今回は気になるニュースのご紹介。ニュースを読んでどう思ったのか、を書くという緩い企画ですので興味がある方だけご覧ください。第6回目は「毎日着るスーツの選び方」について。
毎日着る「スーツ」、どうやって選んでる?
まずはこちらの記事をご覧ください。
毎日着る「スーツ」、どうやって選んでる?意外と知らない選び方と長持ちさせる方法を「洋服の青山」に聞いてみた|ウォーカープラス
突っ込みどころのある記事ですが、これはもう「洋服の青山」に同情してる。
いやね、たぶんですがこんなこと言わないですよね?
パンツは『センタープレス(真ん中に入っている線)』が消えてしまったら買い替え時です。
こんなアホなことをいうなら辞めた方がいい。
普通に考えてありえないので、おそらくは記事を書いた人間が誤解して書いたような気がするんですよね。いや、だってアイロンがけをすればいいだけだし、クリーニングに出したっていいわけです。
こんなアホな発言を聞いたことがない。
コットンのスーツなんてすぐに消えますよ。リネンもそう。毎週買い直すんですかね?
逆にいえば突っ込みどこはそれくらいでしょうか。
他にもライトグレーがカジュアル?とか、気になるところはあるものの、ある程度納得できることが書かれています。
本題ですが、毎日着るスーツをどう選ぶのか?
皆さんはどう選ばれますか?中には前日から決めておく人もいると思いますし、似たり寄ったりのスーツを毎日ローテンションする人もいるでしょう。
日々のスーツはこう選ぶ。
師匠である赤峰幸生氏、そして先日亡くなった白井俊夫氏が揃って同じことを言っています。それは‥
その日の天気、気温、体調を考えて装いを決める
というもの。一番ウエイトが高いのはその日の天気でしょうか。
そして斉藤さん。も同じです。雨が降っていたら、その季節、雨に映える装いを考えます。もちろん先に挙げた二人と比べて経験が足りないので悩むこともありますし、後から考えるといまいちだったということもあります。
でも楽しい。
例えば上のような写真から皆様だったらどんな装いをしますか?
斉藤さん。なら生成り(ベージュ)のスーツに、ホワイトか淡いブルーのシャツ、レンガ色が入ったストライプのネクタイなんかしたいですね。
ある意味で正解なんてないんですよ。似合う似合わないもありますから。
でも結果は絶対にある。ダメな装いはダメだし、独りよがりな装いはやっぱりダメ。
ダンディズムの極致、ルチアーノ・バルベラ氏が「装いは周囲の人間に対するリスペクトを欠いてはいけない」ということを言っています。
これこそ正に金言とも言うべき名言ですね。
スーツは数が大切。
戦いは数だよ兄貴!
名将ドズル・ザビ中将の言葉。
やはり数は大事です。何十着も必要だとは言いませんが、同じスーツは1週間に1回程度の着用に留めたい。結局はそれが同じスーツを長く着続けるコツです。
メンテだとか、クリーニングを考える前にまずは数。
これからスーツは趣味の服になっていきます。制服ではなく。そう考えると自分がスーツを着用するシーンによっても欲しい数が変わるでしょう。
とはいえカラバリも欲しいし、生地によっても全然違うし、スーツ好きのワードローブは戦争なんですけどね。容赦なく2軍、3軍行になる過酷な場所です。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は第6回気になるファッションニュースをお送りしました。
今後も気になるニュースを見つけたらこんな感じで記事にしたいと思います。
脱スーツ化という言葉もありますが、好きな人はずっと好きだと思いますし、これから見直されていくのがスーツでしょう。だってカッコいいもの。
皆様は毎日着るスーツはどうやって選んでますか?
今回は以上です。ありがとうございました。