1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

キングスマンに学ぶ、ジャケット選びの本質

今回はジャケットの選び方について。映画「キングスマン」を観たことがありますでしょうか。実はこの映画を見たことで正しくジャケットを選べるようになったんです。

 

Manners Maketh Man. マナーが紳士を作るんだ

 

上記はキングスマンでの名言、名シーン。映画の序盤、パブでのコリンファースの言葉になりますが、このシーンでのコリンファースの後ろ姿がとても美しい。このシーンを見る前と後とではジャケットの選び方が変わりました。

 

キングスマン。

好きな映画です。特に1作目が好きでした。新作が出ないのかと思いつつも、キングスマンだけでなく、映画から学べるコーディネートとか、所作というのは多いと思います。作品としてはあまり面白くなくても、コーディネートの参考になるものもありますからね。

 

 

キングスマンから学んだこと

 

ジャケット選びで失敗したことはありませんか?

斉藤さん。はあります。YouTubeや雑誌を鵜呑みにして何度も失敗しました。イタリア等のブランドが持て囃され、業界人が口をそろえて「着心地がいい」という。

知識がないから実際に着用して違和感があっても「こういうものなのか」って思ってしまう。

 

しかし残念ながらイタリアブランドの多くは日本人やアジア人向けに仕立てていません。日本人に多い「前肩」仕様になっていません。だから肩回りに違和感が出る人は多くいます。

 

さて、キングスマンで学んだことですが、冒頭で申し上げた通り、コリン・ファース演じるハリーがパブのドアの鍵を閉めるシーンがあります。その際に腕を高く上げるのですが後ろ姿がとても美しい。

 

何を言ってるかというと、通常下の写真のようにジャケットを着て腕を上げると腕以外も一緒に引っ張られてしまうんです。それが映画のハリーが着用しているジャケットはほとんど引っ張られていないません。何が違うのか?

 

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別にこのジャケットが安物というわけではありません。着用しているのはTAGLIATORE(タリアトーレ)というファクトリーブランドのジャケットで、プロパー価格は10万弱だったと思います。

見た目のシルエットは非常にキレイで人にも褒められるのですが、肩回りに違和感があります。これはタリアトーレだけじゃなくて、今までに着用したラルディーニ、カンタレリ、LBM1911といったブランドも同じ。やはり体に合っていない。

 

良いジャケットの条件とは何か?

 

 色々ありますがざっとこんな感じでしょうか。

  • 毛芯が接着ではない、毛芯と生地をハ刺しで縫い合わせている
  • 良い生地を使っている(自然素材を使用している)
  • 型紙(パターン)が自分に合っている。

 

スーツやジャケットは何度もオーダーしました、仮縫い中縫いがあるビスポークも経験しました。その上で本質的に良いジャケットの条件は

 

体に合うこと、ジャストサイズであること。

 

これに尽きます。スーツについては手縫い云々、〇〇云々と仕様で語りがちですが、細かいところまで拘ったジャケットも体に合わなければ意味がありません。

そんなの当り前だろうという方、実は本当に体に合うジャケットを知っていますか?ジャケットを羽織ったときに感動したことがありますか?

 

そもそも服って何となく着ている人が多いのですが、その「服」というもので感動できるんです。そういう経験って本当に貴重だと思うんですよね。

 

運命の出会い?感動したジャケットとは!?

 

着心地の良いジャケットを探していろいろなブランドを試着していた時期のこと。LUIGI BORRELLI(ルイジ・ボレッリ)でジャケットを試着しました。フル毛芯、多くの箇所を手縫いしているという拘り方。とてもカッコいいのですが試着したところやっぱり肩回りに違和感がありました。

 

その後に訪れたのがRING JACKET(リングヂャケット)。

日本の実力派ファクトリーブランドです。名前はもちろん知っていましたが、当時は試着すらしたことがありませんでした。ルイジ・ボレッリの店舗から歩いて行けることから試着に伺ったのですが‥本当に目からウロコと申しますか、感動しました。

 

試着したモデルは最高峰の『RING JACKET MEISTER 206』でしたが、襟は吸い付くようで肩に違和感もなし。試しに腕を上げてみたらスッとあがってビックリ。

今までパターンオーダーもしましたが、これほどしっくりと来たのは初めての経験でした。あまりにも感動したのでいろいろとお話を伺ったんですが、斉藤さん。が何故インポートブランドを着て肩に違和感があるのかが理解できました。

 

日本人の多くは、身体の背面よりも前面の筋肉が発達しているため、肩が前方に出ているという前肩体型をしているそうです。ここが欧米人と異なるため、インポートブランドを着ても着心地が半減してしまうとのだとか。

これが出会いとなって、リングヂャケットでスーツやジャケットをオーダーするようになり、いまでも買い物をすようになりました。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回は映画「キングスマン」に観たことで自信が着てきたジャケットに違和感を覚え、その結果として素晴らしいジャケットを手にすることが出来たという話でした。

この作品に出合えていなかったらどうなっていたでしょうか。さらなる通り道をして辿り着いたかもしれませんが、ひょっとしたら諦めていたかもしれませんね。

 

観たことがない人は是非一度映画「キングスマン」をご覧ください。映画としてもなかなか面白い作品ですし、コリンファースのスーツの着こなしは本当にカッコいいと思いますよ。

 

 

今回は以上です。ありがとうございました。