今回は人気ブランドLARDINI(ラルディーニ)のポロコートを紹介します。ファーが付いているちょっとラグジュアリーなポロコート。興味がある方はご覧ください。
コートにはお金をかけるべき、いや流行でシルエットが変わるからかけない方がいい。
人によって意見は様々ですが斉藤さん。の考えでは「お金をかけるべき」です。理由は単純で重衣料であるコートは長期間使うことが出来るのと、冬のコーディネートの中で一番目立つアイテムだからです。
特にこのコートはファーを付けるとかなり目立つのですが、最近はあまり付けずに着用することが多いですね。もっと年を取ったらファーを付けて着たい。
こちらのコートを購入したのは2014年初だったので10年着用していることになります。購入当時はだいたい18万円くらいだったと思います。10年使うことを目標としていましたので目標達成。まだまだ状態が良いので今後も活躍してくれそうです。
LARDINI(ラルディーニ)ってどんなブランド?
1978年創業のイタリアブランド。日本では飛ぶ鳥を落とす勢いで駆け上がってきたイメージで、現在ではすっかり定着しました。大手セレクトショップを中心に手に入れやすいブランドで、『クラシコイタリア』と呼ばれるブランドの中でもトップクラスの人気を得ています。
口が悪い人は「イタリアでは置いてない」みたいなことを言っているようですが、実際にミラノで見かけたブランドです。一昔前に比べて価格は高騰してしまいましたが、それは他のブランドにも同じことが言えます。花の形をしたブートニエールと呼ばれるラペルピンが有名ですね。
LARDINI(ラルディーニ)のポロコートをレビュー!
カラーはベージュ、薄いキャメルといった色味。
生地はウール×ナイロン×アルパカとなっており、化学繊維が入っていますので化繊が嫌いな方にとっては好ましくないと思います。
細かいディティールは次項で紹介しますが、割とベーシックなポロコートだと思います。『ターンナップ・カフ』『アクションプリーツ』『インバーテッドプリーツ』といった、フレームドパッチポケット以外の特徴的なディティールは取り入れられています。
着心地はかなり良いです。ジャケットやニットの上から着ることが多いですが、肩回りにも違和感がありません。ただポロコートは着丈が短く、ロング丈のコートと比較すると少し寒いですね。ファーを付けると肩回りは暖かいのですが。
ターンナップ・カフ
ポロコートならではの袖口です。
シャツでもダブルカフスが好きな斉藤さん。的には好きなポイント。英国では伝統的な仕様だと聞いたことがあります。
バックベルト・アクションプリーツ
真ん中にあるベルトが『バックベルト』でその上のプリーツが『アクションプリーツ』です。どちらもポロコートらしいディティール。このプリーツがあることで可動域が広くなります。
インバーテッドプリーツ
裾にかけて『インバーテッドプリーツ』があります。トレンチコートにもよく見られる仕様ですね。ポロコートは前よりも後ろ姿がカッコいいコートだと思いますが、それはバックベルトやアクションプリーツ、インバーテッドプリーツがあるからだと思います。
前から見るとダブルチェスターフィールドコートとあまり変わらないのですが、後ろ姿は全然違います。カジュアルな仕様になっていて、この違いがとてもいいですね。
サイズ感と着こなしについて。
まずサイズ感ですが、当時175cm、63kgの斉藤さん。は サイズ44 を購入しました。当時はピッタリでしたが、最近は少し太ったせいか若干苦しい気も。まぁコートなのでそこまで細かいフィッティングになっていないこともあって問題なく着られます。
着こなしはいろいろです。上の写真のようにローゲージニットの上から羽織ってもいいし、下の写真のようにタイドアップしてもいい。とても使い勝手がいいコートです。
個人的にはいつか競馬場に着て行きたいですね。もちろん帽子を被って。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はラルディーニのポロコートを紹介しました。ファーを付けることでラグジュアリーに、ファーを付けなければ普通のポロコート。「1粒で2度おいしい」コートです。
ポロコート自体はとても人気のあるコートなので、興味がある方は検討してみてはいかがでしょうか。展開しているブランドで購入するのもいいですが、オーダーするのもいいと思います。キャメルやカシミヤのポロコートは本当にカッコいいですよね。
昔はラルディーニのジャケットも所有していましたが今はありません。気が付けばラルディーニはこのポロコートだけに。いつか子供に譲るかもしれませんが、コートとしてはまだまだ現役。次の10年も着続けることが出来そうです。
今回は以上です。ありがとうございました。