今回は靴磨きについて。といっても自分で磨くのではなく、プロにお願いする靴磨き。靴磨きを「シューシャイン」といってブームのようになっていますが、斉藤さん。が通う千葉スペシャルの魅力を語ってみます。
靴磨きを「シューシャイン」と呼んでブームになったのは数年前でしょうか。靴磨きの本も沢山売られていましたし、大会なんかも開かれてましたよね。
斉藤さん。も靴磨きは結構好きですが、基本的にめちゃくちゃ気合を入れてやることはなく、基本的には靴を長く履くためのメンテナンスとして。
もちろん磨かないよりも磨いた方がいいものの、ブームにはどこか付いていけないところがあって、しっくりくる言葉としては赤峰先生の「靴は車に例えるとタイヤ。タイヤをそんなにピカピカにしますか?」でしょうか。
ピカピカに磨く「シューシャイン」ブームが息苦しいというか、そんなに崇高なことになっちゃうと疲れるというか。
そんなときに出会った「千葉スペシャル」がちょうど良くて通っています。
千葉スペシャルの良さは肩ひじ張らないところ。
斉藤さん。が就職したころは新宿駅とか靴磨きの人が一杯いました。
ワンコイン支払えば5分で靴を磨いてくれるというサービスで、新聞を読みながら磨いてもらっているサラリーマンが一杯いましたよ。速足で歩くサラリーマンと、靴磨きをしているオッサンたちの雑多な雰囲気が懐かしい。
斉藤さん。も何度もお世話になりましたよ。
そんな光景も何時しか見なくなって、今じゃ靴磨きがちょっと高尚な雰囲気になってしまいました。
もちろん当時と今じゃクオリティは違うと思います。でも、斉藤さん。の中で靴磨きってもっと身近なものなんですよね。
もちろん『ブリフトアッシュ』とかもカッコいいし、一度は経験してみたいと思いますが、ちょっと背伸びというか身近ではない。4,000円はなかなかです。
では千葉スペシャルはといえば、クラシックな靴磨きな雰囲気なんですよね。とても身近で肩ひじ張らない。
時間はだいたい10分程度でしょうか。価格も1,300円と安い。今じゃ絶滅危惧種になった昔ながらの雰囲気がありながらクオリティも高い。
通っちゃいますよね。
千葉スペシャルで磨いてみた。
汚れ防止のビニール袋の上から靴を履いて順番を待ちます。
行列店ですが、平日の昼間は空いているのでほとんど待たないで済むかと思います。
料金を前払いで支払って磨いていただきます。
2021年現在は1,300円です。
だいたい片足5分くらいでしょうか。両足で10分程度だと思います。
このスピード感がいいんですよね。預けて1週間待ちとかまどろっこしいじゃないですか。工程もちゃんとしています。
ちゃんと古いクリームを落としてスッピンにしてから磨いていきます。栄養を入れて鏡面磨きもセット。それでも10分程度。
最高かよ。
磨いていただいた靴はコチラ。
つま先、横、踵。
やり過ぎない程度に光沢が出ていますね。ただ、これは職人さんによるんですよ。人によって輝かせ方がちょっと違うのも面白い。
もちろんベースはあるんだと思いますよ。ただ味付けがちょっと違うというか。通っているとそういうところも楽しめます。
ちなみにちょっと前に磨いていただいたときはバシッと光ってました。
これはこれでいいのですが、個人的な好みは今回くらいかなぁ。
これくらいのときもありました。
比べていただければ違いは一目瞭然ですよね。
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まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は通っている靴磨き「千葉スペシャル」をご紹介しました。今更ですよね。読者の方でも好きな方は沢山いらっしゃると思います。
千葉スペシャルの気取らない雰囲気が大好きです。
斉藤さん。とは違った意味で好きな方もいると思いますが、逆に言えばそれだけ魅力のあるお店ということですよね。
現在は有楽町と丸の内にありますので、お近くに行く機会があれば是非行ってみてはいかがでしょうか。特に有楽町の方は外なので昔の靴磨きの雰囲気が味わえます。
今回は以上です。ありがとうございました。