
今回インバーアランの手編みニットをご紹介。なかなか手編みのニットを手にする機会はないと思います。インバーアラン、手編みニットに興味がある方はご覧ください。
赤峰ヴィンテージセールで、このニットを見つけた瞬間に即決しました。
ベージュ×ブラウンの柔らかい配色。手編み特有の雰囲気。
どこかフェミニンで、でも土っぽい雰囲気がある。
「これは買うべきだな」と一目ぼれした一着です。
人生で“手編みのニット”を着るのはこれが初めて。
袖を通した瞬間に、なぜ人がハンドニットに惹かれるのか、少しわかった気がしました。
機械編みにはない、“ぬくもり”というか味がある。
インバーアランというブランドの魅力
今回のニットは、スコットランドの老舗ブランド「インバーアラン」のもの。
アランニットの伝統を守りながら、今もハンドニットを作り続けている稀有な存在です。
1着を編むのに40〜60時間かかると言われ、編み手によって表情が変わるのも魅力。
インバーアランはハンドメイドの”ぬくもり”と”味”が感じられるニットを作り続けているブランドだと思います。
インバーアランのハンドメイドニットをレビュー!


今回のニットは、ベージュ×ブラウンの優しい配色がまず目を引きました。
どこかフェミニンな雰囲気もあって、女性が着てもカッコよく着こなせそうな中性的な空気があります。
そしてナットボタン。
1つ1つ表情が違っていて、手仕事の“揺らぎ”がそのまま味になっている。
10年後、20年後にどう変化していくのか、今から楽しみです。
さらに、ぽてっとしたポケットの丸み。
オッサンが「可愛い」と言うのもどうかと思いつつ、これは素直に可愛い。
こういう“愛嬌”のあるディテールは、ハンドニットならでは。
ディテール解説:襟・ボタン・編み目の魅力

襟はシャツジャケットのような小ぶりのデザイン。
ベージュとブラウンの配色が相まって、柔らかい印象を作ってくれます。

ナットボタンは先ほど触れた通り、個体差が魅力。
経年変化で色が抜けたり、艶が出たり、“育つボタン”というのはやっぱり良いものです。
そして編み目。
手編み特有のザックリとした立体感があり、光の当たり方で陰影が変わる。
機械編みでは出せない表情です。
素材表記の謎:ウール100%とコットン100%の二重表記

タグを見て思わず笑ってしまったのですが、
ウール100%とコットン100%のタグが2つ付いているという謎仕様。
どういうことなんだ、と。
触った感じでは、明らかにウール100%ではないし、コットン100%でもない。
おそらくウール+コットン+リネンあたりの混紡だと思いますが、そこはヴィンテージらしい“ゆるさ”として楽しむことにしました。
質感は軽く、秋冬というより春夏向け。
このあたりもまた面白いポイントです。
着こなしの難しさと攻略法

正直に言うと、このニットは着こなしが難しい。
買ってからしばらく試行錯誤しました。
難しさの理由は3つ。
- 配色が柔らかく、合わせる色を選ぶ
- 襟の形が独特で、インナーとの相性が出る
- 素材が軽く、季節感の調整が必要
ただ、攻略法もあります。
● 相性の良いインナー
赤峰先生から「ベージュのタートルが合う」とアドバイスをいただき、確かにその通りだと思いました。
ただ、市場にあまり無いので、染めて作るのもアリ。
他には
- 生成りのモックネック
- スタンドカラーシャツ
あたりが馴染みます。白Tは少し浮くので注意。
● ボトムス
- 濃紺デニム
- オリーブの軍パン
- オフホワイトのトラウザーズ
このあたりが相性良し。
サイズ感:ジャストか、ワンサイズ上か
今回購入したのはジャストサイズ。
悪くはないのですが、手編みニットは“ゆとり”がある方が雰囲気が出ると思います。
ヴィンテージなので難しいですが、もう1サイズ上があればそっちの方が良かったかもしれません。
軽い素材感なので、春夏の羽織りとして使うならジャストでも十分活躍します。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はインバーアランのハンドメイドニットをご紹介しました。
ハンドメイドならではの味に一目惚れして購入しました。
思っていた以上に着こなしが難しいニットですが、ベージュのタートルネックや、スタンドカラーシャツと合わせて楽しんでいます。
正直、ギリギリのフィッティングなので、もう少し痩せたい。
少なくとも太れない(笑)
今回は以上です。ありがとうございました。