連休ですね。皆様はどうお過ごしでしょうか?今回は高級そうめん「揖保乃糸」が何故高いのか?を知ってその理由が服と同じだったというお話しです。興味がある方はご覧ください。
暑い。そんな夏に食べたくなるのが「そうめん」ですよね。
斉藤さん。は圧倒的に蕎麦好きですが夏になると「そうめん」が食べたくなります。
そこで美味しい「そうめん」を調べていたのですが、やはり有名なのが『揖保乃糸』ですよね。でも高い。
なんでこんなに高いんだ?と思って調べてみたら‥これって完全にファッションの世界と同じだ、ということで記事を書いています。
とりあえず、あれだ『揖保乃糸 三神』を購入するか悩んでいます。
揖保乃糸は何故高いのか?
いろいろ調べていて行きついたのがこの動画。
とてもわかりやすくまとまっています。
600年の歴史、変わらない製法。日本らしいですよね。
簡単にまとめると‥
- 良質な材料
- 人の手がふんだんに入った製法
- 徹底した品質管理
これはあれですね、「安くなるポイントがない」ですね。
例えば材料の質を落とす、例えば機械による生産、例えば工場直送‥どこかでコストダウンを図れば値段は下げられると思います。
でもこの三拍子が揃ってしまうと安くなるはずがない。
もし安くなるとしたら、それは小売りのミスで大量発注したとか、揖保乃糸のスキャンダルがあるとかそういうことでしょう。
ファッションアイテムもそれは同じ。
コスパのいいファッションアイテム‥例えば代表的なのはユニクロ。
ユニクロの特徴でいえば以下のようになると思います。
- 素材:〇
- 手間ひま:極限まで機械化
- 品質管理:?
ユニクロはこの価格帯ではありえない生地を使っています。ただ縫製を海外の安いところを使ってやってコストを削減しています。だからこそのコスパ。
あの生地を使って国内で作ったらとてもじゃないけど無理でしょう。
逆にコスパとは対極にある RING JACKET Napoli はどうでしょうか?
日本企画、ナポリメイドの逸品です。
- 素材◎
- 手間ひま:職人による手縫い
- 品質管理:?
上質な生地を使って熟練した職人が手仕事で仕立てる。
コスパという考えとは対極にあるアイテムを作っています。
これって『揖保乃糸』と「格安そうめん」の関係と近いですよね。
これは「格安そうめん」や「ユニクロ」がダメというわけじゃないんですよ。
方向性が違うということ。
ユニクロにしろ格安そうめんを製造している会社にしろ、最高に良いものを作っているなんて思ってないと思います。
服やそうめんをリーズナブルに楽しんでもらおうということだと思うので。
「安いものには理由があり、高いものには物語がある」
これはスーパーの社長の言葉らしいですね。
斉藤さん。の考えは?
あくまで個人的にですが、ファッションアイテムは高くて物語があるものが欲しい。
これはブランド志向とかではなく、むしろブランドには年々興味が失せています。
理由は単純で、簡単に服を捨てるということをしたくないからです。
サステナビリティを個人で意識すると、良いものを長く愛用するという日本古来の考え方になると思うんですよ。
一方で食べ物(失せもの)が安いものも好きです。
もちろんお金を出さなければ味わうことが出いない、それこそ泣きそうになるほど感動するような食べ物もあります。
でも牛丼だってたまに食べたら美味しいじゃないですか。
モスバーガーの方が美味しいけど、たまにはモスじゃなくてマックだって食べたい。
そういうことです。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は揖保乃糸からみる高いものには理由があるというお話しでした。
ただ食べ物とファッションアイテムを比較すると、ファッションアイテムの方が掘り出し物が多いですよね。
基準がブランドの価値になってしまっているので、たまに「これをこんな価格で売っちゃダメだろ」っていうものがあります。
AkamineRoyalLineの未使用がアンダー1万円で買えたりしますからね。
そういう意味ではブランドに価値を見出さない、ある程度良いものがわかるればファッションっていい趣味ですよね。
食べ物だとそうはいかないですから。
今回は以上です。ありがとうございました。