今回はネクタイのご紹介です。世界一のネクタイブランドと聞いて思い浮かべるのはどこでしょうか。世界最高峰のネクタイに興味がある方はご覧ください。。
世界一のネクタイとは?
知識がある人の多くは2つのブランドを思い浮かべることかと思います。もちろん他にも素晴らしいブランドはありますが。今回はあくまで知名度。
まず1つは「TIE YOUR TIE(タイユアタイ)」もう1つが「E.Marinella(マリネッラ)」。タイユアタイは過去にもレビューをしていますが、今回はもう1つの世界一であるマリネッラのネクタイをレビューします。
残念ながら「ネクタイなんて不要!」という方が増えてしまいましたが、本来というか本質的にクラシックスタイルには必要なアイテムです。あるのとないのとでは装いの良し悪しが全然変わってくるアイテム。
是非マリネッラのネクタイをご覧になることでネクタイに興味を持っていただければと思います。
E.Marinella(マリネッラ)のネクタイをレビュー!
マリネッラの定番であるピンドットのネクタイ。
仕様としては後ほどお見せしますが「セッテピエゲ(7回折り)」で「芯地あり」となっております。
生地はシルクで36オンスというかなりしっかりしたものとなっています。
36オンスなんてわからん、という方に簡単に説明するとネクタイでヘビーウェイトで有名なもので50オンスというものがあります。手で持つと立つとも言われますね。
それよりは軽いけど結構重めの生地だと思ってください。
大剣の表情はこんな感じ。
手縫い感は控えめですがとても端正というか、上品な雰囲気だと思います。
大剣裏はセッテピエゲ(7回折り)仕様。
セッテピエゲでも芯地なしとありでは雰囲気が違ってきます。芯地のない(スフォデラート)だと軽くスカーフのような雰囲気ですが、芯地があるとより厚みが出るので美しく見栄えがします。
こちらは芯地のあるセッテピエゲ。
こちらは小剣裏。小剣側も折り畳まれています。
このシールは写真を撮った後にすぐに外して捨てました。
「小剣通し」と「かんぬき止め」です。
これ「かんぬき止め」の位置がやたら高いんですよね。所有している他のブランドよりも5㎝くらい高い位置にあります。
理由は不明ですがちょっと面白い違いなのでご紹介しました。
見て触って締めて思ったことは、ネクタイとしてとにかく上品だということ。
生地の光沢もそうだしピンドットも。
シンプルなだけに生地や仕立てといった質の部分が特に出るネクタイだと思います。
生地には厚みがあるのですが、触ってみると何とも言えないフワッとした感じです。
ネクタイはいろいろ所有していますが、この感覚のネクタイは初ですね。
ネクタイを締めるとこんな雰囲気。
白シャツにネクタイという一番シンプルなもの。
上質さが伝わりますでしょうか。
ネクタイとしてはかなり締めやすいですね。やはり芯地があることでディンプルが作りやすいと思います。
芯地のない仕様だとたまに柔らかすぎて締めにくいネクタイもあるので。
ジャケットを羽織ってみました。
想像していただきたいのは、ネクタイがなかったらどうか?ということ。あるのとないのとでは雲泥の違いが出ると思います。
そして胸元の中央に位置するネクタイは装い全体を左右することもあるアイテム。
マリネッラのネクタイは、シンプルで上質なのでシーンを選ばずとても使いやすいと思います。
マリネッラのネクタイを使ったコーディネート紹介。
ネクタイの中でも最もベーシックな色柄になりますので、どんなスーツ、ジャケットにも合います。そして冠婚葬祭を除けばシーンも選びません。
購入以降、もっとも締める頻度が高いネクタイかもしれません。
決して安価なネクタイではありませんが、高額なネクタイを選ぶ場合は着用頻度を考えることをおすすめします。ベーシックなものが一番失敗しません。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はマリネッラのネクタイをご紹介しました。
ネクタイの上質さが伝わればいいのですが。さすが世界一とも言われるだけのあるネクタイだなと感じました。
ただ少々お値段が高いのでおすすめはし難いところがあります。
今回ご紹介したのは公式オンラインショップで 33,000円(税込) でした。ネクタイの価格としてはかなり高額ですよね。
もちろんネクタイが好きな方、それから今後5年10年を使っていきたいネクタイをお探しの方にはとても良いネクタイだと思います。是非検討してみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。ありがとうございました。