1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ

皆様は茨城のり子さんという詩人をご存じでしょうか。本記事のタイトルは代表作から取りました。素晴らしい作品を残されている方ですがその中で自分が大切にしている言葉をご紹介。

 

 

当ブログは「あり」「なし」を明確にお伝えするようにしています。

その結果、認識が違う人の中には不快に思う人が一定数いるようです。自分でもある意味で現代的ではないというのは理解しています。

今は基本的に「なし」と言うことが「なし」とされていると思うんですよ。もちろん犯罪とかそういうのは別ですよ?

 

そして私は「なし」と言うことを「あり」だと思っている人間です。

もちろんブログ的にお金のことを考えれば書かない方がいい。インフルエンサーと呼ばれる人も良いことしか言わないですよね。自分に得はないわけですから。

ただこれって不誠実だと思うんですよね。

 

 

茨城のり子氏の言葉。

 

「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」詩人・茨木のり子 現代に響く魅力 - クローズアップ現代 - NHK

 

「わたしが一番きれいだったとき」「自分の感受性くらい」といった詩がとても有名ですよね。いずれも上記のサイトがとてもよくまとまっているのでおすすめです。

そして上記のサイトに以下の言葉があります。

 

「物事でも人でもそうですけど好き嫌いはありますけど、それは本人にとっては大事なことでね。嫌いなものは嫌いでいいんだし、それは変であると思ったら変であるというところに、立つべきだというふうに思うんですね。それが未だに駄目ですよね。

たとえば、あのオウム真理教なんかも一つの大きなあれですけれど、あんなに優秀な若者たちが、殺人にまで至るということがですね、自分の感性、自分の感受性でものを捉えていなかったってことでしょ。で、引き返すこともできたと思うんだけど、あそこまで突っ走てしまったってことは自分自身がないに等しいですよね。

うん、だから戦後60年近く経ちますけれど、まだ個人ってものを確立できてないなっていう感じがとても強いですね」

 

これってとても大事なことだと思うんですよ。

 

日本に洋装のクラシックスタイルなんてない。

 

言葉尻だけ捉えて矛盾だ~っていう人が沸きそうですね。

赤峰先生の否定と捉える人もいそう。

でも日本にあるのはファッション(流行)であって文化ではないですよね。その時代その時代のファッションがあるだけ。

 

だからこそ赤峰先生に学びました。

単純にカッコいいのはもちろん、スタイルがある、言っていることがブレていない。この人の考えこそが「クラシックスタイル」に足るのではないか。そういうことを思ったからです。

比べると他の著名人の方はファッションですよね。毎年違うことを言っていますので。それが悪いとはいいません。ただそこに興味がない。

 

昔赤峰先生とある企画をやろうかと話しをしたことがあります。

その企画はなくなりましたが、企画の中の現状分析の一部。

2022年現在の日本においては服が好き=ファッション(流行)好きと解釈がされており、「クラシック」という概念は一般人の中にはないと考えられる。雑誌や動画もそれらを助長するものとなっており、スーツやジャケットスタイルを中心とした雑誌であっても、その扱いはあくまでファッションというカテゴリの範疇に収まっている。

 

自分のスタンスを示すか示さないか。

 

あなたはそれがカッコいいと思っているかもしれないけど、俺はそう思わないよ。

 

ここまでストレートじゃなくてもオブラートに包んで言うかどうか。

そしてこれを言う人は言われる覚悟を持つべき。

自分は隠れて安全なところから攻撃しようっていう人は認めません。

 

でも思ったことを言うか言わないかだけなんですよね。だって他者に対して「カッコいい」「カッコ悪い」、「似合ってる」「似合ってない」って思うじゃないですか。服好きでそんなこと思ったことないっていう人はいないでしょう。

それを言うか言わないか、スタンスとして示すか示さないか。言ったらダメっていうのもおかしいでしょう?

 

昔とあるショップで「ぶっちゃけ似合ってない人に似合ってるっていうことありますよね」って聞いたら「斉藤さん。にはありませんが実際にそれはあります。売るのが仕事だし似合わないって言って怒られても困るので」と言われました。

その店員さんは斉藤さん。に対しては似合わないという人なので今でも信用しています。ただショップ店員という職業が誠実かと言われると‥閻魔大王に何枚も舌を抜かれる仕事だなって思います。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回は茨城のり子氏の言葉で大切にしていることをご紹介しました。

当ブログも長くなっており、初期の頃は意図的に「なあなあ」に八方美人だったと思います。その方が受けが良かったとも思います。

ただ出来るだけ人に誠実でありたいと思うんですよ。良いものはいい、嫌いなものは嫌い、わからないものはわからない。

 

もちろんこのブログは斉藤さん。の考えで書いています。「いや俺は違う」ということは当たり前にあるでしょう。でもそれでいいというかそれが普通でだと思いますので尊重します。

ただ‥アンチの人なのかもしれませんが、違う名前でコメントを書いてもIPアドレスでバレてますよ。複数人から否定されているようにみせたいのかもしれませんが。同じ人が1つの記事に違う名前で複数回コメントする、そういうのはダサいと思うのでやめた方がよろしいかと。今のところ別人として返信していますがやめましょうね。

 

ちなみに今回みたいな記事はいつもnoteで書いています。

note.c」m

 

 

今回は以上です。ありがとうございました。