1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

脱ブランドは幸せか不幸せか?

最近どんどんブランドに興味が失せている。そしてそれは決して幸せなことでもないと思う。今回はそんなファッションブロガーのお話し。

 

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ファッション好きというのは大なり小なりブランド好きだと思う。

憧れのブランドを身に纏うことで満足度を高めたり、自己肯定感を高めたり。ブランドは努力の結果としての側面があるものでした。

 

これは理解できない人には全く理解できないこと。

ただ置き換えるとわかるものもあると思うんですよ。例えば車好きなら自分が憧れる車があるでしょうし、自転車好きだってガチ勢の高額なものになると3桁近いものに乗っていたりすると聞きました。

キャンプ好きだって用品を「ギア」っていうらしいのですが、高額なブランド物みたいなものがあるそうです。

 

「布だぜ?」っていう人も「鉄だぜ?」って言われてしまうわけです。

 

 

最近ブランドに興味がわかなくなってしまった。

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昔は「いつかは〇〇」というシリーズをやってました。

ジョン・ロブとかベルルッティとか、ブリオーニのスーツとか、いつかは欲しい!ゲットしてやるぜ、という内容の記事。

最近はそういう熱がなくなってしまったように感じます。

 

これがとにかく残念。

言い換えると熱量が減っているように感じるからです。

「よーし、次のボーナスはあれを買おう!」みたいなものがない、いや正確には物欲はあるのですが、ブランドに向かわない。

昔のようにイタリアブランドだったり、海外のブランド信仰が消え失せてしまった。

 

年齢を重ねる中で、女性と食事とか飲みに行くということが「面相臭い」と感じるようになってしまったのと同じような寂しさがあります。(浮気したいとかではなく、あくまで時間を楽しむという意味)

 

なぜ興味がなくなってしまったのか。

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ファッションブログをやっていると、クオリティと価格のバランスを見るようになります。いやこれは斉藤さん。だけなのかもしれませんが。

 

そうしたときに「ブランド物」ってバランスが悪いんですよ。

これはもう実体験として言い切れます。

とてもクオリティが高いアイテムであったとしても、ブランド価格になってしまえばバランスが悪いアイテムになってしまいます。

だからこそ「ブランドへの憧れ」が購買意欲になるのですが‥ブログをやって年間被服費が150万、200万とかになると「このクオリティでこの価格は‥」とブレーキがかかってしまう。

 

スーツ、シャツ、トラウザーズ、ネクタイ等々、散財してきたからこそわかるようになってしまった。そう「しまった」んです。

結果的に賢い買い物をしているのですが、昔のような熱量がなくなってしまいました。

それって幸せか?と聞かれると微妙です。

不幸せでもないのですが、心の底から燃えるものがない。

 

今欲しいブランド論。

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そんな斉藤さん。があったら嬉しいブランドは?

 

超ハイクオリティで適正な価格。

そして数が少なく、買うのが難しいというブランド。

 

要するに「このクオリティでこの価格は妥当だよね」がベースにあって、しかも所有欲を満たせるというのが理想的なブランド。

めちゃくちゃ良いアイテムを競争して買いたい。買えた買えないで一喜一憂した。

 

まぁ儲からなそうだし、ファッション業界自体が力を失ってしまっているので夢物語かもしれませんが。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回はファッションブロガーの憂鬱といいますか、ブランドに惹かれなくなって寂しいというお話しでした。

今回のような思いがあって最近はオーダーすることが多くなっているのかもしれません。

 

なんか面白いブランドないですかね。

クラシコイタリアがブームになったときは毎年のように新しいブランドが出てきてワクワクしましたね。まぁほぼほぼ裏切られてファッション業界への不信感へ繋がったわけですが(笑)

 

今回は以上です。ありがとうございました。