
今回はドレススタイル、カジュアルスタイル、そしてフォーマルについて解説します。曖昧な言葉が溢れるファッション業界、これを読めばだいたい理解できると思います。
IT業界にいるとカタカナで語る人の多さに辟易することがあります。カタカナや英語3文字に略した言葉を使いたがる人が多い。そしてそれはファッション業界もそう。
特にファッション用語は“雰囲気で使われる”ことが多く、正しく理解されていないケースも少なくありません。
例えば『クラシックファッション』は「クラシック(古典)」と「ファッション(流行)」で相反しちゃっています。それでもなんとなく伝わるのがファッションの世界。
今回はドレススタイル、カジュアルスタイル、そしてフォーマルについて簡単に解説します。
言葉の定義が曖昧なファッション業界。
これは昔からですが言葉が曖昧で変遷するのがファッション業界。
- 「ドレススタイル」は今は“きれいめ全般”として使われることが多い
- 「カジュアル」は“なんでもあり”化が進んでいる
- 「フォーマル」は本来厳密に定義れているもの(結婚式・式典など)
近年では広義の意味でフォーマルはドレススタイルに含まれるようですが、これはフォーマルの知識がないと失敗に繋がりかねません。
ドレススタイルとカジュアルスタイルとフォーマル。

簡単に表現すると以下のようになります。
フォーマル ─── ドレススタイル ─── カジュアル
(厳密) (きれいめ) (自由)
3つのスタイルは境界が曖昧に見えますが、実はこのように“軸”で考えると整理しやすいと思います。
フォーマルスタイル
フォーマルスタイルはドレススタイルとは別と考えましょう。
理由は、フォーマルというのは正礼装(モーニングや燕尾服)、準礼装(ディレクターズスーツやタキシード)のようにしっかりとルールが定められているからです。
もう1つ略礼装がありますが、これは日本独自の文化なせいかルールが曖昧です。いちおうブラックスーツ(ダークスーツ)なのですが、いろいろ識者によっても考えが異なるので割愛します。
ドレススタイル
一般的にドレススタイルとはスーツやジャケットを使ったスタイルを指します。ここの範囲がどんどん広がっているので、人によって意識に違いがあるのが現状です。
例えばスーツにネクタイをしていればドレススタイル、これは共通認識だと思いますが、スーツにTシャツを合わせた場合はどうなるのか。これは意見がわかれるところだと思います。
カジュアルスタイル
スーツやジャケットを使わないスタイル。残念ながら「何でもあり」という風潮ですが、おおよそラフで砕けたスタイルを指しています。昨今ではドレススタイル以外は全部カジュアルという感じでしょうか。
重要なのはフォーマルの扱い

ドレススタイルとフォーマルは別だと考えることをおすすめします。
またよくある誤解として「ビジネススーツ=フォーマル」という認識がありますが、これは誤りです。全く別のものなのでご注意ください。
フォーマルについてはビジネスと混同していたり、意外と間違えている人は多い印象があります。フォーマルはしっかりとルールがあるのでお気を付けください。
ドレススタイルが汎用的過ぎてわかり難いのが良くないですね。スーツと燕尾服が同じカテゴリというのは暴論だと思うんですよね。
逆に注意が必要なのはフォーマルくらいで、あとは人によって意見が異なる部分だと思います。つまりフォーマルには人の意見が入る余地がありません。(略礼装はそうとも言い切れませんが)
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はドレススタイル、カジュアルスタイル、フォーマルスタイルの考え方についてご紹介しました。参考になれば幸いです。
ちなみにビジネススタイルはドレススタイルの一部になります。
もっとも近年ではビジネスの装いにも多様性の波が押し寄せており、ビジネススタイルが曖昧になっているのが実情だと思いますが。
再三になりますがフォーマルスタイルとドレススタイルは混同しないようにしましょう。ルールがあるのがフォーマルだと覚えていただければ。
今回は以上です。ありがとうございました。