1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

クラシックスタイルのはじめ方。

今回はクラシックスタイルってどうやって始めたらいいの?について。出来るだけ多くの方に知って欲しいので、なるべく具体的に、そしてわかりやすくまとめてみたいと思います。

 

 

先日こんなコメントをいただきました。

はじめまして。
いつも楽しく拝見しています。
サークルにも一時期登録させていただきました。

いろいろ新しい試みをされようとしていて、
刺激を受けています。これからも楽しみにしています。

ネタ探し中ということで、
個人的に斉藤さんが記事にしてくれたらうれしいなと思っていた内容を書かせていただきます。
斉藤さんの方針とは違うかもしれないので、あくまで個人的希望です。

クラシックファッションのはじめ方のようなもの

低予算で質のよい長く着られるものを、そろえて行こうと思ったときのはじめ方。赤嶺さんやコルウさんのようなものはいつかはお願いしてみたいですし、リングヂャケットもいいのだろうなと思いますが、現状なかなか厳しいので。そういう人でも、最低限の予算からできるはじめ方。

たとえば私は良いユーズドを探して、お直ししたり、この言葉はあまり好きではありませんが、コスパが良いと言われるものの情報収集したりしてます。

ビジネスでのクラシックファッション
 ビジネスシーンでの斉藤さんのこだわりや考え方

女性のクラシックファッション
 女性の場合について

どうぞよろしくお願いいたします。

 

ありがとうございます。

残念ながら女性のクラシックスタイルについて述べることは出来ませんが、これからクラシックスタイルを始めたいという方に向けて、斉藤さん。が歩んできた道のりをベースに記事にさせていただきます。

 

 

クラシックスタイルを始めるまでに。

 

過去にも何度か記事で述べましたが、30歳まで斉藤さん。はバリバリのモード好きでした。特にジャンポールゴルチエが好きで毎年買っていました。

他にもトルネードマートやらニコルやら買ってきました。

 

そんな斉藤さん。がクラシックスタイルに目覚めるきっかけになったが体型の崩れ。

毎日鏡を見ている中である日突然気が付くんですよ。

 

「あれ?痛いオッサンじゃね?」

 

20代前半の頃は53kgしかなかったのに30過ぎたら60㎏を超えているのですから体型も崩れているわけです。

頑張って若作りしているオッサンはちょっと残念ですよね。

 

さあ、始めようクラシックスタイル。

 

モードはもう無理だ。

そこでクラシックスタイルに目を向けました。他に選択肢もないしね。

 

ただ入口がわからない。

今までずっとモードしか見てこなかったから。

そこで始めたのが試着三昧。

 

色々なブランドに行って試着を繰り返しました。

さすがに Brioni(ブリオーニ) は無理したがアルマーニとかも試着しましたね。

試着を繰り返す中で出会ったのが PaulSmith(ポールスミス) でした。

 

この出会いは今思えば本当に良かった。

今はわかりませんが、当時のポールスミスのスーツは英国スタイル×イタリア生地のを融合といった雰囲気で、真面目でありながら遊び心もあるものでした。

モード好きから移行するのに違和感が少なかったし、斉藤さん。の体型的に英国の構築的なスーツが体に合ったんですね。

 

そこからさらに深堀する中でイタリア系のブランドに行くのですが、これは本当に失敗でした。YouTubeの動画でイタリアブランドを褒めたたえるものが多かったせいでだいぶ散財しました。

 

そんな失敗を繰り返しながら学んだ斉藤さん。がおすすめする「クラシックスタイルの始め方」とは?

 

クラシックスタイルのはじめ方。

 

クラシックスタイルって簡単に言ってしまえばスーツやジャケット、ブレザーを中心とした歴史あるスタイルのことです。

本題の「クラシックスタイルのはじめ方」ですが、斉藤さん。のおすすめは以下のようになります。

 

斉藤さん。の一押しは「オーダージャケットを仕立てる」です。

忖度抜きでAkamineRoyalLineが一番おすすめ。なぜなら貴方に最適な一着を仕立てることが出来るから。良い意味で客任せではないから。

安くはありません。ただこれ以上入口に相応しいスーツやジャケットはないかなと。

 

神戸COLもおすすめです。

重要なのはしっかりと相談しながら決めていくこと。安価なオーダー店だと客任せなところが多いのでやめておきましょう。それは上級者がすること。

 

質問でいただいたのは最低限の予算でのはじめ方。

ヴィンテージショップで安く買ってお直しして着るのはありです。ただし、これも実は上級者向けだったりします。

だって正解がわからない中で手探りでスタートするってことなので。

例えば斉藤さん。の場合、軸がすでにあるのでヴィンテージショップに行って試着した際に「これはお直しすればいける」「これはそもそもパターンが合わない」がわかります。

でも軸がなかったらそこがわからないですよね。

 

だからまずはオーダージャケットを仕立てて見て下さい。スーツじゃなくて大丈夫。

トラウザーズはジャケットに比べたら好みの問題です。

自分の体を知ることが最終的にもっとも近道でコスパがいいと思います。

 

これが体験談を踏まえた本音。

 

ビジネスのクラシックスタイル。

 

スーツがビジネスにおける制服の時代は終わりました。

そもそもスーツ=ビジネスっていうのがおかしい。

 

ビジネスでスーツを着る場合、ピンクやレッドといったファンキーなカラーでなければ何の問題もないと思います。ジャケットがパッチポケット仕様だって問題ない。

 

ただクラシックなビジネススタイルは?と言われたら‥

スーツのカラーはミディアムグレーかネイビー。

ホワイトかサックスブルーのシャツにネイビーベースのネクタイ、そして茶靴。

 

これぞビジネススタイルでしょう。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回は質問をいただいたので「クラシックスタイルのはじめ方」を題材に記事を書いてみました。

一番最初に押さえるべきは自分の体となります。

自分の体に合う着心地のいいジャケットってどういうものなのか。この基準を持つことが一番大事だと思います。これがわからないと無駄にお金を使うことになります。斉藤さん。のように。

 

スーツは疲れるとか言っている方は服を着て感動したことがない方でしょう。

着心地の良いジャケットに袖を通したときの感動は今でも思い出せます。

是非クラシックスタイルという沼にハマっていただいて、新しい感動を感じていただきたいと思います。

 

今回は以上です。ありがとうございました。