今回は珍しくナノユニバースについて取り上げてみたいと思います。ご存じの方もいるかと思いますがなんかいろいろ変わっているようです。
ナノ・ユニバースから広告塔がいなくなる!?
ナノユニバースといえば昔ブログでも取り上げたことがある「ティアモ・ラモーダ」のイメージでした。参考にはならないものの、ちょこちょこバラエティとして楽しんでいました。
そんなナノユニバースですが、リブランディングのためか「ティアモ・ラモーダ」が終了、ティアモこと福島雄介さんもナノユニバースから離れたようです。
(現在は別でチャンネルを立ち上げています)
ここまでは「ふーん」という感じなのですが、リブランディングで一気に変わっているようなのでこれはどうなのかと。なかなか面白いことになっています。
ナノ・ユニバース大丈夫?
ナノ・ユニバースが3年がかりのリブランディング始動、新クリエイティブディレクター中田浩史のヴィジョンとは?
こちらの動画や記事をご覧いただきたいのですが、簡単にまとめればナノユニバースというブランド内に複数のレーベルを作りますということ。
最高品質の素材・縫製技術を用いたドレスライン「LB.01 Statement」、オリジナルのカジュアルアイテムやヴィンテージの仕入れ商品を扱う「LB.02 Bibliography」、セカンドラインに位置するリーズナブルな価格帯の「LB.03 Section」、アウトレット専売品のライセンス商品「LB.04」、TSI社内のブランドのバイイングや協業を踏まえたレーベル「LB.05」、外部バイイングによる服や雑貨を扱う「LB.06」を展開する。
https://www.fashionsnap.com/article/2022-01-27/nanouniverse-rebranding/
動画の中で「オンのスタイルの概念が変わってきている」「時代にマッチしたオンスタイルの提案」「ドレスウェアをカジュアルに合わせることを想定してかっちり作り過ぎない」ということを言っています。
これって難しい。
オンスタイルというのは出来上がっているもので、それを崩して提案しても一過性のものにしかならないと思うんですよ。
今年のオンスタイル、来年のオンスタイルって毎シーズン変えていくイメージなのかもしれないけど、それってオンスタイルなの?って思ってしまう。
オンスタイルとカジュアルスタイルの違いは何なのか。
そもそも動画に出ているような装いをオッサンが出来ますかね?
だいぶ厳しいよ。そんなオッサンがワラワラいたら怖い。
今までとだいぶ違うラインナップに?
今まではセレクトショップとして海外ブランド‥例えばバブアーとかブルックスブラザーズや、日本のリングヂャケットの商品を置いたりコラボしたりのイメージでした。
もちろんそれ以外のナノユニバースオリジナルも多数あったのですが、オンラインショップを覗いてみるとほとんどがオリジナルに。
現在のところ「LB.01~03」まででこれから増えるのかもしれませんが、一気に方向転換したように感じました。
どうなっちゃうの?
率直に言って今のところ厳しい印象です。
YouTubeの動画も「ティアモ・ラモーダ」の頃は数万再生でしたが、現在は直近の動画で3,000再生程度に落ち込んでいます。
ファッション関係はYouTubeとの相性があまり良くないとはいえ‥。
何よりアイテムが尖りすぎというか、若者は良いと思いますがオッサンには厳しいデザインのものばかりになってしまった印象。
若者が7万円のナノユニバースオリジナルのジャケットを買ってくれますかね?「このジャケットはボタンホールが手縫いなんです」とか言われても。
ちょっとチグハグな感じがしました。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はリブランディングしたナノユニバースを取り上げてみました。
過去にはナノユニバースでいくつか購入しているんですよね。別注のバブアーや、部屋着で使っているトラウザーズとか。
決して嫌っているわけではないので頑張って欲しいのですが‥少なくとも足を運ぶことはなさそうです。
今回は以上です。ありがとうございました。