1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

1400投稿記念!脱イタリア宣言!?クオリティと価格と。

今回は1,400投稿記念ということでコラム的な内容でお送りします。イタリアブランドがお好きな方は多いですよね。円安が続く現在、クオリティと価格のバランスってどうなのでしょうか?

 

 

久しぶりの投稿記念。実はもうすぐ1,500投稿になります(笑)

少し前に1,400超えていることは気が付いていたのですが、書きたいことが思いつかずズルズルとここまで来ました。

今回は投稿記念に相応しい?題材が見つかったので書くことに。

 

皆様はイタリアブランドはお好きでしょうか?

クラシックスタイルといえば源流となる英国、派生したイタリア、アメリカの3ヵ国、プラスしてフランスあたりになってくると思います。

その中でも特にイタリアブランドは雑誌や動画などで紹介されることが多く、好きな方、憧れている方も多いのではないでしょうか。

 

そんなイタリアですが、斉藤さん。は「脱イタリア」に傾いています。

興味がある方はご覧ください。

 

 

脱イタリア宣言!?

 

勘違いしていただきたくないのは、イタリアのもの作りは素晴らしいということ。

日本と同様、南北に長いイタリアは土地ごとに異なった服飾文化があり、スーツやシャツ、トラウザーズ、革靴、ネクタイ等々、それぞれに有名ブランドがひしめいています。生地だってそう。

 

各分野に世界一と言われるブランドが多数あります。

それくらいイタリアのもの作りは世界に認められている素晴らしいものです。

 

それならなぜ「脱イタリア宣言」なのか。

 

クオリティと価格のバランス。

 

端的に言ってしまうとクオリティと価格のバランスが悪いということ。

イタリアブランドに多く見られる頻繁な「値上げ」。

例えばINCOTEXやPTなんて昔の2倍くらいの価格になっていますよね。最近は円安なので今後も高くなっていくでしょう。

 

昔とあるブランドで聞きました。そのブランドは日本企画、イタリア製造をやっているのですが、最初はそれなりの価格で作ってくれるけど、2回目以降になるとどんどん値上げしてくると。それで工房を代えたことがあるんだとか。

 

最初は「クオリティ>価格」で良心的だと感じたブランドが、気が付けば「クオリティ=価格」になり、「クオリティ<価格」になっていく。

これが嫌いなんですね。

それだけのブランド価値があるのであれば話は違ってくるのですが。

 

日本のせいでもある。

 

日本の雑誌だとか動画も良くない。

何でも素晴らしいもののように紹介して購買意欲を煽る、売れればいいという考え。新しいブランドをどんどん紹介するカタログですよね。

 

あとは‥百貨店等のトランクショーも。

全部が全部ではないと思いますが、とあるブランドは現地の倍以上の価格でオーダー、しかも全く別の工房で仕立てるなんてことがあるようです。

 

伊勢丹のMTMも似たようなものです。

型紙だけブランドから借りて国内で縫製して有名ブランドのタグを付ける。

 

なんだかなぁ、ですよ。

結局は自分の目を信じるしかないということです。

 

高すぎるブランドも。

 

エルメスが高いのは理解できます。

これはもうブランド価値を認めざる得ない。

 

イタリアでもKiton(キートン)や、Brioni(ブリオーニ)のようなブランドは理解できますが、「ええっ!?」っていうようなブランドも結構ある。

このクオリティで何でこんなに強気なんだよ!っていうのが散見されるんですよ。

 

「クオリティ<価格」

 

このアイテムが欲しいというのはブランド価値だと思うんですよ。

あきらかにクオリティに対して高額なわけですから。

 

お前にそんな価値ねーから、っていうブランドもあるということです。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回は1,400投稿記念ということでコラム的な内容でお送りしました。

まず前提として、日本で売られているものは基本的に良いものです。ただし、それが価格に見合うかは別ということ。

ブランドで買うのも悪くないのですが、購入前にそのブランドの価値は一度考えた方がいいと思います。

 

ちなみに「脱イタリア宣言」と謳ってますが、セール等で良いものがあれば買います。替えが効かないと思うものも買います。

特にトラウザーズは他に選択肢が少ないんですよね。セールで2万円以下になっているようなトラウザーズは今後も狙っていくと思います。

 

イタリアブランドが嫌いというわけではありません。

マリネッラとかマリーノとかネクタイは特に好きなブランドがあります。

デザインや発色、仕立て、まさに「替えが効かない」ブランドです。

 

今回は以上です。ありがとうございました。