
近年ではSNSなどで手軽にカッコいいコーディネートをチェックできますよね。今回は参考になるのか、参考にするときの注意点について。興味がある方はご覧ください。
近年では個人が手軽に情報を発信できるようになりました。
昔であれば「カッコいい人」を探すのはテレビや映画、雑誌等のメディアが定番でしたが、今ではスマホ1つあればインスタグラム等で簡単に探せますよね。憧れの人をフォローして毎日チェックしている方も多いのではないでしょうか。
ただ個人的に思うことは「カッコいい人」と「真似できる人」はイコールではないということ。注意点等を述べたいと思います。
有名人の真似をすると罠にはまる?

だいたいの有名人のコーディネートは「ひねりを利かせている」から真似が難しい。要するにスタンダード、ベーシックではなく、着崩したコーディネートをしているんですね。
師匠である赤峰先生から口を酸っぱくして言われたのが「まずは楷書体を学びなさい」ということ。楷書体が書けない人に文字を崩すことはできないんだと。
誰誰の真似をする、これ自体が悪いとは思いませんが、安易に真似をしようとすると自分には似合わないということが多々あります。
もちろん有名人のコーディネートをそのまま真似ることが出来ることもあるかもしれません。でもこれ「たまたま」です。たまたまそのコーディネートがハマった。やはり基本的には難しいと思います。だいたい「なんか違う」となるかなと。
「カッコいい人」と「真似できる人」

赤峰先生はカッコ良くて真似できる人だと思っています。
正確にはご自身のスタイルの作り方というのを公開していますので、学ぶことで近づくことが出来る。ご自分のクラシックスタイルの考え方、普遍的なスタイルの作り方。その先は自分で考えなさいと。
子供の頃に習字の授業があったと思います。習字に例えると赤峰先生がお手本のコーディネートを提示して、それを真似して学ぶというイメージでしょうか。
逆に真似が出来ない代表例がBEAMSの西口修平氏。
これは斉藤さん。の意見というか、いろいろな人が挙げられますね。やはり崩し過ぎていて西口氏以外には合わないだろうと。正直あの身長とルックス(顔だけでなく年齢も)があってこそ。
真似をするときの注意点。

まず顔。真似をしたい有名人の写真から、顔だけを自分に置き換えて見て下さい。
次に体型と骨格。身長だけでなく、肩のラインも大事。肩のラインで具体的な例を挙げるとBEAMSの中村氏。中村氏はかなりのなで肩なので、いかり肩の斉藤さん。が同じ服を着ても全然見え方は違ってきます。
とにかくカッコいい、真似したいと思った写真に自分を当てはめる。顔、身長、肩のライン、足の細さ長さ等々。そうするとだいたい気付きます「こりゃダメかも」って。もちろん基本的なコーディネートの話しではないですよ。これはあくまで有名人が崩したコーディネートの話しです。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は有名人のコーディネートを真似することで陥る罠と難しさについてでした。真似るときに注意して欲しいのは必ず自分に置き換えてイメージすること。このスタイルカッコ良いな、なんていっていきなり服を購入すると失敗します。
特にイケメンのファッショニスタやウェルドレッサーには注意。別にイケメンは敵だ!なんて話しではなく、単純にイケメンはだいたい何でも似合うから。眺めるくらいであまり参考にはしない方がよろしいかと。
習字もそうですが真似から入るのは決して悪くはありません。しかし‥相当なお金がかかるのが大きな違い。やはり失敗したくなければしっかりとイメージをする、そして大丈夫そうなら真似をしましょう。
今回は以上です。ありがとうございました。