今回は900投稿記念記事となります。投稿記念ということでコラム的な内容でお送りしますが、テーマはコロナショック後のファッション業界がどうなるのか?ということについて考えてみました。是非ご覧ください。
ファッション業界は新型コロナによる影響が色濃く出ています。日本ではレナウンが、そしてアメリカでは200年の歴史を誇るブルックスブラザーズが経営破綻。
ファストファッション大手のZARAも1200店舗の閉鎖と、今後どうなっていくのか、さらなる倒産が続くのか。
猛威をふるい続けるコロナが終わった後のファッション業界ってどうなるのでしょうか。
コロナ禍の2020年ファッション業界の状況は?
ファッション誌が売れなくなって久しいですね。
今一番力があるのはYouTubeではないでしょうか。カッコいいと思う人が動画でレビューしたアイテムに惹かれて購入する。ある意味健全のように思えます。
「この人が良いって言ってるんだから良いものなんだろう」
動画って雑誌よりもよりダイレクトに伝わってきますよね。
動画で上手く宣伝をして売り上げを伸ばしている企業もあるようです。
その反面、百貨店とか百貨店中心の大手のアパレル会社は厳しい状況。
コロナ禍で店舗にいって購入するというのが難しくなり、オンライン事業が弱い百貨店やアパレル会社を中心に追い込まれつつあります。
消費者をだますのが難しい時代に。
ブランドで消費者をだますというのが難しい時代になりました。
例えばバーバリーを失った三陽商会は「二匹目のどじょう」を狙っていますが上手くいかずに赤字が続いています。
エルメスのような別格はともかく、名前でものを買う時代というのは終わりつつあるように思います。
そして今はYouTubeが一番影響力があるように思えますが、いずれはこれも盛り下がっていくのではないでしょうか。
最近特に酷い動画多くないですか?
サステナブルを褒めたたえた口で、ほとんどポリエステルで出来た商品を良いと言う。
もちろん違う動画、違うチャンネルで言ってるんですが、そういうのが結構目につきますよね。
雑誌は誰が書いているのか目で見えないのでそういうのが通用したかもしれません。でも動画ってそうじゃないですよね。
Aという動画、Bという動画で全然違うことを言っていたら信用を失うだけですよ。
いずれは雑誌のようにただの広告という見られ方をする日が来るかもしれません。
個人的にはすでに多くの動画をバラエティとして楽しむようになり、最後に動画で紹介しているものを購入したのは‥いつだろう。
これがファッションビジネスだとしたら、ファッションビジネスって信用を売ることで成り立つビジネスなんだなと思います。
生き残って欲しいのは。
真面目なもの作りをしている企業に生き残って欲しい。
プラスチックの透明なバッグにロゴを書いて「はい1万円です」みたいな企業ではなく、生地や革といった素材や、縫製、耐久性‥消費者に自分たちが作った商品を自信をもって提供できる企業に頑張って欲しい。
良し悪しにかかわらず、オンライン事業が弱い企業が苦しいのはわかりますが良いものを作っている企業に頑張って欲しいと願っています。
当ブログも微力ですがそういう企業や商品を紹介していきたいと思います。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はコロナショックによるファッション業界の状況や、コロナショック後はどうなるのか?という予想。個人的な願いをテーマに書かせていただきました。
コロナショック後は今のYouTubeも変わってくるのではないでしょうか。
欧米人向けのスーツをそのまま日本に持ち込んで「これはいいですね~」みたいなことを言っている動画はなくなっていくんじゃないかと。
言い方は悪いですが消費者を騙して儲けるようなことは難しくなっていくのではないでしょうか。
今回は以上です。ありがとうございました。