今回はDORSOでオーダーしたジャケットをレビュー。ハイクオリティーオプションを付けたので比較もしたいと思います。興味がある方は是非ご覧ください。
オーダーしたのが今年の1月。その時の模様は以下の記事をご覧ください。
服好きによる「紳士の集い」vol.4 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
新春キャンペーンでお得になっていたリネンの生地から上のテラコッタカラーをチョイス。そして何より今回はハイクオリティーオプションと付けてみました。オプション全部盛りです。その分価格は上がってしまいますがそれに見合うものでしょうか?
オプションなしと比較してみたいと思います。
これからDORSOでオーダーする方は是非参考にしていただければと思います。
DORSOのリネンジャケットをレビュー!
生地はSpence Bryson(スペンスブライソン)のリネン。
とても軽量な生地で、ヘビーウェイトなリネンとは違って夏も着ることが出来そう。もっともヘビーウェイトのリネンも我慢すれば着られますし、軽量なリネンでも我慢は必要ですが。我慢の度合いが違うわけです。これ大事。
そして何より色が良い。
ブラウンはだいたい何でも好きなのですが、このテラコッタは春や夏に着たくなる、気分が上がる色ですね。室内での見え方、太陽の下での見え方、いろいろな顔を見せてくれる生地だと思います。
それでは早速ハイクオリティーオプションと通常を比較しましょう。
ゴージラインとフラワーホール
ハイクオリティーオプションにすると上衿を手縫いで付けます。これによって首への吸い付きが向上するようです。上衿を付ける際に、ゴージラインをカーブさせながら手縫いで仕上げることでこの雰囲気が生まれます。
そしてフラワーホールが手縫いとなっています。見た目に一番わかりやすいかも。
手縫い好きにはたまらないのではないでしょうか。
肩イセ・袖イセの増量
これは見るからに全然違います。
最初に見たときに「袖山が全然違いますね」って会話したくらい。肩と背中、そして型肩回りの運動量が向上するものです。
袖付けはマニカカミーチャにすることも出来ますが、今回は通常の袖でお願いしています。ここは好みですね。
着心地に影響するポイントは上衿の手縫い付け、肩イセと袖イセの増量です。ゴージラインは上衿の手縫い付けとセット、フラワーホールは見た目。こんな感じですね。
着心地に違いはあるのか?
何度も着比べた結果‥。
わかりませんでした。
まず上衿を手縫いで付けることによる首への吸い付きですが、リネンなのでもうちょっと着こまないと違いがわかり難いのだと思います。
そして肩イセと袖イセの増量ですが‥これはオプションを付けなくても十分な量なので違いがわからないのではないかと。軽い運動でもすれば差がわかるのかもしれません。
やはりウールとリネンでの比較なので正確なことはわかりませんね。
同じ生地ならもうちょっと違いがわかったのかもしれません。
サイズ感と着心地。
オーダージャケットなのでサイズ感も何もないのですが、斉藤さん。が好きな雰囲気という意味でお伝えします。ポイントは着丈ですね。お尻が隠れる着丈。
あと背中の美しさをご覧いただきたかった。変なシワが一切ない美しい背中。
着心地も素晴らしい。
いろいろなジャケットを着てきましたがトップクラスの着心地です。ビスポークもしました、普通のMTMもしました、そして今回ハイクオリティーオプションもしました。
どれも素晴らしい着心地です。ビスポークが一番着心地が良い!なんて簡単な話しでもないんですよね。だからスーツやジャケットって面白い。
上の写真はあえてブラックのコットンカットソーを合わせました。
基本ブラウンとブラックは合わないと思いますが、テラコッタのようなオレンジっぽい、または赤っぽいブラウンは結構合うと思っています。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はDORSOでオーダーしたリネンジャケットをレビューしました。
ハイクオリティーオプションを付けてジャケット、そして通常版のジャケットで違いについて紹介させていただきました。検討している方の参考になれば幸いです。
ちなみにフルオプションでだいたい50,000円ほど価格がアップします。
このジャケットは13万円くらいだったのでオプションを付けて18~19万円ほどでした。そこも加味して検討していただければと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。