今回はちょっと難しい。ポロシャツと開襟シャツの襟出しについて思うことを述べてみたいと思います。これ、実は正解があるようでない。だからこそ難しいわけですが‥とりあえずご覧ください。
どうでしょうね。ポロシャツや開襟シャツの襟出し。
意見がわかれるところだと思いますが、今回は斉藤さん。なりの考えを述べたいと思います。これが絶対正しいとはいいません。
とはいえ斉藤さん。としての答えを述べさせていただきます。
いや、実は先日赤峰先生とお会いしたときに言われたんですよ。「自分なりの良い悪いはしっかりしないといけない。そこの芯はブレるな」って。
そもそも”襟出し”ってどんな感じ?
引用:https://forzastyle.com/articles/-/52066
ジャケットから襟を出すことを指します。
ポロシャツや開襟シャツでよく見られる‥は言い過ぎですが、イタリア的な装いのイメージ。ただこれ、イタリアでは見ませんでした。季節的なこともあるし、おそらくピッティとかでは見かける装いなのでしょう。
夏になると爆発的に増えるのかもしれませんが‥日本におけるイタリアファッションってちょっとずれていると思います。クルーネックにジャケットとか、素足に革靴とか全く見ませんでしたから。
ポロシャツ&開襟シャツの襟出しはあり?なし?
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なしです。
絶対ダメとは言いませんが、個人的には「やり過ぎ」の範疇になるかなと。
ボーブランメルは言いました「道行く人々が振り返って君を見るならば、君の着こなしは間違いだ」と。
これ、どういうことかというと一般的ではないということです。
街で歩いていて見かけますか?ほとんど見かけませんよね?
それって自己主張じゃないですか?
俺を見て!って感じがするんですよね。
ポロシャツの襟を立てるのが昔流行りましたがそれに近いというか。
男の装いの考え方に”アンダーステートメント”というものがあります。これは控えめ、さりげないという意味ですが、それに当てはめて考えるとちょっと違うのではないかと。
イタリア的ファッションは勘違いか。
なんだろうか。
日本においてインフルエンサーというかファッショニスタが言う「イタリアはこうです」みたいなのってどこまで本当なのかなって。
もちろん一部ではあるんだと思います。ピッティのスナップ写真をみると実際にいるのだと思います。
ただ、それ一般的じゃないのではと思っています。ミラノウニカでもほとんど見かけませんでした。どちらかというと日本人バイヤーがやっていたイメージです。
真面目な話し疑った方がいいと思いますよ。
結局のところ、彼らはモノが売れればいいわけで、売れるために誇張することは普通なんでしょう。
何というか偏った情報に踊らされない方がいいのではないでしょうか。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はポロシャツ&開襟シャツの襟出しについて思っていることを書きました。
正直なところ否定するつもりはないんです。ただ斉藤さん。がどう思うか?といえばやっぱりないなと。
何というか派手とか目立つのがカッコいいっていうのは違うぞと。
それは正直カッコ良くない。本当の意味でカッコいい人はベーシックだし、決して主張しないと思います。まぁカッコイイの定義も人によって違うので何ともですが。「着手八分服二分」とはよく言ったものです。
装いは自分のためではなく、その日会うかもしれない人のためにするのがカッコいいと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。