やっとご紹介できます。アカミネロイヤルラインで仕立てた最高のコードレーンスーツ。最高の1着になったので是非ご覧ください。やはりオーダーしたものが想像を超えて仕上がってくるとテンションが上がりますよね。
最高のコードレーンスーツ。
ホワイト×ブラウンのストライプ。
細めのストライプって写真で撮ると変な感じになりますよね。目が痛かったらスイマセン。
生地はアカミネロイヤルラインのオリジナルで、コットン85%、シルク15%という生地となっています。
非常にしっかりとした重厚な生地となっています。いや、多くの方にとってコードレーンという生地のイメージってもっと軽い、サラッと着れるイメージだと思います。
アカミネロイヤルラインの良さの1つがこの生地にあると思うんですよね。赤峰先生の哲学(?)で、数年着ただけでヘバるような生地はダメだと。イタリア生地よりも英国生地押しなのはこの辺が理由とのことです。
アカミネロイヤルラインのオリジナル生地も同じです。しっかりとした生地で10年、20年着られることを前提とした生地となっています。
ジャケット
まずはやはり襟の雰囲気をご紹介。
少し前までハイゴージがトレンドでしたがアカミネロイヤルラインはやや低めでしょうか。そしてこの微妙にカーブを描くゴージライン。
着用するともっとカーブするんですが、このハンガーに掛けた状態で微妙にカーブしたゴージラインが着用した時の美しさに表れます。
襟裏はこんな感じ。
ラペルのフラワーホールの下には、しっかりと「フラワーループ」があります。アカミネロイヤルラインならではですよね。
フラワーループがデフォルトっていうお店を聞いたことがない。
襟裏のホワイトと、襟ヒゲの雰囲気もいいですよね。
雨とか降ったら「雨に唄えば」のように襟を立てて着たくなる雰囲気です。
映画から学ぶダンディズム&着こなし第8弾!『雨に唄えば』 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
袖は当たり前のように「本切羽」です。
これがデフォルトです。
段返りの3つボタン。
上の袖口の写真もそうですが、この『茶蝶貝』のボタンが最高にカッコいいと思いました。このスーツにこれほど合うボタンはない。言い切っちゃいますが。
これは赤峰先生のチョイスですが、いつも水牛ボタンを選んでしまう斉藤さん。では選べなかったボタンですね。
このボタンを付けたことでスーツとしての魅力が大幅に上がったなと。これがオーダーの醍醐味というか、全てをお客に任せるのではなく、お客のイメージを超える1着を仕立てるのがプロの仕事なのかと。
全てをお客任せのスーツ屋には出来ないことですよね。
肩の雰囲気はこんな感じ。
マニカカミーチャ(雨振袖)というほどシワは寄ってないです。ただ、いせ込みはかなりのものだと思います。伝わるかな?
コードレーンの生地感。
実は人生初のコードレーンです。今まで購入を検討したことはあるんですが、どうもピンとこなくて縁がなかったんです。
ただ、この生地はコットンの良さにシルクのほんのりと上品な光沢があって良いんですよ。しっかりとした生地なので秋口まで着ることが出来そうです。
トラウザーズ
アカミネロイヤルラインのトラウザーズの特徴は、股上が深めということと、ウエストがかなり攻めているということ。ウエストはちょっと苦しい感じですが、これが赤峰先生の考え方。赤峰先生ご自身のトラウザーズもウエストはギリギリです。
クラシックであること。
これがアカミネロイヤルラインのフィロソフィーですが、トラウザーズはサイドアジャスター仕様です。
プリーツは1プリーツ&インプリーツですが、1プリーツは斉藤さん。の要望によるものです。トレンドでいえば2プリーツですが、個人的には1プリーツが一番好きです。これが自分のスタイルですね。
裾はダブルの5㎝です。
赤峰流はこの幅が適正幅となっています。5㎝も良いですが4.5㎝が一番好きかもしれません。
今回はボタンフライではなく、ジップフライでお願いしました。わからない方に簡単に説明すると「チャック」のことです。ここがボタンがジップかという話し。
ブレイシーズ(サスペンダー)用のボタンもデフォルトです。
トータル提案。
一緒に購入したネクタイとロングホーズ。
これからイベントを開始する時期ということで、豊富なネクタイとロングホーズが用意されてました。その中から赤峰先生にいくつかご提案いただいてその中から購入しました。
ストライプのスーツにストライプ(レジメンタル)のネクタイって難易度が非常に高いんですが、赤峰先生に選んでいただいたので間違いないでしょう。
いくつか選んでいただいた中でドットのネクタイも非常に良かったんですが、このネクタイの生地感と禁断のストライプ×ストライプの魅力にやられました。
合わせて読みたい。
アカミネロイヤルラインでは過去に秋冬スーツ、シャツ、トラウザーズをオーダーしています。興味がある方は是非ご覧ください。
赤峰幸生先生監修「Akamine Royal Line」でスーツをオーダー@後編 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
赤峰幸生先生監修「Akamine Royal Line」でシャツをオーダー@後編 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
AkamineRoyalLineで仕立てた一生モノのトラウザーズをご紹介。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はAkamineRoyalLine(アカミネロイヤルライン)で仕立てたコードレーンスーツをご紹介しました。
これから行われるイベントに先駆けてご紹介しましたが、テンションは上がりましたでしょうか。秋冬のオーダーをする方が多いと思いますが、是非後悔のないオーダーをしてください。迷ったら全部赤峰先生にお任せでもいいと思いますよ。
実は今度それをやってみようかと思っているくらいです。
今回のオーダースーツは 178,000円 でした。
決して安いとはいいませんが、クオリティを考えると高いとはいえません。これからアカミネロイヤルラインにチャレンジしたいと考えている方の参考になれば。
今回は以上です。ありがとうございました。