今回は気になるニュース紹介。少し前ですがAOKIが「閉店セール」後も営業を継続して謝罪したというニュースがありました。今回はそちらのニュースの紹介と思ったことを述べたいと思います。
紳士服業界が嫌いな理由の1つ「閉店セール詐欺」。
不快な思いをした方も多くいるのではないでしょうか。閉店セールで安いんだ、せっかくだから買ってみよう、閉店してないじゃん、みたいな。
一般手に「閉店商法」というものがあるらしい。
Wikiには以下のようにあります。
そもそも閉店にはその日の営業を終えて店を閉めることという意味と、商売をやめて店を畳むことという意味が存在し、この二つのミスリードを狙う商法である。「開店商法」も同様である。
昭和かよ。
記事の紹介はコチラ。
AOKIが「完全閉店セール」と銘打ってセールをしていたけど、コロナ等で契約状況が変わったことにより完全閉店を中止します、という謝罪をしたというもの。
記事では閉店商法やその問題について語られており、法律的にどうなのか、という観点でも書かれています。
面白い内容ですので興味がある方は是非一読してください。
この記事を読んで思ったこと。
令和にそぐわないな、と。
今はそういう時代じゃないでしょ。昔みたいに新聞のチラシでセール情報を知るような時代ではなく、スマホ1つで多くのことがわかってしまう時代。
そんな時代に閉店セールって。
閉店商法のWikiには紳士服大手とパチンコが並べて書かれていましたよ。
パチンコみたいなグレーゾーンと同じって。
まぁ実際にやっていることは同じなわけですが。
紳士服販売店ってちょっと特殊というか、「スーツってどこで買えばいいの?」という情報弱者がいくお店でもあるんですよ。言い方が悪いかもしれませんが。
1年くらい前にこういうことがありました。
斉藤くん、スーツって青木と青山どっちがいいの?
いや、どちらも変わらないです。
そうなの?じゃあコナカ?コナカは近くにないんだよなぁ。
いやいや安いスーツが欲しいならユニクロの方がいいですよ。
えっ?そうなの?でも怖いんだけど。
スーツは紳士服店で買うかオーダーするもの、というくらいの知識。
こういう方ってそれなりにいるように思います。
紳士服専門店だから大丈夫と思いたい。間違いないと思いたい。人は信じたいものを信じるとはよく言ったものです。
こういう方には閉店セールはまだまだ刺さるのかもしれません。
ただ閉店セール、閉店商法って現代では信用をお金に替えるようなビジネスだと思うんですよね。回りまわって損をするような。
合わせて読みたい。
紳士服業界については過去にいろいろ書いております。
ピックアップしてご紹介しますので興味がある方はご覧ください。
青山が「麻布テーラー」を買収!これは‥どうなのか? - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
スーツ(らしきもの)が4,800円で買える時代になったようです。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
市場が7割減!?スーツ離れは断ち切れるのか?断ち切る必要ある? - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は少し前の記事ですが「閉店セール」について面白い記事があったのでご紹介しました。
斉藤さん。の大嫌いな閉店商法。いつまでこんなことを続けるのでしょうね。
早く死滅して欲しいものです。
暖かくなりましたね。
春ですよ春。花粉がなければ最高なのですが。
最近は春夏のスーツを着て出歩いています。この間の休日もタイドアップして出歩いていたら「お仕事ですか?」と聞かれましたが(笑)
今回は以上です。ありがとうございました。