今回はクラシックスタイルの花形であるジャケットについて思うことを述べたいと思います。靴が好きな人も時計が好きな人もいると思いますが、装いで一番見られるのはジャケットですよね。
先日、とある女性の方からご連絡をいただきました。
要約すると「ジャケットをオーダーしたけど肩のラインが男性的でイメージと違った」というもの。
返信させていただきましたが、「返信」の文字数では伝えるのが難しい。というか全然無理。
そのため今回はこのような記事を書くことにしました。
今回は着道楽が考えるジャケットについてです。
参考になるかはわかりませんが、「ああ、こういう考え方もあるのか」と思っていただけると幸いです。
ジャケットのスタイルは趣味であること。
ジャケットのクオリティではなく、スタイルという意味では趣味です。
これは絶対間違いない。
ナポリのような手縫い感のある柔らかいスタイルが好きな人がいれば、英国のカチッとしたスタイルが好きな人もいる。
そこは良し悪しはなく、趣味の問題‥というのが斉藤さん。の考え。
でもこれって日本人的な考えでイタリアに行ったときに思ったのは、「自分の好きなスタイルが至高、それ以外はゴミ」っていうね。えぇ。
まぁそれはそれとして、ジャケットのスタイルは趣味。これは絶対。
そうじゃないと戦争だからね。
着道楽のジャケットへの思い。
正直に言うと‥いろいろ楽しめば良くないですか?
いや、八方美人なつもりは全くないのですが、嫌でもジャケットって増えるじゃないですか。
例えば斉藤さん。が大好きなBrooksBrothersのブレザー。最初に購入したのはマディソンというクラシックなモデルでしたが、最初に試着してカッコいいと思ったのはミラノという今風なモデル。
じゃあ何でマディソンを購入したのかといえば、オンリーワンの魅力があったから。ミラノと似たジャケットは山ほどありますが、マディソンはなかなかない。
リングヂャケットの柔らかい雰囲気も好きだし、AkamineRoyalLineのようなフィレンツェスタイルも好きだし、DORSOのような南イタリアにほんのり英国を足したようなスタイルも好き。
ある意味では料理なようなものかも。
イタリアンも美味しいけど日本食も美味しい、もちろん中華だって美味しいですよね。
全部楽しめば良くないですか。これが斉藤さん。の考え。
1つのスタイル1つのブランドにこだわるのも良いけど、いろいろ楽しむのも良いんじゃないですかね。日本人だし。
究極的には‥。
自分の好きなジャケットが増えていくでしょう。
でもこれは究極的な話し。いろいろなジャケットに袖を通していった結果、方向性って定まってくると感じています。
例えば斉藤さん。にとってナポリテイストのジャケットはちょっと違う。
嫌いじゃないですが、今後増えていくことはたぶんないでしょう。noteにも書きましたが「手縫い感」に胃もたれしているので。
これも趣味というわけです。ただそれだけのこと。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はジャケットについて思うことを記事にしてみました。
同じスタイルで生地違いというのも良いですが、そもそもスタイルが違うとまたガラッと変わるのでそれはそれで楽しいと思いますよ。
まずは楽しんでみてはいかがでしょうか。違った発見があるかもしれませんよ。
ここまで書いていて難しいなって思った(笑)
だってビールだって同じ銘柄だけ飲み続ける人いますもんね。斉藤さん。はいろいろ飲んで好みを決めるタイプですが、そうでない人も多いので。
参考になる人だけ参考にしていただければと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。