1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

【再評価シリーズ】ZENITH(ゼニス) シノプシス

レビューした後、数年してどう評価が変化するのか?再評価シリーズはそういう内容となっております。10段階評価でズバリ評価しますので是非ご覧ください。

 

 

購入したのは2014年7月だったので8年ほど前になります。

当時はいろいろ悩んだことを覚えています。35歳を過ぎて、良い時計が欲しいと思うようになっていろいろ検討しました。

結局、20代の頃に一目惚れしたゼニスのオープンハートで、そのシンプルさに改めて一目惚れしたのがこちらの「シノプシス」です。

 

ゼニスというブランドは、割と頻繁にモデルチェンジをするイメージがありますが、こちらのモデルも2017年に終了。今はありません。

そんな一昔前のモデル「シノプシス」の評価はどうなったのか。

 

いつも通り本音で書かせていただきます。

 

 

ZENITH(ゼニス) シノプシスを再レビュー!

 

高級時計といえばROLEX(ロレックス)、OMEGA(オメガ)が圧倒的な知名度を誇ります。

詳しくない人であれば、高級時計=ROLEX(ロレックス)、OMEGA(オメガ)でしょう。

一方ZENITH(ゼニス)はといえば、時計に興味がある人は知っているというブランドでしょうか。

 

ゼニスを有名にしたのは「エル・プリメロ」というムーヴメント(時計の中身)。

これはロレックスで有名な「デイトナ」の中身だったことがあります。

 

 

この「エル・プリメロ」というムーヴメントは、クロノグラフ(ストップウォッチ機能)の名機と言われています。

36,000振動というハイビート、かつ0.1秒までクロノグラフ計測が可能。

時計好きからしたらたまらないスペック‥なのですが、こちらのシノプシスは「エル・プリメロ」でありながらクロノグラフ機構が付いてません。オミットされています。

 

意味がない、と思われる方もいると思います。

でもクロノグラフ機構は使わない、という斉藤さん。みたいな人にとって、付いていないからこそのシンプルさが魅力なのです。

 

 

ご覧の通りリューズのみ。

クロノグラフ機構があれば、計測するためのボタン、リセットするためのボタンが付きますが、機構がないのでリューズのみとなっています。

 

じゃあ「エル・プリメロ」じゃなくても良いじゃないかと思われるかもしれません。

否定できません。ただ、36,000振動というハイビートのお陰で時計の精度が高いのも事実。それより何よりロマンがあるんです。これが一番大事。

 

セイコーが引き起こした”クオーツショック”、そによるエルプリメロの生産中止。
会社からエルプリメロに関する資料や工具を破棄する指示が出た中で、時計職人のシャルル・べルモはそれらを屋根裏部屋の人目につかない場所に隠しました。
この行為によって今でも「エル・プリメロ」が生き続けています。

 

これこそ時計のロマンでしょう。

クロノグラフ機構がない「エル・プリメロ」を選ぶのは、デザインとこのロマンがあってこそでした。

 

10段階評価で何点なのか?

 

ロマンの塊であるこちらのシノプシス。

8年間愛用する中で、純正のベルトは切れて交換しました。

その上で評価は‥

 

10段階評価で9.5点です。

 

機械式時計の良いところの1つは父から子へ、そして孫へと引き継いでいけるところ。ただ、このシノプシスは死ぬまで引き継ぐ気はありません。

それくらい気に入っています。買って後悔なんて一度もしたことがないし、何度見ても「やっぱり良いな」って思います。

装いの中に取り入れにくいということもありません。文字盤のインデックスやベルトの色は、ブラウン系の装いに良く合います。

 

そんなシノプシスが10点にならなかった理由、それはサイズです。

斉藤さん。の腕が細いが故に0.5点マイナスされました。

時計だけで見たら文句なしでした。

 

ZENITH(ゼニス) シノプシス使った装い。

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

齊藤 広樹(@magic_0147)がシェアした投稿

 

ネクタイと時計ベルトの色、インデックスとボタンやチーフを合わせることを意識しました。

ブラウン系のスーツとの相性も良いですが、こういう小物と合わせても面白い。

文字盤がホワイトなので馴染みが良いですね。

 

 

時計と腕とのバランスを見るとこんな感じ。

このくらいのサイズ感が好きという人もいると思いますが、個人的にはちょっと大きいと感じます。これがマイナス0.5点された理由。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回は「再評価シリーズ」で、ZENITH(ゼニス)のシノプシスを再評価しました。

いつも通り忖度のない10段階評価でした。

毎回書きますが、これはあくまで斉藤さん。の評価ですのでそこは誤解しないでくださいね。

今後も数年前に紹介したアイテムを定期的に再評価していきますのでお楽しみに。

 

時計は好みがわかれるアイテムですよね。

時計は基本的に見えません。そのため装いに与える影響は当然小さいのですが、だからこそセンスが問われるアイテムだと思います。個人的には貴金属と同じカテゴリだと思っています。

 

今回は以上です。ありがとうございました。