1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

1100投稿記念!店頭に足を運ばせるのは店員の力量なのか?

今回は1,100投稿記念ということでコラム的な内容でお送りします。テーマは「店頭に足を運ばせるのは店員の力量なのか?」コロナ禍で生き残る店、そうでない店の違いってなんでしょうか。

 

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コロナ禍の夜明けも近そうな昨今ですが、アパレル業界に明るい話は全然聞きません。まぁ夜明けが近そうといっても、コロナウイルスと共存する世界になると思いますが‥。

これは一時的なアパレル不況ではなく、昔のような状況に戻ることはないと思っています。

 

先月にもこんな記事を書きましたが、店頭に足を運ばせることが出来る店舗と、そうでない店舗の違いってなんでしょうか。

今回はそんなことを考えてみました。

バーニーズニューヨーク新宿店、エディフィス1号店が閉店に思う。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

 

 

リングヂャケットで聞いたお話し。

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斉藤さん。が愛してやまないブランドの1つがリングヂャケット。

青山店に伺うことが多いのですが、いつも応対して下さったのが店長の「平峯」さんでした。名前を出すのもどうかなと思っていましたが、最近ではYouTubeにも出演していたのでいいだろうと判断しました(笑)

 

さて、そんな平峯さんですが2月から異動になってしまいました。先日のオーダー会もある意味感謝を形にしたようなところがあります。

もちろん良い生地ですが、異動の話しがなければ記事で紹介している『206のグレンチェック』を選んでいた可能性もあります。

RING JACKET 2021 春夏オーダーフェアで注文してきた@前編 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

 

そんな平峯さんに聞いたのですが、やっぱり売上は店舗によって全然違うと。良い店舗もあるようですが、百貨店に入っているような店舗は百貨店に人が来ない以上とても厳しいようです。

厳しい店舗のテコ入れで異動になったようですが、そこでフッと思ったんですよ。

 

そもそも何故自分は店舗に足を運んでいるのかと。

服好きでオーダー経験もそれなりにあるとなると、ある程度自分の体のサイズは知っています。正直、ほとんど試着しないで買えると思います。もちろんジャケットのように難しいものはありますが、ニットやカットソーは大丈夫でしょう。シャツだって先日、オンラインでオーダーしましたがサイズに問題なし。

では、それでも足を運ぶ理由って何でしょうか。

 

店舗に足を運ぶ理由① サイズ&品質チェック

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当たり前ですが、新しいブランドだと当然サイズがわからないことがあります。その場合、足を運んで試着するということがあります。

ただ、それでもニットやカットソーだったら大丈夫。トラウザーズもサイズ表記を見ればだいたい大丈夫です。

 

でも品質的なところはちょっと不安。

写真が良くても実物が‥という可能性も捨てきれない。ある程度は価格や製造国で想像できますが、ちょっと不安なところはありますよね。

そうなるとお高いアイテムは自分の目で確認したくなります。

 

逆に知っているブランドであれば、店頭に足を運ぶ理由がほとんどありません。

具体的にはブルックスブラザーズ。こちらも大好きなブランドですが、良い意味で工業製品というか、サイジングがわかりやすいのでジャケットやスーツ以外はわかります。

そのため基本はオンラインで購入しています。

 

店舗に足を運ぶ理由② 店員

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実はこれが一番大きいように思います。

例えばリングヂャケットですが、対応してくださっていた平峯さんがいなくなったので、しばらくオーダーすることはないと思います。リングヂャケットは好きなので行きますが、オーダーは共同作業のようなところがあるので安易に出来ません。

 

もう一つ大好きなブランドであるアカミネロイヤルライン。

こちらも赤峰先生がいらっしゃる間は通いますが、赤峰先生が引退されたらどうでしょうか。後継者の方次第ですがやっぱり足は遠のくでしょう。

 

COL(コルウ)も同じです。齋藤力氏と対談をして、この人なら任せられると思っていますが、違う方がトランクショーで来ても微妙です。また一から信頼関係を築くことになります。

 

服が好きであればあるほど店員の力の大きさが感じられるのではないでしょうか。

 

結論。

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服を買うだけならオンラインでほぼ充足します。

もちろん前提に自分のサイズを理解してる必要がありますが、そこさえクリアできればまず大丈夫です。繰り返しますがジャケットは別。ジャケットは前肩補正等、いろいろあるので試着しないと難しいです。

 

でもオンラインで充足するなら店舗を構える必要がないですよね。

だからこそ店舗の強みを活かすためには店員だと思うんですよ。

例えば書店。Amazonのせいで大打撃を食らいましたが、それでも生き残っている店舗は多数あります。決め打ちで買うならAmazonでいいんですが、自分に新しい『気付き』を与えてくれるお店ってとても重要ですよね。書店員がおすすめする本って気になりますもん。

 

この『気付き』、ファッションで新しい何かを提案してくれる店員って貴重だし、通う理由になると思うんですよね。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回は1,100投稿記念ということで、『店頭に足を運ばせるのは店員の力量なのか?』をテーマにコラム的な記事を書きました。

あくまで個人的に思っていることなので、気楽に考えていただければと思います。

 

皆様はどうでしょうか?

どういうお店に通いたいですか?または通っていますか?

ある程度似たような答えになるのではないでしょうか。実はこういう会話って服好きなら重要だったりしますよね。

 

だってセレクトショップに行ってジャケットを試着して、全然肩があってないものを『よくお似合いですよ』なんていう店員いるじゃないですか。そういう店員がいた時点でアウトですよね。

逆に信用できる店員の情報って本当に大事だと思います。そういう情報交換ってSNSで難しいからクローズドな場所が必要だと思うんですよね。

興味がある方はこちらをよろしくお願いいたします。気軽に来ていただきたいですね。

note.com

 

今回は以上です。ありがとうございました。