今回はトラウザーズのご紹介。大人気ベルウィッチの「スコッチ」です。好みの分かれる特徴的なモデルですが興味がある方はご覧ください。
トラウザーズは中庸なものが一番使い勝手がいいしおすすめ。
しかしたまには変化球なものが欲しくなります。これはトラウザーズに限らずですが。今回ご紹介するベルウィッチのスコッチはまさに変化球といったトラウザーズ。
変化球なので着用頻度はあまり高くないものの、たまに穿くと気分が上がる。そんなトラウザーズが1本あってもいいですよね。サイズ感&着こなしも合わせてご覧ください。
BERWICH(ベルウィッチ)ってどんなブランド?
1975年に南イタリアでパンツ専業メーカーとして創業したICOMANが2007年にスタートしたブランドがBERWICH(ベルウィッチ)になります。
生地はもちろんパーツに至るまで100%メイド・イン・イタリーにこだわっていて、積極的にトレンドを取り入れながらも独自のディティールで細部まで作り込むブランドとして知られています。穿き心地にも定評があり高い評価を得ているブランド。
日本では2014年頃からよく見かけるようになった気がします。
BERWICH(ベルウィッチ)のSCOTCHをレビュー!
購入したのはチャコールグレー。カラバリが豊富でネイビー、ベージュ、オフホワイトとありましたが結局選んだのはグレー。
当時このスコッチはちょっと良い生地を使った特別バージョンとなっていまして、値段も通常のものより1万円ほど高額でした。価格を考えてそこまでの価値があるのか悩みましたが、決め手はやっぱりロロ・ピアーナの上質な生地感。やっぱり気になる方を購入した方が後から後悔しませんからね。
ロロ・ピアーナのMOOVING(ムービング)という生地になります。
所謂高機能素材で伸縮性が高かったりシワになり難いというのが特徴の生地なのですが、今回購入したスコッチはウール100%となっています。そのため伸縮性はあまり感じません。
肌触りはとても良いのですが生地は薄目となっています。いちおう秋冬となっていますが実際には真冬はちょっと厳しいかも。その反面、春も穿くことが出来ます。
腰回りはこんな感じです。
サイドアジャスター仕様の2インプリーツパンツです。腰回りは緩く、足元に掛けてテーパードを効かせるキャロットシルエットとなっています。
購入当時トレンドだったので早い段階で廃れるかもと思っていましたが、思いのほか定着しましたね。毎シーズン販売されています。
しかし光沢が凄いですよね。さすがロロ・ピアーナ。
スコッチのサイズ感紹介。
身長175㎝、63㎏ほどの斉藤さん。が購入したのは 44サイズ となっています。
44サイズだと穿けないブランドもありますが、スコッチはだいぶ余裕がありました。購入当時より太って65㎏になっても問題なく穿けています。
注意点ですが、こちらのトラウザーズは股下70.5㎝として販売されていました。
届いたらご覧のように75㎝~76㎝ほど。もちろんこれは販売しているショップのミスだったのだと思いますが、着用写真の着丈が短めのものが多いと思いますのでご注意ください。
着こなしはコチラ。
やっぱりグレーは使いやすい。
それはそれとして、ツイードのジャケットに光沢感のあるトラウザーズの相性ですよね。もちろんツイードのように起毛した生地には、フランネルのような起毛した生地のトラウザーズが良く合います。
ただ上の写真のような組み合わせも悪くないと思いますね。どう思われますか?
こちらはもっとカジュアルなスタイル。
カジュアルなスタイルだからといって光沢感のあるトラウザーズがダメというわけではありません。つまり合わせ方ですね。特にスコッチの場合はディティールが変わっているのでこんな合わせ方も面白いと思います。
最後はタイドアップした写真もご覧ください。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
ベルウィッチのスコッチをご紹介しました。サイズ感や着こなしについても参考になれば幸いです。基本的には変化球だと思ってください。
当たり前ですが中庸なものの方が使いやすいと思います。スコッチのように特徴的なディティールのものは、それを活かさないと面白くないし意味がないですから。ある程度トラウザーズをお持ちの方におすすめしたいと思います。
ちなみにですがトラウザーズはチャコールグレー、ミディアムグレー、ライトグレーを持っておくと便利です。逆にこれだけあれば事足りるともいえます。もしカラーに迷うようでしたら参考にしてください。
今回は以上です。ありがとうございました。