生地で上品なカシミヤとは違う、ちょっと武骨なカシミヤです。
選んだディティールはこんな感じ。
まずはシングルジャケットかダブルジャケットかですよね。
当然悩みましたが所有しているリングヂャケットのジャケットは全てシングルなのと、今年40を迎えるということで特別なアイテムにしたかったのでダブルを選びました。やっぱりダブルの方がちょっと特別感があるんですよね。
ボタンはメタルボタンという選択肢もありましたが、せっかくベーシックなネイビージャケットにすると決めたのでダークブラウンの水牛ボタン。
裏地もブラウンで総裏にしました。袖裏は勧められたとおりのホワイトにレッドとブラックのストライプ。
袖の処理とか聞かれませんでしたが、たぶん手縫いの本切羽になると思います。それ以外を選ぶ理由もないですしね。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は注文編をお届けしました。いやー、もうホントに良い生地が目白押しで眼福でした。良い目の保養ができたなと。
採寸は特に書いていませんがちゃんとしています。特に書くことがなかったので割愛ということで(笑)
次回の中編では仮縫い編の予定です。
お値段は最後の後編でお知らせしますね。
今回は以上です。ありがとうございました。