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RING JACKET 206でオーダーしたヴィンテージトニックのスーツをレビュー!

今回はリングヂャケットのオーダーフェアでオーダーしたスーツをご紹介。ヴィンテージのトニック、そして最高の仕立てである206フルオーダー。最高のスーツです。

 

2018年のオーダーフェアでオーダーしたスーツ。

ここから数年に渡って数着オーダーしました。リングヂャケットではオーダーの際に仕立てのグレードを選べますが、このスーツを含めて全て最高峰の『206フルオーダー』で仕立ててもらいました。

当然高額なのですが、それだけ最初にオーダーしたこのスーツが素晴らしかった。やはり一度良いものを着ると下げるのが難しくなりますね。

生地のグレードを下げて仕立ても下げるというのも考えたのですが、リングヂャケットのオーダーフェアって素晴らしい生地ばかりなのでそれも難しかった。

 

 

 

オーダーの流れ。

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まずは生地選びということで、気になっていたリネンを中心に見させていただきました。さすがに良い生地が揃っています。ただ、ネイビーやブラックといったインパクトの強い生地が多かったので、生成りのようなスタンダードな生地は無いかを確認したらありました。目付の重いヘビーウェイトで良い生地なのですが、通年オーダー出来る生地ということでしたのでリネン以外に『今だけ』『限定』というおススメの生地を見させていただきました。

 

はじめに見たのが『カルロバルベラ』のスーパー180'sの生地。素晴らしい。ストライプの生地だったのですが、見た瞬間に「あーこれでスーツ作ったら超カッコいい!」って思いました。触り心地も極上です。ただこれで満員電車は乗れない。過酷なビジネス使いは厳しいでしょうってことで即座に諦めました。逆に言えば金持ちの道楽だったらコレ!って感じでしたね。

 

次に見させていただいたのが『ヴィンテージトニック』と『トニック2000』というモヘア(アンゴラ山羊の毛でつくった毛織物)生地。先に見させていただいたのが『ヴィンテージトニック』だったのですが、今までにない張りと腰の強さを感じさせる独特な生地でした。ザックリとした生地感も春夏にピッタリな雰囲気です。これは良い。

 

続いて比較として『トニック2000』を見させていただきましたがこれも良い生地。受けた説明によると『トニック2000』は『ヴィンテージトニック』の復刻を目指した生地ということでとても似ていました。

ただ似ているだけでやっぱり違うんですよね。『トニック2000』の方が目付がしっかりしているというか、『ヴィンテージトニック』の方が織り方が甘い感じなんです。この甘い織り方が独特な風合いになっているのかなと。比べると明らかに違うのですがこれは実際に見ないとわからないと思います。

 

選んだ生地とボタンと裏地とオーダーシステム。

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グレーのヴィンテージトニックとグレーの裏地、ダークブラウンの水牛ボタンとストライプの袖裏です。このザックリとした生地感が写真から伝わりますでしょうか。

オーダーシステムは冒頭で申し上げた通り『206フルオーダー』です。オーダーフェアでしか受け付けていないシステムということなので試してみました。

 

前年に購入した206ジャケットが素晴らしかったのですが、それを超える着心地を味わってみたかったというのが最大の理由。しかし底なし沼みたいな世界ですよね。

 

ディティール選びと採寸。

ディティールでこだわったのはトラウザーズ。

折角だったのでベルトループなしの2プリーツサイドアジャスターにしました。あとサスペンダーボタンを付けてもらって吊るせるようにしました。

ディティールで面白かったのは後ろポケットの有無を選べるところ。無難に左右アリにしましたが無しにも出来るとのことでした。ただこれはおすすめしないと、ポケットがないとお尻のラインが出過ぎてちょっとセクシー過ぎると言われました。

 

ジャケットはシングルジャケットで、ジレはなしにしました。ジレは悩んだのですが春夏だとなくてもいいかなと。

その後は細かく採寸して終了。だいたい2カ月半後に仮縫い(?)、その後2週間で納品とのことでした。次回は普段ビジネスで着ているシャツと靴をお持ちくださいと言われました。

 

仮縫いはこんな感じ。

 

リングヂャケットの仮縫いはほぼ仕上がった状態でやります。

もちろんここから変更は可能なので仮縫いといえば仮縫いなのかもしれませんが、一般的な仮縫いのイメージって「しつけ糸が沢山ついてる状態のスーツ」だと思います。

 

リングヂャケットの場合はご覧の通り、ジャケットの袖とトラウザーズの裾以外は出来上がった状態となります。

ただ着た瞬間に「うん、文句なし」って状態だったので特に要望はありませんでした。予想通り素晴らしい着心地。実際のところここまで出来上がっているので、どれくらい変更要望が出来るのかはちょっとわかりません。それだえけ文句が出ない仕立てをする自信があるということなのかもしれません。

 

ちなみにジャケットの袖は「手縫いの本切羽で4つボタン」、トラウザーズの裾は「モーニングカット」でお願いしました。モーニングカットは前を短め、踵側を長くすることで足が長く見えるという裾処理になります。どちらもおすすめしてもらった通りにお願いしました(笑)

 

RING JACKET 206 でオーダーしたスーツをレビュー!

 

ミディアムグレーのシングルスーツ。

生地はオーダーの項で書いた通り、ヴィンテージの『トニック』になります。トニックは春夏の生地ですが、かなり重めの生地で実際には春秋の生地にだと思います。

このトニックに出会ったことでモヘア生地が好きになり、その後にモヘア生地のスーツを2着仕立てることに繋がります。春夏ではリネンと並んで大好きな生地。

 

206フルオーダーなのでかなりの割合が手縫いになっています。

この当時のリングヂャケットはそこまで手縫い感を全面に押し出してはいませんが、全体的に柔らかい印象のスーツになっています。今にして思えばこれくらいの手縫い感が好みですね。

 

ジャケット

 

肩はマニカカミーチャ(シャツ袖)ですが、これも当時は結構控えめですね。

イセの量は多いです。というかリングヂャケットはもともと多いので通常のマイスターモデルとそこまで大きな違いはないかもしれません。

 

 

袖口のボタンホールやボタン付けは全て手縫いです。手縫いの個所は多いので全部は紹介しませんが、当時聞いたところ「手縫いにして意味のある個所は全て手縫い」と言われました。手縫いにすることでマイナスなところはしないと。

 

トラウザーズ

 

トラウザーズは真っ当というか、あまり特別感はありません。同じリングヂャケットの中にある「リングヂャケットナポリ」のトラウザーズのような色気はないと思ってください。ただその分ベーシックというかスーツの下としてはちょうどいいのかも。

 

 

2プリーツのサイドアジャスター。クラシカルなディティールです。

サイドアジャスターはクラシックなディティールですが、割と近年になって見直された印象です。現在では完全に定着して定番になりましたね。

 

 

トラウザーズも手縫いなので「ボタンフライ」仕様にしました。

正直なところ「ジップフライ」でもいいのですが、手縫い感を味わうならボタンフライかなと。慣れるとボタンフライもあまり苦になりません。袖口のボタンと同じように「根巻き」をしてボタンを浮かしているのが効果的なのだと思います。

 

着こなしの紹介はコチラ。

 

スーツなので当然タイドアップが一番ですが、ポロシャツをインナーにするのもあり。

だいたいタイドアップするか、ネクタイをせずにシャツと合わせる。あとはポロシャツかタートルネックやモックネックと合わせます。

グレーという色は使い勝手がいいので、インナーはいろいろな色のものに合わせられますね。興味がある方はInstagramをご覧いただければ。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回はRING JACKETのオーダーフェアでオーダーしたヴィンテージトニックのスーツをご紹介しました。オーダーって楽しいんですよ。生地を見ているだけでも楽しい、出来上がりを待っている時間も楽しい。もちろん出来上がったら最高に楽しい。

 

このスーツは今でもエース格で活躍してくれています。

だいたい3月くらいから着はじめて、夏になった休めてから10月くらいまで着用出来ます。子供の卒業式や入学式は全部これです。カジュアルに使っても楽しいので今後もエースとして活躍してくれるでしょう。

 

ちなみに気になるお値段ですが、当時で 410,400(税込) でした。今はもっと高額になっていると思います。致し方がないもののスーツ好きには厳しい時代ですね。

本当に素晴らしいスーツなので興味がある方は是非オーダーフェアにいってみることをおすすめいたします。

 

 

今回は以上です。ありがとうございました。