今回は新企画です。当ブログではアイテムレビューを数多くしていますが、レビューした後どうなのか?数年経って変化はあるのか?気になっている方もいるでしょう。そんな声にお応えする企画がスタートです。
記念すべき第1回は2017年7月にレビューしたRING JACKET MEISTERのジャケット。
当ブログは2017年7月から開始しているので、ブログを始めてすぐですね。
4年以上前と考えると隔世の感がありますね。
当時のレビューはコチラ。
RINGJACKET MEISTER 購入レポート! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
RING JACKET MEISTER206を試着して感動したものの、価格的に手が出せずにワンランク下げたものをセールで購入する。それが正にこのジャケットなんです。
お直しを含めて9万円前後だったと思います。
体型に合わないにもかかわらず、イタリアにかぶれていた斉藤さん。が出会ったメイドインジャパンのジャケット。正しいフィッティングに目覚めるきっかけになったジャケットを今再評価します。
RING JACKET MEISTERのジャケットを再レビュー!
春夏のジャケットでとても軽い仕立てです。
ジャケットの型は最近見なくなった「No-254H」です。
生地は北イタリアの「E・THOMAS」社で、シルク54%、リネン27%、ウール19%という春夏らしくそして贅沢な生地ですね。
春夏らしいといえば生地の色味もそう。
ネイビー×ホワイトのチェック柄で、春夏に映えるカラーリングですよね。
リングヂャケットマイスターといえば206ラインが出来るまでは最高峰のラインでした。手縫いを駆使した柔らかい雰囲気は206に劣るものではありません。
近年のリングヂャケットはラグジュアリー化が進んでいて、マイスターラインがベースになりつつありますが、強気の理由は「手縫いの味」にあるのでしょう。
ジャケットのシルエットも独自性がありますが、マイスターライン、206ラインは手縫いの雰囲気を前面に押し出しています。これはもうやり過ぎなくらいに。
でもそこで他との差別化を図っているんですよね。
そしてその手縫いというのも見かけだけでなく、きちんと着心地にも反映されています。この辺はさすがです。
10段階評価で何点なのか?
ここまでズバッと点数を出すブログもなかなかないでしょう。
このジャケットも数年着込んできました。いろいろなブランドのジャケットを着てきました。
その上でこちらのジャケットに点数を付けるとすると‥
10段階評価で7点です。
まず着心地ですが、今まで着てきた中で最高ではありませんが最高峰です。
生地も良いし春夏映えするし良いんですよ。
ここまでなら8点。
ただ残念ながら着丈が短い。
これによって点数が下がってしまっています。
これは当時軽いジャケットが持て囃されていて、ジャケットの着丈も短かったんですよね。リングヂャケットはその時代のトレンドを意識したモノづくりをすることもあって、このジャケットの着丈は一般的な長さよりも2~3センチ短い。
それを良しとするかどうかは人それぞれ。
斉藤さん。的にはマイナス要因になります。
写真左が今回紹介したジャケット。
明らかに短いのが伝わるかと思います。
着丈の重要さについてはこちらの有料記事で語っています。
マニアック!?ジャケットの『着丈』は細かいけど重要です。|斉藤さん。|note
RING JACKET MEISTERのジャケットを使った装い。
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ノータイでカジュアルに着るも良し、タイドアップも良し。
シーンを選ばないので便利です。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は新企画である「再評価シリーズ」をご覧いただきました。
今後定期的に過去に紹介したアイテムを再評価していきたいと思います。
忖度抜きの10段階評価をしていきますのでお楽しみに。
評価点は1点をツープライススーツだと思ってください。
ジャケットの形をした服として最低ラインを1点とします。
今回は以上です。ありがとうございました。