今回は近年のトレンドであるジャケット+クルーネックの組み合わせについて。批判的?な内容となっていますので嫌な方は読まないでください。興味のある方は何故批判的なのか?をご覧ください。
トレンドというか、スタイルとして確立された感のあるジャケット+クルーネックという装い。動画や雑誌なんかでもよく見かけますよね。
首元をすっきり見せるということで、やってみたいという方、実際にやっている方もいるかと思います。
ただ、このスタイルというのはたった1つだけ大きな問題のあるスタイルなんです。動画やセレクトショップでは、あまりこの問題を取り上げないので今回は警鐘を鳴らす意味でも取り上げることにしました。
ジャケット&クルーネックってこんなスタイル。
過去に試したときの画像です。
首元を見ていただくとお分かりかと思いますが、襟のない「丸首」のTシャツやニットと、ジャケットを合わせるスタイルのことです。
今は全くやらなくなりましたが、過去に何回かやったことがあります。
実際に試した上でこのスタイルはしなくなったわけですが、これには明確な理由があります。その辺を動画や雑誌は教えてくれないんですよね。
おすすめしない最大の理由は?
ジャケットの寿命が縮むから。
カッコいい、悪い以前にこれなんです。
クラシックな装いという観点で見ても、このジャケット&クルーネックは外れるのですが、それでも「カッコいいと思うからやりたい」という方もいるかと思います。
個人の趣味なのでそこは否定しません。
でもやる上でジャケットの寿命は確実に縮むということは理解した方がいい。
何故縮むのか?というと、丸首のため素肌にジャケットが密着するんですね。それはそうですよね。見ての通りです。
そうすると当然、ジャケットに汗とか皮脂汚れが直接付くわけです。
先日、襟汚れの落とし方の記事を書きましたが、襟付きのシャツとジャケットの組み合わせでも、夏であればジャケットの襟は汚れます。これが素肌だったら?
裏地があればまだいいのですが、襟は裏地がないのでダメージが大きいです。
これをちゃんと理解したうえでやる分には良いと思いますが、知らずにやるとショックが大きいと思うんですよね。
特に自分の中で奮発して購入したようなジャケットであれば尚更です。
もちろん襟の汚れを落とすためにクリーニングという手もありますが、それはそれで結構なダメージになるので注意が必要です。
合わせて読みたい。
いろいろ記事を書いているので興味があるタイトルがあればご覧ください。
こうしてみるとトラブルって結構ありますね。
スーツの襟汚れを自宅で落とす!?これさえあれば大丈夫! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
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まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はジャケット&クルーネックというスタイルの問題についてでした。
ジャケットの寿命が縮まるという問題を理解したうえでやる分にはいいかなと思います。ただ、あまりこの問題には触れずに勧めている動画や、セレクトショップを見かけるので警鐘を鳴らしてみました。
今度お店にいって言われたら聞いてみようと思います。たぶんクリーニングって言うと思うのですが‥そしたらおすすめのクリーニング店も聞いてみよう。
ちなみに若いころに「豚革」のジャケットを勧められて購入し、クルーネックと合わせていたことがあります。
これが大変で、「豚革」って普通のクリーニング店では出来なくて1回のクリーニングで5,000円~10,000円取られるし、襟も凄い汚れるしで酷い目に合いました。買うときにそういうことって教えてくれないですよね。
今ではいい授業料だと思うことにしています。
皆様も是非ご注意を。
今回は以上です。ありがとうございました。