今回はAtto Vannucci(アットヴァンヌッチ)のネクタイをご紹介。経験した人で東日本大震災を忘れる人はいないと思いますが‥ご覧いただければ。
「3.11を忘れないタイ」は東日本大震災を忘れない、そして被災地への桜植樹を行うためのスペシャルコラボネクタイとなります。忘れることは無くても思い出す機会が年々少なくなっていくのも事実。
ネクタイという形はとても良く、締める度に思い出すことが出来ます。思い出すってとても大事なことだと思います。
この記事は3.11に投稿した方がいいとも思ったのですがそれも何か違う。そういうのはいろいろな人が、媒体がやりますからね。自分がやる必要はないなと。
思い出したくない人はごめんなさい。
Atto Vannucci「3.11を忘れないタイ」をご紹介。
美しいネイビーのネクタイ。
Atto vannucci(アットヴァンヌッチ)という有名なネクタイブランドのネクタイになります。服好きには好きな人が多く、DORSOの齋藤力氏とかも好きなブランド。
生地はドーメル社の「TROPICAL AMADEUS(トロピカルアマデウス)」というウール100%です。スーツに使われるような生地ですが柔らかく上品でとても魅力的なネクタイになっています。
ウールのネクタイといえば秋冬のイメージですがこのネクタイは生地感が控えめというか、サラッとした生地でオールシーズン着用出来ます。
アットヴァンヌッチはフィレンツェにあるセブンフォールド社のネクタイブランドなのですが「セブンフォールド」の名前通りセッテピエゲ(七つ折り)仕様。
大剣の表情はこんな感じ。手縫いの柔らかさや生地感が伝わりますでしょうか。
購入ページではちょっと明るめのネイビーでしたが実際にはかなり暗めのネイビーです。ネイビーらしいネイビーだと思っていただければ。
小剣には『桜』のマークが刺繍されています。
とにかく全体的に柔らかい雰囲気となっていて、おそらく直線がないと思います。全体的に曲線で仕立てられたネクタイ。
セッテピエゲのネクタイは多数所有してますし、ウールのネクタイも何本も所有しています。ただこのネクタイほど柔らかいものはちょっとないです。シルクのプリントタイで柔らかいのはありますが、このネクタイはウールならではの柔らかさを感じます。
大剣と小剣の裏はこんな感じ。
裏地も芯地もないセッテピエゲ仕立て。セッテピエゲってブランドごとに折り方が違ったりしてちょっと面白いですよね。
3.11を忘れないタイを使ったコーディネート紹介。
こちらのネクタイはウールのセッテピエゲということもあってか、あまり綺麗には決まりません。正確には綺麗にノットを作ってディンプルを作るよりも雑に巻いた方がカッコいいと思います。
締め心地としては”柔らかい割に締めやすい”と思います。柔らかすぎるネクタイって締め難かったりしますが、このネクタイは雑に巻いても勝手に決まってくれますから。
ネイビー無地のネクタイって基本中の基本。合わせるスーツやジャケットに困ることがないのは助かりますね。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はAtto Vannucci(アットヴァンヌッチ)の「3.11を忘れないタイ」をご紹介しました。手に取るたびに3.11を思い出すネクタイです。
ネイビー無地のネクタイも数本所有していますが、締め心地も含めてもっとも特殊で特別なネクタイ。
やはりシルクとは違うウールならではの良さというのがありますね。
そういえばこのネクタイを締めていると評判がとても良い。雑なネクタイの締め方が新鮮に見えるのかもしれません。
東日本大震災があってから何回3.11を迎えたでしょうか。この記事をご覧になるタイミングで違うと思いますが経験した人は忘れないようにしましょう。
今回は以上です。ありがとうございました。