1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

【コラム】モノの心とは?モノに心はあるのか?真面目に考える。

今回はコラム的な感じで真面目で不思議なお話しをしてみたいと思います。皆さん「モノ」に心はあると思いますか?メルヘンなお話しじゃないですよ。最近立て続けに違う方「モノ」の心について伺ったのでそんなお話し。

 

 

先日ビスポークシューズを受け取った際に。

つい先日ビスポークシューズを受け取った際に、Gozovation(ゴゾベーション)の福士さん(以下店長)と雑談をしていたときのお話し。

 

店長:斉藤さん。そのスーツはどこのですか?オーダーされたものですか?

斉藤さん。:これは「Akamine Royal Line(アカミネロイヤルライン)」という『赤峰幸生』先生という方がやっているブランドでオーダーしました。

店長:私はスーツは着ないし、詳しくもないですがそのスーツはいいですね。

昨今靴もオーダーブームですが、ちょっとなぁというのも多いんですよね。すぐに独立しちゃったのかな?みたいなものも多い。

でも斉藤さん。が着ているスーツには心があるというか、熱を感じられます。

斉藤さん。:ありがとうございます。

 

一言一句ではありませんが、こんな会話をしました。この他にも既成靴はあそこが良く出来ているとか色々とお話しを伺いましたが、特に心に残ったのが「スーツに心があるというか、熱が感じられます」という言葉。

 

これってどういうことなんでしょう?

 

赤峰先生の動画でも。


【新企画大募集】赤峰流で見たいコンテンツは何ですか?

 

赤峰先生の「ユキちゃんのひとりごと」という動画。皆さん見てますか?

毎日楽しみにしているんですが、こちらの動画でポリエステル等の安いものについて「服作りをしている1人として、心ここにあらずというような、モノの心がそこにない」とおっしゃっています。

 

上のビスポークシューズの受け取りでの話しから、この動画まで1週間もなかったのでドキっとしたんですよね。

モノの心って何なんでしょうね。皆様はどう思われますか?

 

当たり前ですが、布や革に心なんてありませんよね。

ということは作ったものに何かが宿るということでしょうか。

 

モノの心って何だ!?

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ここからは職人でも何でもない1人の服好きの考えになります。

まず、しっかり仕立てられた服や靴は惹かれますよね。自分自身、若いころにエドワードグリーンやジョンロブの靴を見て美しいと感じました。その頃って全然見る目がなかったし、靴に10万ってバカじゃねーのって思ってたくらいなのに。

似たような靴って安いものでもあるんですが、形は似ていても明らかに違うんですよね。これはスーツ等の服でも同じ。

 

逆にユニクロで同じように惹かれたことはない。

ユニクロは凄い。でもユニクロの凄さは大量生産の工業製品としての凄さって感じなんですよね。コスパを求めて購入するものといった感じ。

 

人がモノに心を感じるってどういうことなんだろう?

 

生地や革の良し悪しというものあるかもしれません、でも思うにディティールの違いではないかと。カシミヤ等の高級生地を使わなくても惹かれるモノってあります。

職人が真面目に丁寧に作ったものって、本当に細部まで作り込まれていると感じます。これは縫製が良いとかそういう話しじゃないんです。

 

作った職人の思いとかイメージが出来上がってきたものに表れる。

それは細かい作り込みの積み重ねなのではないかと思うんです。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回はモノの心ってなんだ?モノに心はあるのか?ということについてでした。

個人的な結論は職人の作り込みによる細かいディティールの違いが服や靴に表れてくる。それをモノの心と呼んでいるのではないかと思います。

 

皆さんはどう思われますでしょうか。

モノに心はあると思いますか?感じたことはありますか?

いや、俺はこう思うというのがあれば是非コメント欄から教えて下さいね。

 

今回は以上です。ありがとうございました。