1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

コラボ企画!?"オーダーした洋服に対するイメージ"について思うこと

DORSOの齋藤力氏がブログで面白い記事を書いているので内容について意見を述べてみます。許可をいただいたコラボ企画。テーラー目線の齋藤力氏と客目線での斉藤さん。興味がある方はご覧ください。

 

 

お客様との会話の中で最も多くいただくご質問やご相談をご紹介致します。

①オーダーもしくはオーダーメイドで仕立てた洋服と既製品の洋服の違い
②オーダースーツを扱っている店ごとの違いは何なのか
③オーダーした洋服の着心地が必ず自分に合うのか
④オーダーした洋服がイメージ通りに仕上がるのか
⑤自分自身に合う洋服が分からない
⑥生地を見ていても仕上がりのイメージができないからオーダーは難しい
⑦オーダーに興味はあるが、自分に何が合っているのか判断できないから一歩を踏み出せない

https://www.dorso.jp/blog/article/what-DORSO-thinks-about-the-image-of-ordered-clothes.html

 

今回は「④オーダーした洋服がイメージ通りに仕上がるのか」となります。これは難しくないですね。答えは明白です。

 

 

④オーダーした洋服がイメージ通りに仕上がるのか

 

簡潔に答えを述べますとNoでありYesでもあります。

 

はっきりしなくて申し訳ない。

必ずイメージ通りになるか?と聞かれたらNoですが、イメージ通りに仕上がることだってあります。ただオーダーしたスーツがイメージ通りに仕上がらないということは往々にしてあります。

 

何故か?

 

これはオーダーする側のイメージする力が足りないこと、そしてお店側のヒアリング能力が足りないこと。この2つが合わさって発生します。

 

例えばオーダーする側が何度もオーダーしていて経験値が高ければイメージ通りに仕上がるでしょう。逆にお店側のヒアリング能力に長けていて、かつお客の好みを理解することが出来ればイメージを上回ることだってあります。

 

つまりオーダーしたアイテムをイメージ通り仕上げるために大事なのは”会話”です。

 

安価なオーダー店の仕組みでは生地を選んで、採寸して、細かいディティールを選んでガラガラポンみたいな感じですよね。お店側も聞かれたことには答えるけど積極的な提案がないことが多い。

これだと初心者は難しい。だからこそお店は慎重に選んでいただきたいと思います。安価なオーダー店の仕組みでイメージ通り仕上げるのは、ある程度の経験値が必要だと考えています。

 

DORSOの強みを考える。

 

前回の記事でも書きましたが初回の仮縫いが大きいと思います。

これによって顧客と齋藤力氏で会話する機会が増えることで、顧客の好みであるとかイメージしているものを掴みやすいのではないかと。

 

顧客側が仮縫いによって得られるのは着心地の向上だけでなく、仮縫いを通して出来上がりをイメージすることもあります。

小さい生地見本だけで出来上がりをイメージするのは難しいですが、仮縫いとはいえザックリとでも出来上がりをイメージ出来るのは大事。

 

顧客としては最低でもイメージ通り、できればそれを超えたものになってほしい。これこそが満足度なわけです。そこをどこまで満たせるのかと考えたときに仮縫いはとても大きな役割を果たしているのではないでしょうか。

もちろん初回の仮縫いを無償としているので、DORSOとしては身を削っているところですが、リピーターが多いことを考えると効果はあるのでしょう。

 

何より現在ビスポーク中ですが、中縫いの有無、仕立ての違いはあれどそれ以外は概ね同じなんですよね。そこに区別がないというか。

 

合わせて読みたい。

前回までのコラボ企画は以下からご覧ください。

コラボ企画!?オーダースーツのフィッティングについて考える~肩編~ - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

コラボ企画!?オーダースーツの店選びについて考える - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

コラボ企画!?オーダーした洋服の着心地が必ず自分に合うのか - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

 

まとめ。

今回はDORSOの齋藤力氏のブログについて取り上げてみました。

全部で7回になるようですので更新されるたびに取り上げてみたいと思います。

 

価格的にDORSOより安価なオーダー店は多いですが、DORSOほどの満足感を得られるかというと‥ちょと難しいかもしれません。価格とクオリティのバランスという意味では今一番おすすめかもしれません。

 

次回は「⑤自分自身に合う洋服が分からない」となるようです。

めちゃくちゃ難しいですね。自分自身に合うのと、自分の好みが一致しないことって結構ありますよね。斉藤さん。なら「こっちの方が似合うと思いますよ」って言っちゃいますね。

 

 

今回は以上です。ありがとうございました。