もうじきセールですね。ポロシャツの購入を検討している方も多いのではないでしょうか。今回はポロシャツについてニットポロと鹿の子のどちらがおすすめかを考えます。
正解がないことを考えても答えは曖昧になりますよね。
とはいえ用途や考え方によって”おすすめ”をすることは可能でしょう。
ニットポロ vs 鹿の子
どちらも良いのですが、それぞれ良し悪しがあります。その良し悪しによって”おすすめ”できる人に違いがあると思います。
今回はその違いをベースにおすすめしたい人を考えてみたいと思います。
ちなみに鹿の子も正確にはニットに分類されますが、今回はジョンスメドレーのようなハイゲージのニットをニットポロ、ラコステのような鹿の子を鹿の子としています。
基本は鹿の子のポロシャツ。
ポロシャツの歴史を紐解くと‥っていうのはどうでもいいですね。
現在のポロシャツの原型はテニスウェアとして登場したラコステのL1212になると思われます。そしてこのL1212は鹿の子。
鹿の子のポロシャツの良さは以下だと思っています。
- 通気性が高い
- 耐久性が高く手入れが簡単
- 経年変化する
- 型崩れしにくい
夏にピッタリであることがわかると思います。そしてこの中で特にポイントになるのが2点目と3点目。
つまり適当で細かいメンテナンスをしたくない、だけど長く愛用できて経年変化を楽しみたい、という人にピッタリなのが鹿の子のポロシャツ。
実際ヴィンテージショップにいけばラコステのポロシャツが沢山売られてますよね。どんなポロシャツでも長く着られるかはわかりません。ただニットポロよりも耐久性が高いのは間違いなく、経年劣化ではなく経年変化しやすいのは間違いありません。
ちなみにもっともおすすめなのはラコステ。少々お高いものの長く使えること、カラバリが豊富なので気に入った色を見つけやすいのでおすすめ。
上品なニットポロも押さえておきたい。
続いてニットポロです。
形は同じポロシャツでも雰囲気は鹿の子とは全く違います。パリッとした鹿の子と比べて、柔らかく光沢があり上品な印象を与えるのがニットポロ。
ニットポロの良さは以下の通り。
- 柔らかく落ち着いた雰囲気
- 上品な光沢感
一方で良し悪しが分かれるのが以下。
- 耐久性が低い
- 型崩れしやすい
- 経年変化か経年劣化か意見がわかれる
鹿の子と比べて良し悪しがハッキリとしているのがニットポロ。
例えば上で書いた通り、鹿の子よりも柔らかく上品で大人らしい雰囲気になります。カジュアル感が控えめでドレッシーなのがニットポロ。
一方で、耐久性が低く洗濯を繰り返すと型崩れをしやすくなりし、光沢も失われていきます。
つまり適当で雑な人間にはあまり向かない。そして光沢が失われてよれたニットポロを経年変化とみるか経年劣化とみるかは意見がわかれると思います。
斉藤さん。は適当で雑な人間なので洗濯機で洗います。ただし着用頻度を下げることで耐久性の低さをカバーしています。着用頻度は鹿の子の方が圧倒的に多いです。
手洗いとか平置きで乾かすとか面倒くさくて無理。
ちなみにもっともおすすめなのはジョンスメドレー。
シーアイランドコットン100%で上品で滑らかな光沢、最高の肌触りのニットポロです。
合わせて読みたい。
ポロシャツの記事は以下からどうぞ。
ポロシャツ カテゴリーの記事一覧 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はニットポロと鹿の子のどちらがおすすめかを考えてみました。
結論としては以下のようになります。
雑で細かいメンテをしたくない、しかも長く愛用したいという人は鹿の子。
耐久性が低くて雑な扱いが難しい、それでも上品なポロシャツが欲しいという人はニットポロ。
正直どちらも所有すればいいと思います。それぞれ良さがあるので。
とはいえ多くの人が鹿の子のポロシャツは所有しているのではないでしょうか。そういう方はセールの時期にニットポロに手を伸ばしてみるのもいいかもしれません。逆にポロシャツをお持ちでない方はまずは鹿の子をおすすめします。
今回は以上です。ありがとうございました。