先日愛用していたアルマーニのベルトがお亡くなりになったので、代わりに購入したのが長沢ベルト工業のベルト。アルマーニと同じブラックです。今回はベーシックラインのキップレザーを購入したのでご覧ください。
長沢ベルト工業との出会いはコチラ。
気が付けばもう2年前になるんですね。ベルトってなかなか買わないのでだいぶご無沙汰となってしまいました。
前回購入したのはブラウンのブライドルレザーですが、今回はブラックのキップレザーです。革の質感とか全然違いますので是非比較していただければ。
キップレザーってどんな革?
聞きなれない方も多いかもしれませんね。
キップレザーは牛の革です。あれ?牛ってカーフじゃないの?と思った方、それも間違いではありません。
牛革というのは牛の成長度合いによって名前が変わるんですね。
・カーフレザー
生後6ヶ月までの仔牛の原皮をつかった革のこと。きめ細やかで傷が少なく、更に仔牛のため取れる量も少ない。牛革でもっとも高額な革。
・キップレザー
生後6ヶ月〜2年までの原皮をつかった革のこと。カーフよりも厚くて丈夫。
・カウレザー
2年以上育った去勢したオスの原皮をつかった革のこと。柔らかさ、きめ細やかさは劣るものの、厚みがあって非常に丈夫。
今回購入したのは真ん中のキップレザーのベルト。
革はレザーで有名な姫路のものなのでオール・メイド・イン・ジャパンですね。
キップレザーのベルト紹介はコチラ。
長沢ベルト工業でもっともお値打ちなエントリーライン。
姫路産のキップレザーを使用したシンプルなベルトで光沢感も控えめ。ビジネスでも冠婚葬祭でも使用できるベルトだと思います。
革の質感は伝わりますでしょうか?
やはりカーフと比較するときめ細やかさが劣るなというのが正直な感想。人間もそうですが、やはり赤ちゃんの方が肌がきめ細やかなんですね。
ツヤ感もやはりカーフの方が上です。
ただ、キップレザーもしっとりとした質感で悪くないんですけどね。耐久性もカーフより高いので普段使いのでベルトとしては良いのではないかと。
縫製はさすがメイド・イン・ジャパンといった感じでしょうか。
細かく均一なピッチで作られています。この細かさは日本人の職人らしいところ。
ベルト幅は一般的な3㎝で、バックルと外してベルトカットすることで長さの調節が可能です。
裏は起毛したヌバックといわれる牛革です。
ブライドルレザーのベルトと同じ仕様ですね。長沢ベルト工業のベルトは裏がヌバックが多いようです。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
やはり長沢ベルト工業のベルトのクオリティはかなり高いと思います。縫製とか本当にしっかりしています。やはりメイド・イン・ジャパンはこうじゃないと。この真面目な仕事こそがメイド・イン・ジャパンですよね。
長沢ベルト工業は結構いろいろな種類のベルトを作っていて、メッシュベルトもあるし、ヌバックを表に使ったベルトもあります。
カラーもネイビーとか淡いブラウンもあるのが嬉しい。ブラック・ブラウン・ダークブラウンだけだとコーデを組むのに足りないんですよね。
来年はベルトをいろいろと揃えてみようかなと思いました。
今回購入したキップレザーのベルトはエントリーモデルということで、8,250円とかなりお手頃な価格でした。ブライドルレザーよりも約3,000円ほど安い価格。
使いやすく丈夫なキップレザーのベルトなので、興味がある方は是非検討してみてはいかがでしょうか。
今度はヌバックのベルトとかメッシュベルト、ネイビーのブライドルレザーとかその辺のベルトが欲しいかな。楽天とかのポイントで買うとちょうど良いんですよね。
今回は以上です。ありがとうございました。