今回はヴィンテージ(アンティーク)ウォッチの「GRUEN」ご紹介。現代の時計にはない魅力の詰まったヴィンテージウォッチ。興味がある方はご覧ください
今回紹介するGRUEN(グリュエン)は所有している時計の中で特殊なもの。
というのも、ジャンク品としての扱いだった時計なんです。価格も10,000円程度だったと思います。すぐに飽きて手放すかと思いきや、購入してから10年以上経ちますが今でも現役で活躍中。不思議なものです。
そんなジャンク品で購入したヴィンテージのGRUEN、今では気が付くと人に褒められることも。コーディネートする上でも活躍してくれる1本。
「必要なのはお金ではなくセンスです!」とはよく言ったものですね。
GRUEN(グリュエン)ってどんなブランド?
1874年にデイトリッヒ・グリュエン氏がオハイオ州の州都コロンバスに時計工房を開いたのがGRUEN(グリュエン)の始まりと言われています。
中身(ムーブメント)をスイスで製造し、ケースの製造とパッケージングをアメリカで行い、主にアメリカで販売していました。
特長は優れたデザイン性。今回紹介する薄型時計のVERI-THINや、腕にフィットするようにケース自体を湾曲させたカーベックスが非常に有名です。
その個性的なデザインは現代においても通じる魅力が溢れています。実際カーベックスというデザインは、フランクミュラーでも人気のモデルとなっています。
ヴィンテージGRUEN(グリュエン)を紹介!
1900年代前半に作られたと思われる時計。
当時としては超薄型時計のVERI-THIN(ベリシン)というモデル。文字盤やリューズも当時のままで、リューズにはうっすらとですが「GRUEN」の文字が残っています。
ヴィンテージウォッチらしいサイズ感で、文字盤はだいたい20㎜~25㎜ほど。
現代的にはレディースのサイズ感ですよね。結構ヴィンテージウォッチは小振りなものが多いため、手首が細い人にはおすすめです。
ケースは14Kなのですが数十年に渡って使い続けられた結果、ゴールド特有の嫌味な感じがなくなったのかもしれません。ギラギラ感があまりない。
リューズは薄くなりすぎてゼンマイを巻くのも一苦労ですが、今後もまだまだ愛用していきたいと思っています。実際には週に1回使用するかどうか、月に3回~4回くらいの使用ですが、おじいちゃんなのでそれくらいがちょうど良いのかなと。
時計のベルトもおそらくはオリジナル。
革ベルトにしたい気もしますが、次項で紹介するコーディネートでゴールドの方が使えたりするので変更していません。
GRUEN(グリュエン)の時計を使ったコーディネート紹介。
この投稿をInstagramで見る
金ボタンのブレザーに合わせることが多いです。
金無垢が金ボタンに合うのでコーディネートしていますが、必ずしもそうである必要はありません。これはこだわりの部分になります。
ケースの大きさが伝わりますでしょうか。今ではありえないくらい小さいのですが全然おかしくはないと思います。小さい時計はあまり目立たないものの上品ですよね。
当時の男性向けですが今なら女性がしてもカッコいいと思います。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はジャンク品で購入したGRUEN(グリュエン)のVERI-THINをご紹介しました。
GRUENはとても好きなブランドで、カーベックスもそうですがドクターズウォッチは本当に欲しい。ドクターズウォッチといえばロレックスのプリンスが有名ですが、グリュエンもカッコいいんですよ。
皆様も自分好みのヴィンテージウォッチを探してみてはいかがでしょうか。
一期一会の出会い、良いものが見つかればそれこそ一生モノの出会いになると思いますよ。興味があれば是非。
今回は以上です。ありがとうございました。