お待たせしました！今回はCOL(コルウ)でお願いしているフルオーダースーツの中縫い編です！楽しい。これはもう最高の贅沢でしょう。是非ご覧ください。
コルウのトランクショーに伺ってきました。
目的はもちろんお願いしているビスポークスーツの中縫い。
「仮縫い」とか「中縫い」とかたまらないですよね。服好きとして一つの頂点をというか、最高の贅沢を味わっていると思います。
ビスポークの醍醐味ここに極まる。
中縫いなので次回は完成編となります。
これはもう「勝ったな！ガハハハハ。」って感じです。
COL(コルウ)の中縫いをご覧ください。
中縫いってこんな感じなんですね。
人生初の中縫いなので気分が高まりますよね。
この生地の雰囲気もやっぱりたまらないですね。色味と光沢がたまらん。
仮縫い同様、ボタンはないですし、ポケットもないです。
トラウザーズの美しさが伝わりますでしょうか。
ワンプリーツならではのクリースの美しさもさながら、ヒップラインの美しさ。
これは仮縫いから変更したポイントですね。
これはもう一欠けらの文句も思いつきません。
ジャケットもカッコ良すぎて。
ウエストが凄くシェイプされているように見えるかもしれませんが、実際にはゆとりもしっかりあって、まるで魔法のようなクビレです。
着丈もエレガントで最高です。
特筆すべきはこの後ろ姿。
ウエストから肩にかけて、そして首に至るまでのラインの美しさ。
斉藤さん。史上最高の背中でしょう。
正直、斉藤さん。の場合は肩に特徴があるせいで、なかなか美しい背中というのが難しいんですよね。既成だと難しいし、パターンオーダーでも限界があります。
もちろん美しいと思えるジャケットは他にもありますが、このジャケットを超えるのはまぁ難しいでしょう。
これこそがビスポークの醍醐味なんだと思いました。
アームホールって重要です。
アームホール。読んで字のごとし、腕を通す穴のこと。
この穴が大きければ腕を上げたときにジャケット全体が上に引っ張られるし、狭すぎても脇にあたって違和感があるところです。
ご覧ください。このアームホールを。
これもやっぱりビスポークならではですよね。斉藤さん。の腕に合わせたアームホールは。これで脇に当たるということはないんです。ちゃんとゆとりがあります。
仮縫い同様、しっかりと肩のあたり具合とカマを見て下さいました。
ほぼ完ぺきといった仕上がり具合でしたね。
この肩のあたり具合というのはやっぱり素晴らしいものになる予感です。
今回も良い生地があった。
ビキューナ混の生地。
ヴィンテージの一点もので、ライトグレーの色味も最高です。
問題は尺がないので、身長が低めでビスポーク専用ということ。
ビスポークなのでお高くなりますが、クオリティを考えるとそれは仕方がないかなと。
ロロ・ピアーナの新作生地。
大きめのネップが入った生地で、カントリーっぽいんですが‥そこはやっぱりロロ・ピアーナ。上品な光沢があって「良い感じの生地」になっています。
これはちょっと唸らされましたね。
なんというか都会×カントリーといったテイストで、なかなか他にはない生地だと思います。
この生地で仕立てたジャケットに、オレンジのストールなんかしたら抜群にカッコいいと思いました。
ちなみに斉藤さん。は次回の生地を相談中です。
コーデュロイの生地や、ちょっとスぺシャルな生地を見させていただきました。
コーデュロイならパターンオーダー、スペシャルな生地ならビスポークをしたいと思います。
まぁ来年の話しですが(笑)
合わせて読みたい。
生地選びの前編と仮縫い編は以下からご覧ください。
COL(コルウ)でビスポーク(フルオーダー)！究極の1着に？＠前編 - 1978 －アラフォーからの一生モノ探しー
COL(コルウ)でビスポーク(フルオーダー)！究極の1着に？＠仮縫い編 - 1978 －アラフォーからの一生モノ探しー
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はコルウでお願いしているビスポークスーツの中縫い編でした。
いやー、これは勝った。間違いない。ガハハハハ。
着心地に関して自分史上最高傑作はまず間違いないと思いますので仕上がりが楽しみです。
シルエットは好き嫌いあるかもしれません。これはそういうものです。
そのテーラーのスタイルはあるべきだと思うし、だからこそオーダーは楽しい。
コルウは英国とイタリアを混ぜたようなスタイルだと思いますが、このコルウらしさを斉藤さん。は大好きです。
ビスポークを検討している方の参考になれば幸いです。
今回は以上です。ありがとうございました。
