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AkamineRoyalLineで仕立てた最高のコードレーンスーツをレビュー!

今回はAkamineRoyalLineで仕立てた最高のコードレーンスーツをご紹介。トランクショー等に行く方の参考になれば幸いです。是非ご覧ください。

 

AkamineRoyalLine(アカミネロイヤルライン)でオーダーした春夏のスーツ。

春夏と言いつつ夏は少々暑い。ただそれは何を着ても暑いと考えれば誤差のようなもの。夏に清涼感のあるコードレーンはやはり良いものです。

 

アカミネロイヤルラインの春夏生地といえばモヘアもあり、そちらも素晴らしいので悩むところですが春夏生地としてはモヘアとこのコードレーンが双璧ではないかと勝手に思っています。いずれもオリジナル生地というのは大きなポイント。他では仕立てられませんからね。

 

 

最高のコードレーンスーツをご紹介。

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ホワイト×ブラウンのストライプ。

生地はアカミネロイヤルラインのオリジナルで、コットン85%、シルク15%という生地となっています。とてもしっかりとした重厚な生地となっています。

いや、多くの方にとってコードレーンという生地のイメージってもっと軽い、サラッと着るイメージだと思いますがこちらは違います。

 

アカミネロイヤルラインの良さの1つがこの生地にあると思うんですよね。赤峰先生の哲学(?)で数年着ただけでヘタれるような生地はダメだと。イタリア生地よりも英国生地押しなのはこの辺が理由だと伺いました。

 

アカミネロイヤルラインのオリジナル生地も同じ。しっかりとした生地で10年、20年着られることを前提とした生地となっています。

 

ジャケット

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まずはやはり襟の雰囲気をご紹介。

アカミネロイヤルラインのゴージはやや低めでしょうか。そしてこの微妙にカーブを描くゴージライン。着用するともっとカーブするのですが、ハンガーに掛けた状態で微妙にカーブしたゴージラインが着用した時の美しさに表れます。

 

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襟裏はこんな感じ。

ラペルのフラワーホールの下には、しっかりと「フラワーループ」があります。アカミネロイヤルラインならではかもしれません。フラワーループがデフォルトっていうお店を聞いたことがない。

 

襟裏のホワイトと、襟ヒゲの雰囲気もいいですよね。

雨とか降ったら「雨に唄えば」のように襟を立てて着たくなる雰囲気です。 

 

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袖は当たり前のように「本切羽」です。これがデフォルトです。

 

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段返りの3つボタン。

上の袖口の写真もそうですが、この『茶蝶貝』のボタンが最高にカッコいいと思いました。このスーツにこれほど合うボタンはない。言い切っちゃいますが。

 

アカミネロイヤルラインのボタンは赤峰先生のチョイスになります。いつも水牛ボタンを選んでしまう斉藤さん。では絶対に選べなかったボタンですね。このボタンを付けたことでスーツとしての魅力が大幅に上がったと感じました。

 

これがオーダーの醍醐味というか、全てをお客に任せるのではなく、お客のイメージを超える1着を仕立てるのがプロの仕事なのだと思います。

全てをお客任せのスーツ屋には出来ないことですね。

 

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肩の雰囲気はこんな感じ。

マニカカミーチャ(雨振袖)ではありません。ただ、いせ込みの量はかなりのものだと思います。伝わりますでしょうか。

 

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コードレーンの生地感。

実は人生初のコードレーンです。今まで購入を検討したことはあるのですがどうもピンとこなくて縁がありませんでした。

この生地はシルクのほんのりと上品な光沢があってとても良い。しっかりとした生地なので秋口まで着ることが出来そうです。

 

トラウザーズ

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アカミネロイヤルラインのトラウザーズの特徴は、股上が深めということ、そしてウエストがかなり攻めているということ。ウエストはちょっと苦しい感じですがこれが赤峰先生の考え方。赤峰先生ご自身のトラウザーズもウエストはギリギリです。

 

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「クラシックであること」

 

これがアカミネロイヤルラインのフィロソフィーだと思いますがトラウザーズはサイドアジャスター仕様です。

プリーツは1プリーツ&アウトプリーツ。1プリーツは斉藤さん。の要望によるものです。当時のトレンドでいえば2プリーツでしたが個人的には1プリーツが一番好きです。

これが自分のスタイルですね。

 

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裾はダブルの5㎝です。

赤峰流はこの幅が適正幅となっています。5㎝も良いですが4.5㎝も好き。このスーツは重厚感があるので5㎝が正解だと思います。

 

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今回はボタンフライではなく、ジップフライでお願いしました。わからない方に簡単に説明すると「チャック」のことです。ここがボタンがジップかという話し。

ブレイシーズ(サスペンダー)用のボタンもデフォルトです。

 

コードレーンスーツを使ったコーディネート紹介。

 

上2枚はポロシャツ、下はタイドアップ。

ポロシャツのようなカジュアルなアイテムにも合うのでかなり便利に使いまわしています。半袖のモックネックなどもインナーに合うのでおすすめ。

インナーの色はホワイトやブラウンが鉄板です。あとはベージュも。

 

 

こちらは秋口なのでロングポロを合わせています。

このゴージラインのカーブが最高に気にいっています。美しいなぁ。

 

番外編:トータル提案

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一緒に購入したネクタイとロングホーズ。

これからイベントを開始する時期ということで、豊富なネクタイとロングホーズが用意されてました。その中から赤峰先生にいくつかご提案いただいてその中から購入しました。

 

ストライプのスーツにストライプ(レジメンタル)のネクタイって難易度がとても高いのですが赤峰先生に選んでいただいたので間違いないでしょう。

いくつか選んでいただいた中でドットのネクタイも良かったのですが、このネクタイの生地感と禁断のストライプ×ストライプの魅力にやられました。

 

アカミネロイヤルラインの最大の魅力はスーツ等のアイテムではなくスタイルを提案してくれることだと思います。これは本当に得難い唯一無二の魅力。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回はAkamineRoyalLine(アカミネロイヤルライン)で仕立てたコードレーンスーツをご紹介しました。

 

アカミネロイヤルラインのトランクショーも開催されますので興味がある方は検討してみてはいかがでしょうか。もっとも生地があるかは保証できませんが。気になるなら連絡して聞いてみるのもいいと思いますよ。

 

アカミネロイヤルラインは決して安いとは言えません。しかしクオリティは素晴らしい。10年20年着たいスーツを考えているのなら検討の余地はあると思います。

是非後悔のないオーダーをしてください。

 

 

今回は以上です。ありがとうございました。