1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

メイド・イン・ジャパン神話の理想と現実!?神話は崩壊したのか?

f:id:magic_0147:20170928002129j:plain

今回は久しぶりに時事ネタです。いつも通り気になる記事があったので紹介と拝読して思ったことを述べていこうかなと。メイドインジャパンといえば高品質!そうも言えない現実があるようです。是非読んでいただきたい。

 

 

元の記事はコチラをご覧ください。

toyokeizai.net

 

メイドインジャパンのオーダーシャツブランドを立ち上げようとした筆者が、国内の縫製工場を訪問して感じたことを率直に述べられているので説得力があります。

簡単に要約するとこんな感じ。

  • メイドインジャパンを謳いながら外国人実習生ばかりの工場がある。実習期間が終われば帰国するので技術が蓄積されず品質の維持・向上に影響がある。
  • オリジナルのパターンを持ち込んでも作業工程が異なるからと断られ、手刺繍をと言えばミシン以外は出来ないと断られる。一定のクオリティのものを納期通りにと考えれば優れているが、オリジナリティは出せず似たり寄ったりになる。
  • ベトナムではそんなことはない。民族衣装のアオザイはオーダーメイドそのものということもあってオーダーメイドに対する下地が十分なある。
  • 品質を担保出来るのであればメイドインジャパンにこだわる必要はないのではないか。

要約もちょっと長くなってしまいました。

頷けることも多く面白いので時間がある方は是非元の記事をご覧いただければと思います。

 

記事の感想はコチラ。

正直に言ってその通りだと思いました。品質が担保出来るのであればメイドインジャパンじゃなくても良いと思います。

あれ?コイツちょっと前の記事とかでメイドインジャパン信者みたいなこと言ってなかったか?と思った方。それも間違ってないです。

出来ることならメイドインジャパンを応援したいし、今でもメイドインジャパンの底力を信じています。実際当ブログで紹介したアイテムはメイドインジャパンのものが多く、どれも価格に見合う素晴らしいものが多いです。

その一方で紹介してませんが、確かにメイドインジャパンのオーダーメイドシャツで「まぁこんなもんか?」って思ったこともあります。決して悪くなかったんですがその後に追加で注文はしていないですね。

メイドインジャパンと聞いてイメージする品質を体現するブランドもあれば、「ふーん」ってのもあるんです。「ふーん」であれば別に中国やベトナムで作ったって良いと思いますし、実際クオリティに差がないならメイドインジャパンは無駄に高いだけですよね。

でもじゃあメイドインジャパン神話は崩壊か?と言われればそんなことは絶対にないんですよ。例えば今年購入したものでも991のニットや、LUEGOの財布は素晴らしいものでした。特にLUEGOの財布なんかイタリア等の欧米でこの財布作ったら倍以上するだろうというクオリティですから。COCONのネクタイなんかも先日クリーニングに出したら驚かれたクオリティです。

「メイドインジャパン」という言葉が今後どうなるのかわかりませんが、斉藤さん。はわりと楽観視してるんですよね。やっぱりイメージを損なわない高品質なものをちゃんと作っていると思うので。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回は時事ネタを紹介しましたが皆様はどう思われたでしょうか。メイドインジャパン神話は崩壊していくのか。それとも斉藤さん。が楽観視しているように気にする必要がないのか。

願わくば自分の子供、孫の時代に「モノ作り大国日本」であって欲しいものです。一度失われたら取り戻すのは難しいですからね。

 

今回は以上です。ありがとうございました。