今回はグンゼの高級アンダーウェア「SEEK」についてレビューします。長く、そしてほとんどの種類を着用してきたのでその感想や問題点をお教えします。
アンダーウェア、下着、肌着、言い方はなんでもいいのですが、どこのものが良いのか悩んでいる方もいるかと思います。高額なものから安価なものまでいろいろありますから。
今回ご紹介する「SEEK」はグンゼの高級ラインにあたるブランドで、登場以降アンダーウェア業界にいろいろな影響を与えました。今では多くのブランドが使っている”CUT OFF"もそうだし、スキンベージュの色や速乾性、汗染み防止といった機能性もそう。
誰かに見せることを目的としないアンダーウェアであり、見られても恥ずかしくないアンダーウェア。そんなSEEKを徹底解説いたします。
お見苦しい写真もあるかと思いますので嫌な人は見ないでください。
鉄板のUネックTシャツ!類似商品との違いは?
お見苦しい写真をお見せして申し訳ない。
SEEKといえばこれ。深めのUネックで上からシャツを着てもTシャツが見えない。特に開襟シャツや、シャツの第2ボタンを開けたときにTシャツが見えにくいのがいい。やっぱり見えると一気にダサくなってしまうんですよ。
またこの色が良い。素肌の色に近いので見えてもわかりにくいし、上からシャツ等を羽織っても透けません。冒頭で申し上げた通り、速乾性や汗染み防止といった機能性も抜群。特に汗染み防止は夏にいいですよね。もちろん限度はありますが。
ご覧のように開襟シャツを着てもアンダーウェアは見えません。
SEEKのUネックTシャツは、見せないアンダーウェアとして完璧と言ったもいいものになっていますが、パクリ類似商品との違いはどこにあるのでしょうか?
実際に試した感想として1番の違いは耐久性。
最初はあまり違いはでないのですが、毛玉の出来難さや型崩れといった耐久面で違いを感じました。数を揃えてしまえば5年10年と使っていくことが出来ます。
種類豊富なボクサーパンツ。
上の写真以外にもボクサーパンツはいろいろ試しました。それだけ種類豊富。
それだけにどれがいいのか悩む人も多いのではないでしょうか。
まず結論から申し上げます。
ごくごく普通のカットオフモデルが一番おすすめです。
エアーズとか、完全無縫製エアーズ、逆にカットオフではないモデル。全部試した結果、一番おすすめなのが普通のカットオフモデル。
穿き心地ではエアーズが勝るものの、耐久面を含めたトータルで考えると普通のカットオフモデルかなと。カットオフでないモデルも悪くはないのですが、だったらSEEKである必要があまりないと思いました。
AIRZ(エアーズ)はあまりおすすめできない!?
写真は完全無縫製エアーズ。
エアーズは発売当時大人気で売切れていた印象があります。買うのが結構大変だった。
そんなエアーズですが穿き心地は一番良いです。その特徴は以下の通り。
- ウエストゴムがない
- ウエスト・裾がカットオフ
- 素肌に吸い付くフィット感
ゴムを使わない下着、それでいて驚きのフィット感。
最初は最高だと思ってました。これが最高の下着だと。
しかし暫く着用していると劣化したのか穿いていて”ずり下がる”ようになってしまいました。こうなったら下着としては終わり。
やはりゴムを使わないことの弊害はあるのだなと。
穿き心地を追求するならエアーズですが、耐久面まで含めて考えるとあまりおすすめは出来ません。ここはトレードオフの関係だと思ってください。
SEEKの最大の問題とは?
お値段。やっぱりちょっとお高い。
近年では類似商品が増えていることもあってSEEKを選ぶ必要があるのか?って思われる方も多いでしょう。実際そこまで大きく変わらないと思います。
ただ耐久面を考えると決して悪くないと思います。
また正しい意味でのブランド価値ですよね。パクる側ではなく先駆者として生み出す側であること。その上でちゃんと高品質。
安い類似商品はどうしても劣化版になりがちですからね。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はSEEKのアンダーウェアをご紹介しました。参考になれば幸いです。
種類も増えたSEEKですが、一番おすすめなのはUネックTシャツです。これはもう鉄板です。耐久性が高く5年以上使っているものがいくつもあります。もちろんある程度の数を揃えるのは大事。同時期に購入した類似商品がだいぶ前にダメになったことを考えるとクオリティは明らかに違います。
ボクサーパンツでは普通のカットオフモデルを推します。
ダメになったら買い替えるから穿き心地重視という方はエアーズをおすすめ。デザインも豊富になったので”見せるアンダーウェア”を選ぶのもいいと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。