1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

RING JACKET 2021 春夏オーダーフェアで注文してきた@後編

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2021年春夏の「顔」が出来上がりました。今回はリングヂャケットでオーダーしたジャケットをご紹介します。万人受けはしないジャケットですが是非ご覧ください。

 

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この春夏最大の大物となるリングヂャケットのジャケットです。

通常、リングヂャケットの最高峰「206」は既成のみですが、オーダーフェア限定でオーダーが可能となります。こちらはその206ラインのジャケット。

過去に3度オーダーしていますが、それらも全て206ライン。着心地はもちろん、やっぱり手縫いならではの「味」が楽しめるんですよね。

その分お値段も跳ね上がるんですが(笑)

最後にお値段もご紹介するので是非最後までご覧ください。

 

 

リングヂャケット206フルオーダージャケットを徹底レビュー。

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淡いグリーンというか、グレーグリーンというかそんな感じの色味です。

生地はカルロバルベラのデッドストックで、ウール40%×シルク30%×リネン30%という混紡生地となっています。

生地でここのが好きってあまりないのですが、バルベラはかなり好きなんだと思います。「おっこれいいな」って思ったスーツやジャケットの生地にバルベラが多い。

 

特にバルベラは環境問題で移転したという話しを聞きました。移転前のビエラの清流をふんだんに使って編まれた生地は、今後貴重になってくるかもしれませんね。

個人的に現行でもヴィンテージでも関係なく、気に入ればいいと考えていますが、ヴィンテージ生地に惹かれるものが多いのは事実。

まぁこのジャケットの生地はヴィンテージではありませんが。

 

ジャケットなので2パッチポケットにしました。ポケットは結構悩みますが、基本的にカジュアルなジャケットならパッチポケットを選ぶことが多いです。

 

襟&襟裏

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襟型はリングヂャケットの新型になります。

ゴージラインが少し下がってカーブしていますね。手持ちで一番近いのはアカミネロイヤルラインでしょうか。かなり印象が違います。

 

ラペル幅は10㎝くらい。基本が8㎝とか8.5㎝なのでやや広めのラペル幅‥なんでうすが、昨今はこれくらいの幅が基本になっていますよね。個人的にもこれくらい(9.5㎝/10㎝)の幅が一番好きです。

8㎝とか8.5㎝だと細いと感じます。人種的な問題があるのかも?って最近考えています。顔が小さければ8㎝、8.5㎝でも似合うと思うのですが。

 

これからスーツやジャケットをオーダーしたいと考えている方は、事前にいろいろ試着して比較した方がいいですよ。全然雰囲気が変わってくるので。

 

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襟裏の雰囲気はこんな感じ。

襟ヒゲはしっかりあります。ラペルのフラワーホールは完全に開いています。

 

本切羽

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袖は重ね4つボタンで本切羽です。

リングヂャケットでオーダーした場合はいつもこれですね。手縫いのボタンホールの雰囲気も良いですよね。ボタンの色とも会っています。

このボタンとボタンホールとの組み合わせが今回一番気に入ったかもしれません。このボタンを選んだ自分に拍手したい。

 

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リングヂャケットの本切羽は外しやすく留めやすい。

ボタンの位置が高いためか、ボタンホールのサイズ感がいいのか。それとも両方なのか。あんまり意識しないところですが、いろいろなジャケットで試しましたが、ここはリングヂャケットが一番外しやすく留めやすかったですね。

 

ボタン&生地感

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ボタンは本切羽のところでもお見せしましたが、ベージュの水牛ボタンです。

貝ボタンとも悩みましたがやっぱりこっちで良かった。

 

そして生地ですがいろいろネップが入っているのが伝わりますかね?

あまり主張しないのですが、オレンジとかブルーが入っています。この辺の色を拾って装いを組み立てると面白いですよね。オレンジのネクタイとかマフラー、ポケットチーフとか挿すと良いと思うんですよ。

 

裏地

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今回は初となる「背抜き」です。

いつも「総裏」でお願いしていましたが、このジャケットについては「背抜き」かなと。軽い雰囲気に仕立てたかったので、そうなると「総裏」じゃなくて「背抜き」になりますよね。

裏地はボタンに合わせてベージュにしましたが、これも良い感じになったので良かったです。

 

マニカカミーチャな肩

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リングヂャケットらしい肩の雰囲気。

通常のリングヂャケット、リングヂャケットマイスター、リングヂャケットマイスター206でいせ込み量が違うと聞いたことがあります。

ちなみにマニカカミーチャが好きとか、そういうこだわりはありません。

 

合わせて読みたい。

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前編と中編はこちらからどうぞ。

前編がオーダー編、中編は仮縫い編となっています。

RING JACKET 2021 春夏オーダーフェアで注文してきた@前編 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

RING JACKET 2021 春夏オーダーフェアで注文してきた@中編 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

 

過去のリングヂャケット記事はこちらからどうぞ。

オーダーも過去に3回しています。

RING JACKET カテゴリーの記事一覧 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回は2021年のリングヂャケットオーダーフェアの完結編となります。リングヂャケットマイスター206のフルオーダージャケットをレビューしました。

本来であればこの記事で試着の写真もご覧いただきたかったのですが、写真ボリュームと生地ボリュームが多くなってしまったので断念。

近いうちに「着こなし編」をやりますのでそちらもご覧いただければと思います。

 

最後にお値段ですが‥ 275,000円(税込) となります。

いやー、だいぶ安かった‥懐が痛いよ。いや、前にカシミヤ100%(これもバルベラ)でオーダーしたときは10万円くらい高かった。それに比べれば‥安い。うん。

 

やっぱり真面目に仕立てられた服は安くありません。リングヂャケットだけじゃなく、アカミネロイヤルラインやコルウなんかもそうですよね。ただそれだけの価値はあると思うからオーダーするし、こんなブログをやっています。

 

もし興味を持たれた方がいたらリングヂャケットの店舗に行って試着をおすすめします。面白い生地のスーツやジャケットもあるので楽しいですよ。

 

今回は以上です。ありがとうございました。