赤峰先生と行くイタリア旅行記の6日目、そして7日目。今回で旅行記は最終回になります。夢のような日々でした。そしていろいろ考えさせられた日々でもありました。
「LORETTA CAPONI」というお店の子供服。
子供服としてこれ以上ないくらいクラシックというか素敵ですね。日本だとあまりこういうお店ってないような気がします。
赤ちゃんはすぐに成長するので、ちゃんとした子供服を買い与えるのって難しい部分もあると思いますが、こういう子供服を孫まで使うようなことがクラシックなのかもしれません。
そういえばイタリア人ってウインドウショッピング好きですよね。
結構真面目にじっと見ている人が多くて驚きました。1人じゃなくて複数で話しながら見てたりもします。時計店やこういった洋服のお店でウインドウショッピングをするのが普通のようです。
LIVERANO & LIVERANO訪問。
大通りのラグジュアリーブランドが軒を連ねる場所ではなく、何てことない通りにひっそりとお店がありました。
フィレンツェでは3泊しましたが初日、2日目、3日目と全て伺うことになりました。
初日は前回の記事をご覧いただくとして、2日目は赤峰先生との対談、3日目は動画撮影となります。2日目の赤峰先生との対談はとにかく素晴らしく、1時間30分くらい語られていたと思います。こちらは山下さんの企画なので、いずれ雑誌か「僕のおじさん」で記事になると思います。
3日目は某動画の撮影ですが‥これはアポなしで伺って撮影しました。赤峰先生が急に「アントニオのところに行って動画撮ろう」と言われたときはさすがに「えっ大丈夫なんですか?」と思いました。快く応じて下さってお二人の絆というか、関係性を改めて感じさせられました。だってあのリヴェラーノだよ?
そういえば皆さんが気にしているであろう「リヴェラーノでオーダーしたのか?」ですが‥しませんでした。
期待を裏切って申し訳ないのですがそういう空気になりませんでした。
もちろんオーダーしたいといえばオーダー出来たと思いますが、仮縫いの問題もありますし、何よりも赤峰先生とアントニオ・リヴェラーノ氏との対談や関係性を鑑みたときに自分がオーダーするのは違うなと思ってしまった。
上手く言えなくて申し訳ないのですが、赤峰先生が着るリヴェラーノに勝てないというか、そういう関係性になり得るテーラーを自分で探すべきだと思ったというか。
ごめんなさい。上手く伝えられなくて。
世界一ともいわれる素晴らしいテーラーなのは間違いないのですが、斉藤さん。がオーダーするのはちょっと違うと思った次第です。
ロベルト・コリーナ氏と食事する。
ちょっともう意味がわからないですよね。
赤峰先生がフィレンツェにいると知ったロベルト・コリーナ氏がわざわざ駆けつけてくれて食事をすることになりました。ミラノにいたロベルト・コリーナ氏が2時間かけて会いに来てくれるんだもんなぁ。
ロベルト・コリーナ氏は周囲への気配りをする穏やかでとても素敵な方でした。ニコニコしていて質問にも気軽に答えてくれる。同行者がロベルト・コリーナ氏に旅行にニットを2枚だけ持っていくとしたらどんなものを持っていきますか?と聞いたところ、写真のようネイビーのタートルネックとクルーネックと仰ってました。
ちなみにタートルネックのことを”ドルチェ・ヴィータ”と答えていて、これがめっちゃカッコ良かった。たぶん映画がもとだと思うのですが、今度から斉藤さん。もそう言おうかなと思いました。
しかも最後にはロベルト・コリーナ氏にご馳走になってしまって‥今度ニット買おう。もちろん”ドルチェ・ヴィータ”です。
素敵な手袋専門店「MARTELLI」と出会う。
フィレンツェのポンテヴェキオの手前にある手袋専門店「MARTELLI」。
フィレンツェといえば革が有名ということで、かねてより欲しかったレザーの手袋を探しに行ってきました。「MARTELLI」以外にも有名なお店があるのですが、この写真の女性店員さんが素敵だったので即決で購入しました。
購入した手袋はいずれレビューしますが、何が素晴らしかったってコミュニケーション能力と提案。イタリア語、英語、いずれもろくに話せない斉藤さん。に、日本語と英語をミックスしながらコミュニケーションをとってくれました。
手を見せてと言われてみせたら「あなたはサイズ8ね」と言われてピッタリ。
しかも「あなたにはブラウンが似合うわ。靴やストールの色とも合うし」と提案までしてくれました。ナチュラルに色合わせをするんだなと感心しましたね。
こちらの女性には名古屋に親友がいるそうで日本人が好きなんだと言ってましたね。最後にはまた来年フィレンツェで会いましょうと言われました。嬉しいですが難しいかな。レザーの手袋が49€で購入できるのでおすすめです。
Webサイトはこちら。
Martelli Gloves Negozio di Guanti in Pelle. Produzione Italiana.
伝説のザーサイ茶漬け。
フィレンツェにある中華料理「北京飯店」。
ここが本当に良いお店でイタリア料理に疲れたときにいくと安心の中華料理が食べられます。しかも安いし美味しい。まぁ安いといっても日本と同じくらいの価格設定ですが、それでもイタリア料理よりはグッと安い。量も調節できますし。
このお店ではあの伝説の「ザーサイ茶漬け」を食べました。
赤峰先生から聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。「イタリア料理に飽きたら中華料理屋でザーサイを細かく切ってもらって、それをご飯に乗せて上からジャスミン茶をかけて食べる」という話しを。
それがこちら。
これが良い感じに美味しいんですよ。ホッとするというか。
日本でもやろうと思えばできるので試してみて欲しい。普通に美味しいから。
ちなみにこちらの北京飯店のメニューにあるわけじゃないのでお気をつけて。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はフィレンツェでの6日目7日目をダイジェストでご紹介しました。あとはイタリアにいって思ったこと、感じたことででもう1本記事を書きます。それで旅行記はおしまい。
まだ紹介していないお店やエピソードもありますが、それはいずれnoteでやろうと思います。正直このブログで書けること書けないことがあるんですよね。
しかしイタリアは素晴らしかった。もちろん日本の方が良いところも一杯あります。
でも人の暖かみは日本では感じられないものだったと思います。
また行きたいですね。特にフィレンツェには。難しいかもしれませんが。
今回の旅行記はどうだったでしょうか。
赤峰信者のように思われる方もいるかもしれませんが、嘘は一つも書いておりません。正直ファッション業界において格が違うと思いましたね。日本にいると身近だから見えない部分だったと思います。
それでは次の総括編でお会いしましょう。
今回は以上です。ありがとうございました。