今回はビックリなニュースが飛び込んできました。洋服の青山の青山商事が「麻布テーラー」を買収ということで、ニュースの紹介と思ったことを述べたいと思います。
これはちょっと驚きでしたね。なるほど。
当ブログでは度々取り上げている青山、青木等の紳士服販売店。
現代社会にマッチしておらず、今後も苦しい状況が続くと思っておりましたが‥。
パターンオーダー店ではもっとも有名といってもよい「麻布テーラー」を買収することで活路を見出そうとするとは。
さてどうなる?
記事の紹介はコチラ。
冒頭を引用。
紳士服最大手の青山商事は28日、オーダースーツ「麻布テーラー」などを運営するエススクエアード(大阪、清水貞行社長)の全株式を取得すると発表した。取得金額は非公表。青山商事はオーダースーツを成長分野の一つと捉え、拡大戦略をとる。
麻布テーラーもコロナ禍になって厳しい状況と聞いたことがありました。
ただまさか買収されるとは‥。これは考えてなかったですね。
何だかんだでパターンオーダー店では一番有名なイメージがあったからですが、実店舗数が多かったことが仇になったのでしょうか。
この記事を読んで思ったこと。
少し前にこんな記事を書きました。
「洋服の青山」が虫の息!?閉店して100円ショップに! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
この記事の中で以下のように書いています。
「洋服の青山」以外で頑張った方がいいのでは?
またこんなことも。
スーツを仕立てるノウハウがあるのであれば、作りこんで高級ブランドを出したいところですが‥洋服の青山のイメージが足を引っ張ると思うんですよね。
たぶん高級ブランドを作っても「洋服の青山の青山商事がスーツの高級ブランドを~」ってなりますよね。難しい。
この2つの問題を解決できるのがすでに有名な「麻布テーラー」の買収です。
そういう意味では「おお‥やるなぁ」と思った次第。
個人的に好きなやり方ではないですが上手いとは思います。ダーバンも買収されて名前だけは残ってますからね。
一方で「麻布テーラー」がどうなるのか?については不透明です。
今まで通りなのか、それとも何か手を入れるのか。既存の顧客がいる中でいきなり大きく変えるということはないと思うのですが‥。
そして問題はパターンオーダー店が今後どうなっていくのか。
パターンオーダーも散々やってきましたがやはりピンキリで、素晴らしいと思うものからこれは酷いというものまであり、基本的には価格相応です。
じゃあ麻布テーラーがどうか、というと安くもないけど高くもない。
良い生地を選んでオプションを付けると18万円とか普通に行きます。さすがにその価格だともっとクオリティが高いところもあるかな、と思うもののクオリティが低いということはありません。
買収金額はわかりませんが採算が合うのか?という疑問。
今後どうなっていくのか注視していきたいと思います。
合わせて読みたい。
麻布テーラーでは過去に数回オーダーしたことがあり記事にもしています。
いくつかピックアップしたので興味がある方はご覧ください。
オーダーは難しい!?麻布テーラーで仕立てた感想。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
麻布テーラーでオーダーしたハリスツイードのスーツをご紹介! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
麻布テーラーでオーダーしたリネン100%のスーツを紹介します! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は青山商事が「麻布テーラー」を買収したというニュースについて記事にしました。このニュースは驚きましたね。
皆様はいかがだったでしょうか?
今まで麻布テーラーでオーダーしてきた方はマイナスな印象を持たれる方の方が多いかもしれませんね。
正直「洋服の青山」と「麻布テーラー」では客層が被らないと思いますので。
特に買収されたことで「麻布テーラー」がどう変化してしまうのか?というのは気になるポイントだと思います。
ただ青山商事は「ユニバーサル・ランゲージ」や「セカンドストリート」なんかも運営していますので良い方向に進めばいいのですが。
今回は以上です。ありがとうございました。