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RINGJACKET MEISTER 206 購入&着用レビュー!

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最初に購入したRINGJACKET MEISTER 206のジャケット。既成ジャケットとしては国内最高峰、最高級だと思います。興味がある方はどうぞ。

 

 

2017/11/11の記事をリライト。

古い記事なので大幅に加筆修正したいと思います。写真とかは当時のものを活かしつついろいろ見直します。当時は購入、着用をそれぞれわけて記事にしていましたが、リライトするにあたって1つの記事にまとめました。

 

www.1978.tokyo

 

こちらで購入したマイスターモデルのジャケットが素晴らしかったので、その年の秋冬に206を購入してしまいました。この後には206でオーダーも数着したのですが、何だかんだでこのジャケットが一番着心地がいいという不思議。

 

 

マイスターとマイスター206って何が違うの?

 

どちらもハンドメイドのモデルですが、一番大きな違いは襟になります。

「マイスター206」では、アイロンで襟を曲げつつ上襟を後付けしています。そうすることで首全体への吸い付きが向上して、より良い着心地とより美しいシルエットとなる‥と説明を受けました。

首への吸い付きや、体へのフィット感なんかはマイスターモデルとは大きく異なることは以下の記事でも書きましたのでご参照ください。 

www.1978.tokyo

 

ちなみに“206”はリングヂャケットの大阪・貝塚工場の番地名だそうです。

当時206モデルが購入できるのは東京の青山店と大阪の淀屋橋となっていました。(この記事をご覧になられるタイミングではわかりません)

 

RINGJACKET MEISTER 206のジャケットをレビュー!

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購入したのは「BRITISH WOOL & TEXTURE /PRINCE OF WALES CHECK JACKET」というモデル。生地はLOVAT(ラバット)のツイードで写真の通りブラウンです。落ち着いた色味とクラシカルな柄で幅広く使えるジャケットだと思います。

英国生地らしいザックリとした重い目付の生地です。

カジュアルなジャケットではありますが、タイドアップしてビジネスでも着ています。

サイズは46でウエストを44に絞るような補正をしていただきました。

 

この夏に購入したマイスターモデルは44をベースに補正をしていただいたので、ちょっと意外でしたが結果として素晴らしい着心地のジャケットに仕上がったと思います。

ただ購入してから6年以上が経過して太った結果、残念ながら当時の着心地は得られなくなってしまいました。もちろん今でも良い着心地なのですが、当時の吸い付くような着心地ではなくなってしまいました。

 

こだわりポイント① 袖の処理

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袖の処理は「手縫い本切羽」にしました。これはもうホントに悩みました。

秋冬だから袖口は開けないかな、とも思ったんですがここでケチっても仕方がないということ、ハンドメイドモデルなのに袖口はマシンメイドってどうだろうってこと?

店員さんに勧められたこともあって手縫いにしました。

 

ちなみにお値段は以下のとおり。

マシンメイドの本切羽:3,000円

手縫いの本切羽   :9,000円(超)

3倍以上高いんですね。そりゃ悩むわって思いませんか。

 

こだわりポイント② 襟裏のヒゲ

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さすがのリングジャケット、襟を立ててもカッコいい。本当に細かいところまでこだわっていることがわかる襟裏だと思います。

 

こだわりポイント③ かぶせ襟

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これがパッと見でわかるところは「ゴージライン」です。

上衿と下衿ところを縫い合わせているところを「ゴージライン」というのですが、下の画像と比べていただくとゴージラインの縫製線がわかりにくいのが伝わると思います。下のポールスミスのジャケットはゴージラインの縫製線がはっきりしていますよね。

 

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この「かぶせ襟」をするのこによって吸い付くような着心地になるのだとか。

下のポールスミスがダメというわけではなく、既製服で「かぶせ襟」というのが普通ではないとのこと。通常、フルオーダーなどの仕立の技術なんですね。

 

着用感と着心地をご紹介。

 

既成のジャケットとは思えない着心地です。

当時マイスターモデルと着比べて明確な違いを感じることが出来ましたから。ただ価格程の違いがあるのか、と問われると‥といった感じでしょうか。

一番の違いはやはり首から背中に向けた吸い付きです。あと肩回りがとても良かった。特に腕を組んだときの包み込まれるような感覚。これは他の206にもなかった感覚です。

 

リングヂャケットの中で最もハンドを駆使したモデルですが、当時のジャケットはそこまで手縫い感を強調していないんですよね。これくらいが好みだったのかもしれません。

 

 

 

着こなしとしてはブラウンでまとめることが多いです。

もちろんブラウンなのでネイビー系も相性が良いし、何気にピンクも合うのでピンクのシャツを合わせたりすることもあります。

ツイードってやっぱり良いですよ。耐久性も高いし着れば着るほど味が出るし、何より暖かい。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回はRING JACKET MEISTER 206のジャケットを購入レビューしつつ、着用レビューもしました。冒頭で申し上げた通りこの記事はリライトしたものです。

当時の写真や雰囲気を残しつつ加筆修正しました。

 

このジャケットを購入してから6年以上経過しました。

今でもワードローブで1軍で活躍してくれていて登板回数は少なくありません。斉藤さん。のツイード好きを決定づけたジャケットですね。

 

ただリングヂャケットマイスター206はお高い。こちらのジャケットは購入当時25万くらいだったと思いますが、今はもっとお高くなっていますから。

もちろんクオリティは素晴らしい。ただなかなかおすすめし難い価格ですね。

 

でもやっぱりジャケットなんかそんなに違いがあるの?って思っている方に是非一度試着していただきたい。安価なものとは世界が違うと思います。きっと斉藤さん。と同じように感動するのではないかと思います。

 

 

今回は以上です。ありがとうございました。