今回はメンテナンスネタです。ファッションのベーシックカラーといえば「ネイビー」ですが、気が付いたら赤く変色していたことってないですか?そんなときに皆さんどうしていますか?※2021/7/5 最終更新
当ブログで最近多くの方がご覧になってくださっているのがこちらの記事。
やはりお悩みの方が多いようなので、改めて記事を加筆修正しました。
こちらの記事は女性の方がご覧になることも多く、男女問わずお悩みの方が多いことがわかります。
ネイビーはベーシックカラーなだけに、トップス・ボトムス問わず所有していることが多いと思います。気に入っているアイテムが色あせしたらショックですよね。
こちらの記事ではお手軽な方法から根本的な「染め直し」までご紹介します。
ネイビーの色落ち(色褪せ)ってこんな感じ。
光を当てて写真を撮ったので強調されていますが、なんとなくご理解いただけるかと思います。ネイビーのアイテムは多くジャケット、トラウザーズからポロシャツ‥いろいろありますが全部同じ状態になったことがあります。
特にポロシャツなんか洗濯回数が多いのでなりやすいかもしれません。
何故色落ち(色褪せ)するのか?
大きく3つ理由があるようです。
- 紫外線
- 汗
- 洗濯
なるほどと思われる方は多いのではないでしょうか。
実際に春夏のアイテムほど色落ちしませんか?
染料(顔料)で染めてネイビーにしているので、紫外線や汗による色落ち、洗濯時の洗剤によって色落ちします。なのでいずれ前項で紹介した写真のようになってしまうんです。
ただ、色落ちし易いし難いがあるように思うんですよね。
これは完全に個人的な経験談ですが、イタリアなどのインポート物よりも日本製のものの方が色落ちし難いような気がします。
なんでかは確証がないんですが、水の質が良いと染めるときに色落ちし難くなるみたいな話は聞いたことがあります。
あと、コメントで教えてくれた方もいましたが、イタリア物は色止めをしていないものがあるんだとか。
お気に入りが色落ち(色褪せ)したらどうする?
多くの人は諦めて捨てるのではないでしょうか。
ただこれはとてももったいない。
もちろん安物であれば諦めるというのも選択肢の一つだと思います。
今回上で紹介した写真はコチラで紹介したCantarelliのジャケット。
過去記事にも書いていますが一回同じ状態になって自分で染めたことがあります。
確か2年くらい前に1回染めてまたこの状況ですから、やっぱりクリーニングに出すのはダメージが大きいってことですね。
しかし染めるのは相当面倒くさかったのでもう一回やるか?と言われるとちょっと躊躇するくらい大変です。
色落ち(色褪せ)したときに対処法2選!
2つの方法があると思います。
1つは抜本的に「染め直す」という方法。
もう1つは「補色する」という方法。
同じじゃないかと思われそうですが実はちょっと違います。
例えば黒という色。
黒く染めるときには「青・赤・黄色」を混ぜて染めるそうです。
この色の中で弱いのは「青」で青から退色するんですね。
これはネイビーも一緒で、だから赤く変色するんですね。
なのでこの「青」成分を補色するという方法を「補色」と言っています。
染め直したい。
大変ですが、染め直しというのが最も確実です。
自分で染めるのであればお金もほとんどかかりません。
DYLONを使えば700円もしないでできます。
実際にやったことがありますが、難しくはないのでやってみてもいいでしょう。
ただいろいろ面倒くさいです。理科の実験と捉えて楽しむという考えもありますが、個人的には二度とやりたいとは思いません。
ただ本当に染め直しなので、別のカラーにすることも出来そうです。あんまりかけ離れたカラーはわかりませんが、ネイビーをブラックにするのは簡単でしょう。
ただ、本当に面倒くさいですが。
お手軽に補色したい。
ドイツの「Dr. Beckmann」というメーカーが出している『ブラック&ファイバーリフレッシュ』という商品を販売しています。
こちらはブラックやネイビーの衣類と、シートを1枚~3枚ほど洗濯機に入れて普通に洗濯します。そうしたら色が復活して毛羽立ちもなくなるというもの。
お手軽にカラーリングできるという素敵商品です。
お声がけいただいてレビューしましたが、これは本当に面白いですよ。染物にも使えます。色落ちに困っている方の救世主になるかもしれません。
下の記事で実際に使ってレビューしていますので是非ご覧ください。
ネイビーの色落ちを手軽に染める!?Dr. Beckmannが凄い【PR】 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
まとめ。
いかがだったでしょうか。
ネイビーの色落ち(色褪せ)について、理由と対処法をご紹介しました。
同じ状況になったことがある方って結構多いのではないでしょうか。
気に入ってるとショックですよね。
大きく分けて「染め直し」「補色」の2つがあると思います。
簡単なのは「補色」です。洗濯時に出来てしまう時代なので。
逆に「染め直し」は大変ですが、本当に新品同様の染め直しが出来ます。
気に入っているアイテムであれば是非諦めずに対処していただきたいですね。
「染め直し」にしろ「補色」にしろ上手くいけば愛着も増すと思いますので。
今回は以上です。ありがとうございました。