お待たせしました!今回はCOL(コルウ)でお願いしているフルオーダースーツの仮縫い編です!着道楽でフルオーダー、ビスポークという言葉が嫌いな人はいないでしょう。是非ご覧ください。
コルウのトランクショーに伺ってきました。
目的はもちろん前回のトランクショーでお願いしたビスポークスーツの仮縫い。
関西の名店COL(コルウ)のトランクショー情報をご紹介! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
待ちに待ったという言葉がピッタリですね。
果たしてどんな感じなのか、あのヴィンテージトニックはどうなるのか。
気が気じゃないですよね。
特に今回は「ガチの仮縫い」ですよ。
これはご理解いただける方も多いと思うんですが、あれって憧れている方多いと思うんですよ。ビスポークの醍醐味というか。
ビスポークといっても必ずしもあるわけではないんですよね。
このビスポークの定義ってかなり曖昧で、手縫い=ビスポークって考え方もあるので。
前置きが長くなるのもあれなのでご覧ください。
COL(コルウ)の仮縫いをご覧ください。
ザ・仮縫い。
って感じですよね。
私の体に合わせて型紙を作って、その型紙に合わせて生地を切って、その生地をつなぎ合わせている状態です。
そのためボタンはないですし、ポケットもないです。
芯地とかもちゃんとしたものは入れていないとのことでした。
着用するとこんな感じです。
どうでしょうか。個人的にはめちゃくちゃテンションが上がります。
この中途半端な状態って普通見られないじゃないですか。
だからこそテンションがあがるのかな。
ちゃんとスーツの雰囲気なんですよね。
これがどうなっていくのか楽しみですね。
細かいところをチェック中。
肩幅、着丈、袖丈いろいろチェックしていきます。
もちろん自分の好みを伝えればデザインも変えられます。
結構悩ましいのはトラウザーズの太さとかですね。
今回は太すぎず細すぎずでお願いしましたが、ちょうどいい感じだったかなと。
実際にほとんど直すところはなかったと思います。
トラウザーズの丈をもう少し長くしていただくのと、ラペル幅をもう少し広くしていただいたくらいでしょうか。
あとはもう齋藤力さん任せって感じですね。
袖を外す理由って何だ?
仮縫いって袖を外すイメージがあるじゃないですか。
これって何でなの?って思っている方いませんか?
せっかくなので齋藤力さんに聞いてみました。
「袖を外すのはカマの深さを見るのと、肩のあたりを見るためです。カマが深すぎると常に腋にあたってしまいますし、浅いと腕の可動性が低くなります。肩のあたりも袖がない状態だと指を入れて直接確認することが出来ます。」
ちなみに「カマ」というのはアームホールの下の部分。
アームホールはジャケットの袖と本体の接続部分、腕を通すところです。
全く関係ないですが、このスーツをイメージしてシャツとネクタイを選びましたがなかなか良い感じですよね。うん。
掘り出し物の生地をご紹介。
こちらの生地。
「エスコリアル」という特別なウールです。
ご存じの方も多いかと思いますが、スペイン王室専用の生地だったことがあります。
このエスコリアル生地、おいくらだと思います?
いやいや、安いといってもエスコリアル、お高いんでしょう?って聞いたら
36万円くらいです。
いやいや、パターンオーダーで36万円はエスコリアルでもなかなか‥。
いや、ビスポークですよ。
パターンオーダーならもっと全然安いです。
えっ、エスコリアルのビスポークで!?ってなりましたよ。
この生地めっちゃいいですよ。おすすめ。
サークルの仲間はエスコリアルのネイビー無地を探しているらしい。
さすが王族。
合わせて読みたい。
前編のオーダー編です。
COL(コルウ)でビスポーク(フルオーダー)!究極の1着に?@前編 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はコルウでお願いしているビスポークスーツの仮縫い編でした。
次はというと、完成編ではなく「中縫い編」となります。
年内にはご紹介できると思いますのでお楽しみに。
着心地はこの時点でかなりのものでした。
ここから芯地が入ったりとどんどん良くなっていくようなので楽しみです。
ビスポークスーツって着道楽ならではの楽しみ、夢の1つだと思うんですよ。
そう何着もオーダー出来ないと思うので全力で楽しみたいと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。