スーツ業界が苦境だと言われるようになって久しいですが、今回はまた面白い記事があったのでご紹介と、記事を読んで思ったことを述べたいと思います。
スーツ業界がヤバい!限界だ!という記事は過去にも取り上げました。
スーツ販売が低迷!?紳士服大手が苦悩してるという記事をご紹介。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
1000投稿記念!スーツは今後どうなる?紳士服大手の苦境から考える。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
コロナ禍になる前は2極化していたと思います。
- 苦境の既成スーツ屋(青山・青木・コナカ等)
- 活況のオーダースーツ屋
これがコロナ過になってアパレルが全体的に沈んでいますから、おそらくオーダースーツも苦しいのだと思われます。
実際に先日とある方に伺う機会がありましたが、やはりオーダースーツも厳しいと仰ってました。もちろん全てのショップが当てはまるわけではないかもしれません。
ただ単純にテレワークになって、外に出なくなれば需要は減りますよね。
斉藤さん。のようにテレワークでもスーツを着用する人は少ないでしょうから。
今回の記事は斉藤さん。とは真逆の考えの方が書いているので面白かったです。
是非ご一読ください。
記事の紹介はコチラ。
ちょっと長いですが是非読んでいただきたいですね。
簡単にまとめると‥。
・国内スーツの販売はピークだった1992年から約20年で7割減少した
・スーツ文化を守るためにスーツを「制服化」して支給したらどうか
こんな感じで、制服化することのメリットもいろいろ書かれています。
面白い視点ですよね。考えもしなかった。
皆さんはどう思われましたか?
この記事を読んで思ったこと。
記事を全否定したいわけではありませんが、斉藤さん。とは真逆の考え方です。
昔はスーツがビジネスマンの制服でした。
だからこそ売り上げが立っていたのですが、時代が変わって制服ではなくなったわけですね。服装だけでなく、働き方も多様性の時代になりました。
この筆者はスーツ文化を守るために再度「制服化」しようと言うわけです。
もちろん本当の意味で「制服化」なので企業から現物支給。
個人的には勘弁してくださいと。
なんとなくスーツらしきものを着ていればいい時代がやっと終わりつつあります。
これは何も考えずに服を着ていた時代が終わるという見方も出来ます。
実は年配の方に脱スーツが出来ない人が多いですよね。
何も考えずにスーツを着る、服を着るということをしていたがために、何を着たらいいかがわからない。
もちろんカッコよく着ている年配の方もいます。
でも正直少ないと感じています。
ここまで読むと斉藤さん。がスーツ嫌いのように見えますがもちろん違います。
スーツが好きだからこそ「制服化」はやめて欲しい。
スーツの市場が元に戻ることはないと思います。その一方でなくなることもないと思います。
スーツは結局「男を一番カッコよく見せる服」なので絶対になくならない。
いずれ揺り返しがくると思います。その時が楽しみですね。
そもそもサステナブルの考えでいくと‥。
スーツだけではありませんが、ポリエステルとかの化学繊維は今後減っていくと思うんですよ。たぶん。
そう考えると青山とか青木の安価なスーツって今後厳しくなっていくと思うんです。
というのも企業によっては販売機からペットボトルをなくしてたりしますよね。
フランス?だったかはお弁当のポリ容器を禁止したとか。
この流れは今後逆行することはないと思うので、いずれは化学繊維なんかも厳しくなっていくんじゃないかと。
例えば混紡率が服の10%以下じゃないとダメ、とかね。
話しが遠回りしましたが、ペットボトルをNGと言ってる企業が、スーツを「制服化」するときにゴリゴリの化学繊維ってどうなんでしょうか、ということ。
ウール100%とかコットン100%の良いスーツを支給してくれるのでしょうか。
まぁありえない話ですが(笑)
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はスーツについて面白い記事があったのでご紹介しました。
面白い考えだなーとは思いますが、斉藤さん。とは真逆の考えですね。
スーツの制服化は時代を逆行することになるのかなと。
むしろ追い込まれてから復活する際にカッコいい人が増えると思っています。
いや、そう信じています。
皆様はこの記事をご覧になってど思われましたか?
是非コメント欄から教えてくださいね。
今回は以上です。ありがとうございました。