
今回は、20歳前後で購入してから25年以上着続けているワークシャツをご紹介します。
「自分で育てるヴィンテージ」というテーマに興味がある方は、ぜひご覧ください。
いつ購入したのかは正確には覚えていませんが、10代〜20代前半の頃にハマっていたヒステリックグラマーのワークシャツです。
ロックやパンクの匂いがする世界観に惹かれ、当時はよく着ていました。
いまではコンサバ、クラシックスタイルが中心で、ヒステリックグラマーのアイテムはほとんど手放しました。
それでも、このワークシャツだけは派手すぎず、どこか“普遍性”があったため、気づけば25年以上手元に残っています。
25年着てわかった“ワークシャツの本質”

素材はコットン70% × ポリエステル30%の混紡。
特別上質な生地ではなく、今の自分なら選ばないかもしれません。
それでも25年以上経っても現役で着られるのだから、ワークウェアらしいタフさは確かです。
ご覧のようにシルエットはボックスシルエット。
Freeサイズで、購入当時は大きく感じましたが、年齢を重ねて体型が変わってきた今ではむしろちょうどいい。ほど良く体型を隠してくれます。
ワッペンは何度洗ってもほつれず、むしろ洗濯を重ねることで“味”が出てきました。
このあたりの作りの良さは、さすがヒステリックグラマーだと感じます。
経年変化やディテール紹介

ご覧のように、全体にうっすらと色落ちが入り、肩や袖、ポケットまわりには“アタリ”が出ています。
新品のときの表情はもう思い出せませんが、25年以上着てきた時間の積み重ねがそのまま刻まれているように感じます。
ジッパーにはくすみが出ていて、金属特有の鈍い光に変わりました。
当時どんな輝きだったのかはもう覚えていませんが、むしろこの“枯れた質感”こそ、長く付き合ってきた証のようにも思えます。
縫製は本当にしっかりしていて、ほつれがほとんど見当たりません。
25年以上、普通に洗濯機でガンガン洗ってきたにもかかわらず、この状態を保っているのは素直に驚きます。
ワークウェアらしいタフさはもちろん、ヒステリックグラマーの縫製の確かさを実感する部分です。
ディテールはワークシャツらしく、両胸にフラップ付きのポケット。
ワッペンは左胸に1か所、左袖に2か所とバランスよく配置されていて、主張しすぎず、でも確かに存在感がある。
この控えめなデザインが、長く飽きずに着られた理由のひとつかもしれません。
25年使っても飽きない理由

購入理由ははっきり覚えていませんが、ヒステリックグラマーの中では比較的主張が控えめなデザインに惹かれたのだと思います。
そのおかげで、趣味やスタイルが変わっても違和感なく着続けられました。
また、ワークシャツは大人のカジュアルにおいて本当に便利です。
柄物のTシャツ1枚だと子どもっぽく見えるところを、軽く羽織るだけで“こなれ感”が出る。
例えば写真のようにロックTをチラ見せするくらいが、今の自分にはちょうどいい着こなし方。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、20代前半――おそらく21〜22歳の頃に購入したワークシャツをご紹介しました。
ブログではスーツやジャケットといったクラシックスタイルを中心に紹介してきたため、こうしたアイテムを取り上げる機会はあまりありませんでした。
「一生モノの服」というのは、ただ高価な服のことではなく、自分で育てて、時間とともに価値が増していく服のこと。
ヴィンテージを買うのも良いですが、自分で育てる楽しさもありますよね。
服は“買う”だけでなく、“育てる”ことで一生モノになる。
このワークシャツは、そのことを教えてくれました。
今回は以上です。ありがとうございました。