ファッション業界において「サステナブル」への取り組みが当たり前になってきました。今回はラコステがサステナブルへの新指針を発表したのですが、その中で気になる内容があったのでご紹介。
もともとラコステはサステナブルへの取り組みをしっかりやっている印象です。
2年前には古着も扱う期間限定ショップ「OLD meets NEW」をオープン。
ラコステが大量廃棄問題に焦点を当てたショップ「OLD meets NEW」 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
斉藤さん。も行きましたがかなり盛況だったし、とても面白い試みだったと思います。
出来れば期間限定ではなく、常設でやって欲しいと思うくらい。
そんなラコステがサステナブルへの新指針「DURABLE ELEGANCE」を発表。
耐久性があるエレガンスっていう意味らしいです。
記事の紹介はコチラ。
大きく2つ挙げられています。
- 機会の平等性を実現する
- ファッション業界で循環型経済の原則を実践する
詳しい内容は是非記事をご覧いただきたいのですが、簡単に要約しますと‥
1つ目は障害を持つ人や社会的に不利な立場にいる人の、社会進出を促進するという目標です。
2つ目は天然資源の消費抑制、環境汚染の低減により環境への影響を削減するといういものや、在庫のリサイクル、ポロシャツの寿命を2倍に、といった目標。
ふむふむふむ‥
ポロシャツの寿命が2倍!?
いや、ラコステのポロシャツって耐久性が高いんですよ。
ヴィンテージショップでも販売されていますし。
2倍になったら死ぬまで着られるようになりそう。
この記事を読んで思ったことは?
日本の企業はまだまだサステナブルへの考えが進んでいないような気がします。
もちろん表面上は「しっかり取り組んでいます」ってするんですよ。
リサイクル云々もそうですが、何より「売ってなんぼ」というのがとても強く感じられます。特にお店にいくと入ってすぐに「何をお探しですか?」と来ますよね。
次には「お似合いですね」なんて話になります。
俺売りたいっす!買ってくれ!
もうちょっと落ち居て欲しい。
雑貨屋でも家電屋でもパン屋でもそんなところないででしょ。
もちろん売らなきゃダメなのはわかります。
でも「売り先行」過ぎるのが気になるというか、もうそういう時代じゃないよと。
まず重要なのは多少高くても長く愛用できる品質のものを作ること。
大量生産なんかしてもユニクロに勝てないでしょう。
リサイクルについてもいっそ自分たちで買い取ればいいのにって思います。
斉藤さん。だったらそうします。
買取もいいし、下取りで新商品を値引きというというのもいいですよね。
そして中古も一緒に売ります。もちろんメンテナンスという付加価値をつけて。
こんなのは素人の浅知恵かもしれません。
でもアパレルは大きな転換期だと思いますよ。先日のレナウン破綻の記事もそうですが、どうやって時代に適合するかがカギですよね。
レナウン破綻から1年‥この記事は是非読んで欲しい。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
「サステナブル」は上手く捉えることで商機に繋がると思うんですよね。
合わせて読みたい。
ラコステの代表的な記事は以下からご覧になれます。
気になる記事があればご覧ください。
LACOSTEのポロシャツL1212ってどうよ? - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
LACOSTE(ラコステ)のロングポロシャツL1312ってどうよ? - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
ブルックスブラザーズvsラコステ世界一のポロシャツはコレだ! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はラコステのサステナブルへの取り組み、特に耐久性を2倍にするということについて触れてみました。
耐久性を2倍というのが可能なのかはわかりませんが、これは実現できるなら凄いことですよね。今でも探せば1970年代のラコステが見つかりますからね。
これで耐久性が2倍になったら本当に一生モノになるでしょう。
コロナ過とサステナブルをキーワードに時代が大きく変わる瞬間なのかもしれません。
そう考えると少しワクワクしますね。もちろん良い方向に変わることを願っていますが‥どうなるでしょうか。
しかしラコステ‥今までも好きでしたが一層好きになりましたね。
今回は以上です。ありがとうございました。